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パソコンのCPU、DISK、VIDEO の性能を測定してくれるベンチマークソフト。さまざまなハードウェアの組合せでの測定値が登録されており、自分の測定結果と比較できる。パーツを変えるごとにどれくらいパワーアップできたかをグラフでわかりやすく教えてくれるので、体感速度以上に満足できるかも。パソコン自作派の人におすすめのソフトだ。
「Cinebench」は、老舗の3Dグラフィックスソフト「Cinema 4D」で知られる独Maxon Computer社が無料で提供しているCPUベンチマークソフト。「Cinebench Release 20」では、3Dグラフィックスソフト「Cinema 4D Release 20」と共通の3Dエンジンを利用しており、最新CPUのレンダリングパフォーマンスを引き出せる。
ベンチマークを開始するには、画面左上の“CPU”欄にある[Run]ボタンを押すだけでよい。[File]-[Advanced benchmark]オプションを有効化すると、シングルコアのテストを追加で実施することが可能。標準のマルチコアテストと比較したスコア倍率(MP Ratio)をチェックすれば、当該システムにおけるマルチコアの恩恵を視覚化できる。[Ranking]セクションの一覧を、マルチコアテスト、シングルコアテスト、“MP Ratio”でソートすることも可能だ。
SSD(Solid State Drive)の性能を計測できるベンチマークソフト。テスト項目にはテストを行うファイルサイズごとに“16MB”、“4K”、“4K”テストを64スレッドで行う“4K-64Thrd”、“512B”の4つが用意されており、それぞれ読み取りと書き込みを計測することが可能。計測結果は、一秒間あたりのデータ転送量を表す“MB/S”か、一秒間あたりに読み書きできる回数を表す“iops”で表示できる。また、独自の計算式にもとづいたスコアも算出可能。そのほか、大小のファイルサイズと双方を混ぜた3種類のコピーを想定したコピーテストや、SSDのコントローラーがもつデータ圧縮機能のパフォーマンスを計測し、結果を折れ線グラフで表すことができる圧縮テストも用意されている。
「Geekbench」は、クロスプラットフォームで動作するベンチマークソフト。WindowsやMac、Linuxに加え、iOSやAndroidを搭載したモバイル端末でも動作する。また、操作がシンプルな点も特徴。ボタンを押すだけでCPUやGPUコンピューティングのスコアを測定できる。基本的に有料のソフトだが、共有サイトへスコアを自動で投稿するトライアウトモードであれば無料で利用可能。
GPUコンピューティングのベンチマークでは、次世代グラフィックスAPI「Vulkan」をサポート。ステレオマッチングなどのコンピュータービジョン処理やフィーチャマッチングをはじめとする拡張現実タスクに対応したテスト機能も備えている。
なお、「Geekbench 5」系統は旧バージョンとのスコア互換性が失われており、新しいスコアは“Intel Core i3-8100”を“1,000”としたものとなっている。
「PCMark 10」は、PCのアプリケーション実行における総合的なパフォーマンスを計測するベンチマークソフト。Webサイトの閲覧、ビデオチャット、ドキュメントの作成と表計算ソフトの利用、写真やビデオの編集、ゲームといった、実際によく使われるアプリケーションとその利用シーンに即したテストを行うことで、システムのリアルなパフォーマンスを計測・数値化することができる。
エントリー向けの“Basic Edition”は無償で利用可能で、メインテスト“PCMark 10 benchmark”を無制限に実行することが可能。ベンチマークテストの結果はオンラインに保存される。
「PCMark 8」は、動画やDirectX 9を使ったゲームのグラフィック表示、Webブラウジングのパフォーマンスなどのほか、ビデオチャットをした際などの測定が可能。無償で利用可能なBasic Editionでは、低価格帯のタブレット・ノート・デスクトップPC向けの“Home test”のほか、ミドルレンジ向けのPC向けの“Creative test”、オフィスのPC向けの“Work test”が利用できる。“Battery life testing”や“Applications test”といった目的別の詳細なテストが行えるAdvanced Editionは49.95米ドル、商用利用も可能なProfessional Editionは1,495米ドルのライセンスを購入する必要がある。
「PCMark 7」は、基本的なテスト“PCMark test”のみが行えるBasic Editionを非商用に限り無償で利用可能。“Entertainment test”“Creativity test”といった目的別の詳細なテストが行えるAdvanced Editionは39.95米ドル、商用利用も可能なProfessional Editionは995.00米ドルのライセンスを購入する必要がある。
ストレージのデータ転送速度を測定できるベンチマークソフト。ローカルおよびネットワーク上のハードディスク、SSD、USBメモリ、メモリカード、RAMディスクなど、ドライブとして認識されているストレージのデータ転送速度を手軽に測定できる。測定内容は、シーケンシャルリード・ライト、512KBブロックおよび4KBブロックのランダムリード・ライトとなっているため、Windows VistaのReadyBoost機能で利用するストレージのチェックに最適だ。また、同種のベンチマークソフトは独自の数値で測定結果を出力することが多いが、本ソフトはデータ転送速度の実測値を出力するので、測定結果を分析しやすいのも特長。さらに、測定結果はレポート風のテキストデータとしてクリップボードにコピーできる。そのほか、1回のベンチマークで実行する測定回数や、測定に利用するデータのファイルサイズを数種類から選択できる。
Windows 8.1で廃止された“Windows エクスペリエンス インデックス(以下、“WEI”)”を復活させるツール。Windows 8.1では、システムのパフォーマンスを比較するための指標とし利用できる“WEI”のスコアが、コンピューターのプロパティ画面から削除された。
ただし、“WEI”を計測するコマンドラインツール「WinSAT.exe」そのものはWindows 8.1でも存在しており、“WEI”のスコアを計測することも可能。本ソフトは、この「WinSAT.exe」を利用して“Windows エクスペリエンス インデックス”の結果をGUIで表示可能にするソフト。作者の提供するWebサービスで“WEI”のスコアページを作成し、はてなブックマーク・Facebook・Twitter・Google+で共有することもできる。
「Cinebench」は、老舗の3Dグラフィックスソフト「Cinema 4D」で知られる独Maxon Computer社が無料で提供しているCPUベンチマークソフト。「Cinebench Release 20」では、3Dグラフィックスソフト「Cinema 4D Release 20」と共通の3Dエンジンを利用しており、最新CPUのレンダリングパフォーマンスを引き出せる。
ベンチマークを開始するには、画面左上の“CPU”欄にある[Run]ボタンを押すだけでよい。[File]-[Advanced benchmark]オプションを有効化すると、シングルコアのテストを追加で実施することが可能。標準のマルチコアテストと比較したスコア倍率(MP Ratio)をチェックすれば、当該システムにおけるマルチコアの恩恵を視覚化できる。[Ranking]セクションの一覧を、マルチコアテスト、シングルコアテスト、“MP Ratio”でソートすることも可能だ。
CPU、ビデオカード、メモリ、ハードディスクなどのパフォーマンスを計測できるベンチマークソフト。整数演算や浮動小数点演算といったCPUの処理速度を始め、GDIやDirectDraw、OpenGLなどのグラフィックス性能、メモリやハードディスクのアクセス速度などを計測できる。また、CPUの種類や動作クロックのほか、メモリ容量、Windowsのバージョン、マザーボード・BIOSのベンダー名といったシステム情報を取得することも可能。作者のホームページで実施されているスコアランキングには、ベンチマーク測定後に[Ranking]タブへ名前などを入力するだけで簡単に参加できる。
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