本記事では皆様のために【無料フォント】フリー日本語フォント10選をまとめました。ターミナルやコードエディター向けに開発されたMS製のフォント、不思議な文様が特徴の明朝体フォント、昔の怪奇映画のタイトルやお化け屋敷の看板などをイメージして制作されたフォントなどもあります。
「しょかきさらり(行体)」は、流麗・闊達な筆致の無料の手書き風フォント。年賀はがきを出すときについ頼ってしまうのが手書き風のフォント。一般のフォントと置き換えるだけで、なんとなく気持ちのこもった雰囲気になる。「しょかきさらり(行体)」は、そんなフォントを探しているユーザーにピッタリだ。
字体・字形は気分に応じて作者の好みのものを使っているとのことで、“行体”と銘打っているが草書体の文字も含まれている。また、それぞれの字は巧拙・大小・筆致が安定しておらず、全体的な統一感には少し欠ける。しかし、それがかえってデジタル感を抑え、手書きのぬくもりを演出するのに一役買っているように感じられる。また、商用・非商用を問わず利用できる点や(フォントファイルの改変・再配布、フォントを使った製作物の商標登録は禁止)、JIS第一水準の漢字までを網羅している点も魅力となっている。
マンガや絵本にピッタリなフォント。オールドスタイルなフリーの明朝体フォント「しっぽり明朝」を太らせ、アンチック体へ仕立て直したもの。“アンチック”とは、肉太のかな書体のこと。一般的な明朝体のかなと比べると線に強弱がなく、丸みを帯びた表情を持つのが特徴。素直で可読性が高く、漢字と並べても負けないことから、辞書の見出しや絵本、マンガの吹き出しに用いられることが多い。
本フォントは「築地体後期五号仮名」系明朝を下敷きにした正統派「しっぽり明朝」の雰囲気を継承しつつも、肉太で粘りのあるデザインになっており、特にカタカナはひらがなより若干太く作られていて、存在感がある。ひらがなとカタカナ、若干の記号を収録しているが、足りない漢字はアドビ製の「源ノ角ゴシック(Source Han Sans)」で補ってある。わざわざ他のフォントとの組み合わせに頭を悩まさないでも、本フォント単体で利用することが可能だ。
「なつめもじ」は、かわいらしい手書き風の無料フォント。ひらがな・カタカナ・英数字・記号に加え、JIS第一・二水準などSJIS漢字コード表に含まれている漢字をカバーしたTrueTypeフォントで、作者のサイトから無償でダウンロードできる。また、本フォントは商用・非商用を問わず無償で利用できるのも魅力。女の子が1文字ずつ丁寧に書いた――そんな感じの印象を与える手書き風のフォント。“ナツメ(棗)”とはスモモ・アンズ・モモ・クリとならび中国で“五果”と称された果物の1つ。古くから食すと対応する五臓(肝心脾肺腎)によいとされている。
「なつめもじ」と「なつめもじ抑」がラインナップされている。“無印”と“抑”の違いは、ひらがな・カタカナに個性を持たせいているかどうかだ。
「鍔(臓物篇)」は、言われないと文字に見えない無料のカタカナフォント。文字というより迷宮の地図か文様のように見えるが、実は中にデフォルメされたカタカナが隠されている。書かれている内容がわかっていればやっとカタカナであることがわかるというほど読むのが困難なのが特徴。
「鍔(臓物篇)」は「鍔」の姉妹フォントで、直線で構成されている「鍔」に対し、曲線で文字が構成されている。そのため、なにか生物を思わせる呪術的なオーラをまとっており、謎の古代文字や、魔法陣に使われる呪文といった用途に使えそうだ。
作例には1行目に“ツバフォント”、2行目に“マドノモリ”、3から5行目に“ア”から“ソ”までの50音が書いてある。なお、「鍔(臓物篇)」は1バイトフォントで、IMEをOFFにした状態で“カナ入力”の要領で入力することで、対応するカタカナを入力できる。
「鍔」は、一見すると文字というより迷宮の地図か文様のように見えるが、実は中にデフォルメされたカタカナが隠されているという無料のカタカナフォント。文字だと思って見ても何が書かれているかわからないものも多く、書かれている内容がわかっていればやっとカタカナであることがわかるというほど読むのが困難なのが特徴。
作例には1行目に“ツバフォント”、2行目に“マドノモリ”、3から5行目に“ア”から“ソ”までの50音が書いてある。「鍔」は1バイトフォントで、IMEをOFFにした状態で“カナ入力”の要領で入力することで、対応するカタカナを入力できる。
「廻募(エモ)」は、スクリプトが生み出した不思議な文様が特徴の無料の明朝体フォント。何重にも縁どられ、ところどころに波紋のような円が浮き出したデザインは、人の手で作り出したアートというより、実験室でたまたま、自然に生み出された神秘的な幾何学模様をも思わせる。小さなサイズで利用すると複雑な文様がつぶれてしまうので、大きなサイズでロゴなどに使用すると効果的だろう。“SIL Open Font License 1.1”ライセンスの下で配布されているTrueType形式のフォントなので、個人利用・商用に関わらず無償で利用可能。
「バナナスリップ」は、迫力のある極太のゴシック体フォント。ひらがな・カタカナ・英数字・記号・教育漢字(1,011文字)など1,763文字を収録するOpenTypeフォントとなっている。
インパクトを重視しつつも、どこかコミカルな味を持つのが魅力。また、収録文字が充実している点や縦書きに対応している点、ライセンスが比較的緩い点もうれしい。商標登録を除けば商用でも比較的自由に利用できる上、事前に許諾を得れば、ゲームや画像編集ソフト、映像編集ソフトなどにフォントを組み込むことも可能だ。
「なつめもじ」は、かわいらしい手書き風の無料フォント。ひらがな・カタカナ・英数字・記号に加え、JIS第一・二水準などSJIS漢字コード表に含まれている漢字をカバーしたTrueTypeフォントで、作者のサイトから無償でダウンロードできる。また、本フォントは商用・非商用を問わず無償で利用できるのも魅力。女の子が1文字ずつ丁寧に書いた――そんな感じの印象を与える手書き風のフォント。“ナツメ(棗)”とはスモモ・アンズ・モモ・クリとならび中国で“五果”と称された果物の1つ。古くから食すと対応する五臓(肝心脾肺腎)によいとされている。
「なつめもじ」と「なつめもじ抑」がラインナップされている。“無印”と“抑”の違いは、ひらがな・カタカナに個性を持たせいているかどうかだ。
昔の怪奇映画のタイトルやお化け屋敷の看板などをイメージして制作されたフォントで、極太のおどろおどろしいデザインが特徴。JIS第2水準漢字までをサポートした日本語フォントで、ホラーシーンでの利用を考慮して、“髑髏”や“閻魔”、“蟲”、“蜥蜴”といった少し難しい漢字も表示できるのもポイントだ。
「Cascadia Code」は、ターミナルアプリケーションや「Visual Studio」「Visual Studio Code」といったテキストエディターでの利用を想定して開発された無料の等幅フォント。オープンソースで開発されている。ライセンスは“SIL Open Font License 1.1”で、単体での販売こそ行えないものの、有償アプリへの組み込みも可能だ。
本フォントの特徴は、コーディング時の視認性に優れている点。加えて、合字(リガチャ)をうまく活用しており、たとえば“<”と“=”、“-”と“>”を続けて入力すると、文字を合体させて“≦”“→”のようにわかりやすく表現できる。この仕組みは「FiraCode」などでも採用されており、モダンなコーディング向けフォントのトレンドが取り入れられている。
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