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「Syncthing」は、インターネットを介して複数の端末のローカルフォルダーを同期できる無料のツール。第三者の管理する中央サーバーを介さずに済むため、プライベートなデータを共有したい場合に向いている。通信が完全に暗号化されている点や、開発がオープンソースで行われている点なども安心できる要素と言える。幅広いプラットフォームに対応しているのも魅力。WindowsやmacOS、Linuxだけでなく、FreeBSD、NetBSD、OpenBSD、Dragonfly BSD、SolarisといったデスクトップOSがサポートされている。また、モバイル(iOS/Android)向けのアプリも利用可能だ。
「テキストみるみる」は、テキストファイルのファイルアイコンをプレビュー画像に差し替えて、「エクスプローラー」の“縮小版(特大アイコン・大アイコン)”でテキストファイルの内容を確認できるようにする無料のツール。わざわざファイルを開かなくても、冒頭部分を一目で把握できて便利だ。
設定画面でフォントとサイズ、拡張子を登録して[プログラムの登録]ボタンを押すだけでプレビューを有効化できる。プログラムの登録に失敗する場合は、アプリケーションのパスに空白がないことを確認しよう。
「VeraCrypt」は、暗号化された仮想ディスクドライブを作成・マウントできる無料のツール。2014年に開発が終了した「TrueCrypt」の流れをくむツールで、USBフラッシュドライブやHDDを丸ごと暗号化したり、Windowsのシステムパーティション・ドライブを暗号化することもできる。非システムボリュームで設定可能なパスワードの長さは128バイト(UTF-8エンコード)にまで対応する。
また、処理が重くなるなどの問題があるため、デフォルトでは無効化されているが、64bit版のWindowsではメインメモリに保存されているキーとパスワードの暗号化がサポートされている。より安全に「VeraCrypt」を運用したい場合は[設定]-[パフォーマンス]ダイアログで有効化してみるとよいだろう。そのほかにも、オープンソースのパスワード管理ツール「KeePassXC」の実装を流用し、「VeraCrypt」のメモリを管理者以外のユーザーからアクセスできなくする機構を搭載。シャットダウン・再起動中にメモリからシステム暗号化キーを消去するオプションや、システムに新しいデバイスが接続されたときにメモリからすべての暗号化キーを削除するオプションなどが用意されている。
システムクリーナー「Wise Care 365 Free」の開発などで知られるWiseCleaner製の重複ファイル削除ツール。不要なファイルを削除してディスクの空き領域を増やしたり、PCのパフォーマンスを向上させるのに役立つ。検索条件を細かく指定できるほか、空のファイルをまとめて削除する機能や、誤って削除してしまったファイルを復元する機能などを備えるのが特徴。
なお、上位の有償版「Wise Duplicate Finder PRO」では、無償版の機能に加え、重複ファイルが1つだけ残るように自動選択を行う機能が利用できる。
macOSの標準ファイラー「Finder」に搭載されているプレビュー機能“Quick Look(クイックルック)”をWindowsで再現したツール。価格は480円(税込み)で、「Windows 10 Creators Update」以降の環境の場合は、画面に表示されるパスワードを入力することで制限なしに試用が可能。
「エクスプローラー」でファイルを選択した状態でスペースキーを押すと、その場でファイルの内容をプレビューすることができる。もう一度スペースキーを押せばプレビューを閉じることが可能。わざわざ専用ソフトを起動しなくても、手軽にファイルの内容をチェックすることができる。プレビュー画面右上のボタンを押せば、専用ソフトで開くことも可能。
本ソフトは写真・動画・音声・テキストなど、単体でもさまざまなファイル形式に対応しているが、「Susie」プラグインを追加で導入すればより対応フォーマットをさらに拡充させることが可能。また、設定ダイアログでは、プレビューウィンドウを常に最前面表示にしたり、サイズを自動調整するかどうかといった挙動をカスタマイズすることもできる。
ダブルクリックで起動すると、実行ファイルのあるフォルダーに今日の日付を名前に入れたフォルダー(例:2018-02-23)を自動生成してくれるツール。その日に扱う一時ファイルを保存しておく“今日のフォルダー”を自動で生成してくれるというわけだ。また、実行ファイル(やそのショートカットファイル)にファイルをドラッグ&ドロップすると、“今日のフォルダー”を自動生成して保管することも可能。デスクトップなどにショートカットファイルを作成して、ファイルを放り込んでおけば、勝手に日付ごとにフォルダー分けして管理してくれる。
そのほかにも、本ソフトは3日前より古い“今日のフォルダー”を自動でZIP圧縮してくれる機能も搭載。過去のファイルでディスクスペースが圧迫されるのを防いでくれる。[Shift]キーを押しながら「TodayFolder」を実行すれば、設定画面にアクセスして、挙動をカスタマイズすることも可能だ。初期設定が使いにくいと感じた場合は試してみてほしい。
なお、動作には.NET Framework 4.5が必要。
削除できなくなったファイルを強制削除できるツール。他のプロセスがファイルを開いていたり、アクセス制限がかかっているといった理由で「エクスプローラー」から削除できなくなったファイルのロックを解除し、強制的に削除することができる。
使い方は簡単で、メイン画面に削除したいファイルをドラッグ&ドロップして[ロック解除&削除]ボタンを押すだけ。ファイルの右クリックメニューに追加される[強制削除]コマンドを利用して削除することも可能だ。
さまざまなプロセスやユーザーによるファイル操作を監視して、そのログを見やすく表示してくれるツール。どちらかというと、特定のフォルダーを監視して、その中にあるファイルへのアクセスを把握したい場合に向いている。
メイン画面は左右分割式の2ペイン構成になっており、左側にファイルのツリービューが、ツリービューで選択したフォルダーのアクセスログが右側のリストビューに表示される仕組み。右側のリストビューではファイル操作の種類、ユーザー、プロセス、日時などが一覧可能で、フィルタリングも行える。また、ファイル操作の種類は色分け表示が可能で、設定画面で自由に色をカスタマイズすることもできる。
さらに、システム全体のファイル操作ログを時系列で閲覧できる“Chronological View”を搭載。この画面も操作の種類、ユーザー、プロセス、日時でログのフィルタリングが行える。こちらはフォルダーを問わず、ファイルアクセスを監視したい場合に有用だ。
なお、起動時にログインダイアログが現れるが、ローカルのファイルシステムを監視するだけならば、そのまま[OK]ボタンを閉じて先に進んでしまってもよい。本ソフトはリモートPCの監視にも対応しており、セキュリティのためにファイル監視サービスへパスワードをかける機能が搭載されている。これらのリモートアクセス機能やパスワード機能を利用している場合のみ、サーバーアドレスやパスワードの入力が必要だ。
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