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Process Explorer
現在動作しているプロセスの親子関係を階層表示できるタスクマネージャー。2ペイン型の画面で、起動すると上ペインに各プロセスの実行ファイル名やプロセスID、CPU使用率などをツリー形式で表示する。サービスプロセスの背景は薄赤色に、サービスではないプロセスの背景は薄紫色と、プロセスの種類に応じて分かりやすく色分け表示される。上ペインでいずれか1つプロセスを指定すると、下ペインにそのプロセスが使っているファイルやレジストリなどのハンドル情報が一覧表示される。ここで、[View]-[Lower Pane View]-[DLLs]とメニューをたどれば、そのプロセスが利用しているDLLを下ペインに一覧表示することができる。また、ファイル名などをキーワードに検索して特定ハンドルを使っている全プロセスを一覧表示することも可能。たとえば、消したいファイルが使用中で削除できなかったときに、どのプロセスが当該ファイルを使用しているのか調べることができる。[Ctrl]+[Shift]+[Esc]キーを押すなどしてWindows標準のタスクマネージャーを呼び出そうとした際に、代わりに本ソフトが起動するように設定することも可能。
Game Booster
画面上のボタンをワンクリックするだけで、ゲームプレイ時に不要なWindowsサービスなどを一時的に停止させ、快適なゲームプレイを可能にするソフト。一時停止させたサービスなどは、再度ボタンをクリックすれば復帰させることが可能。また、“GameBox”機能からゲームを起動すると、デスクトップをアイコンやウィンドウなどが表示されないゲーム専用のデスクトップへ変更し、パソコンを純粋なゲーム機のようにもできる。そのほか、グラフィックボードをはじめとする、ゲームに関係のあるドライバーに未更新のものがないかチェックする機能なども備える。
svchost viewer
“svchost.exe”の詳細情報をツリー形式で閲覧できるソフト。“svchost.exe”は、関連のある複数のWindowsサービスを一括管理している特別なプログラム。Windowsではサービスのグループごとに複数の“svchost.exe”が起動しているのが普通だが、「タスクマネージャ」では基本的な情報しか得られない。本ソフトを使えば、OS内部に存在する“svchost.exe”と、それが管理するサービスの親子関係をわかりやすくツリー表示できる。個々の “svchost.exe”やWindowsサービスの詳細情報も閲覧できるので、“svchost.exe”のCPU使用率が100%になったときなど、OSが不調の際の原因究明などに役立つ。詳細情報画面では、メモリ消費量やアクティブスレッド数などの“svchost.exe”に関する情報を表示可能。ツリー上で選択したWindowsサービスの起動モードやサービスの種別・状態などといった情報も閲覧できる。 なお、動作には.NET Framework 2.0以降が必要。
Windows遅延起動スタートアップTool
Windowsの起動時に任意のソフトを指定した時間遅らせて起動できるソフト。スタートアップに多くのソフトを登録していると、PCの起動時にすべてのソフトを同時に起動しようとしてしまい、PCの動作が重くなってしまう場合がある。本ソフトは、Windowsの起動時に任意のソフトを指定した時間遅らせて起動させることで、起動時のシステム負荷を分散、体感的なWindows起動速度を改善する。本ソフトは、まずPC起動時に本ソフトが起動し、その後本ソフト経由でタイミングをずらしたいソフトが起動する仕組み。PC起動時にタイミングをずらして起動させたいソフトは、本ソフトのウィンドウに、実行ファイルやショートカットファイルなどをドラッグ&ドロップで登録する。登録したソフトは、標準ではすべて本ソフトが起動してから120秒後に起動する設定になっている。複数のソフトを標準設定のまま登録するとすべて120秒後に同時に起動してしまうため、各ソフトごとに時間をずらしておこう。なお、Windows XP環境では.NET Framework 2.0が必要だ。
RBTray
ウィンドウ右上の[最小化]ボタンの右クリックで当該ウィンドウをタスクトレイへ収納できるソフト。本ソフトを利用すると、[最小化]ボタンを右クリックすることで、当該ウィンドウをタスクバーではなく、タスクトレイへ最小化できる。この際タスクボタンは非表示になり、タスクバーからは取り除かれる仕組み。タスクボタンが多すぎてタスクバーからあふれてしまうと、タスクバーがスクロール表示になって、タスク切り替えの際の使い勝手が極端に落ちてしまうことがある。そんなときは本ソフトを利用すると便利。利用頻度の低いソフトをタスクボタンではなくタスクトレイへ最小化しておけば、その分タスクバーを広く利用することができる。なお、本ソフトはタスクトレイ常駐型だが、ユーザーインターフェイスをもたないため、終了の際はタスクマネージャーなどから直接プロセスを終了させる必要があるので注意。
System Explorer
システム情報を徹底的に管理できる高機能なタスクマネージャー。タスクやプロセスの管理、パフォーマンスの監視といったWindows標準の「タスク マネージャ」と同等の機能を網羅しつつ、さらにIEアドオンやドライバーの詳細情報の表示・削除など、「タスク マネージャ」では閲覧できないさまざまなシステム情報を管理できる。任意のタイミングで保存しておいたPC内の全ファイル情報やレジストリの状態と、現在の状態を比較して変更点を確認できる機能も備える。また、PC内のアンインストール可能なアプリケーションを高速に一覧表示し、本ソフト上からアンインストールする機能を備えている。海外製ソフトだが、標準で“Options”メニューから日本語化が可能。
応答なしアプリ対処ツール
“応答なし”になってしまったアプリケーションを、デスクトップ上の右クリックメニューから簡単に強制終了させるソフト。
処理が重いなどの理由で固まったアプリケーションは、いわゆる“応答なし”の状態になり、マウスやキーボードによる操作を受け付けなくなる。Windows側から当該プログラムを強制終了させるダイアログが表示されるのだが、場合によってはこのダイアログが表示されるまでしばらく待たされることもある。そのような際は本ソフトを利用すると便利だ。
強制終了させる方法は、デスクトップ上の右クリックメニューに追加した[応答なしアプリの終了]という項目を選択するほか、アプリケーションが応答なしになった際に自動で強制終了させることも可能。