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「Outlook」のメール機能やカレンダー機能の便利な使い方が、スクリーンショット付きでコンパクトにまとめられたPDF形式のマニュアル。プラットフォームごとに分けられており、Windows版に関しては、“Outlook for Windows”のメール、カレンダー、“Outlook on the web”のメール、カレンダーが用意されている。そのほかのOSでは“Outlook for Mac”のメール、カレンダー、そして“Outlook for iOS、Outlook for Android”のクイックガイドが提供されている。
「CSVイディー」は、CSVファイルの編集に便利な機能を多数備えた無料の高機能CSVエディター。カンマ区切りのデータのほか、タブ区切りのデータにも対応し、50万件までのレコードに対応する。データのソートや行・列の追加、アンドゥといった基本的な機能を備えた上で、快適にCSVファイルを編集できる多数の機能も備えている。
連続コピー・連番機能(オートフィル)を使えば、連番データや同じデータのコピーをセルの右下端のドラッグのみで行える。また、セル内に改行を含めることも可能なほか、1行に含まれるデータをカードとして表示して編集を行える“カード編集”機能も便利だ。さらに、指定した列のデータを任意の区切り文字で分割したり、結合して1つの列にまとめる機能も備える。そのほか、[Enter]キーで右のセルへ移動できるように切り替えるボタンを備えている。
また、右クリックメニューからセルの背景色やテキストの色を変更できるほか、1行目をヘッダーとして固定したり、指定した列より左側にある列の表示を固定して、右へスクロールしても常に表示することも可能。
そのほか、検索・置換機能ではヒットしたセルの背景・文字色を変更することが可能。また、検索方法を“完全に一致する”・“先頭文字が一致する”・“最後の文字が一致する”・“一致する文字がある”の4つから選択できる。
さらに、指定した列を対象に検索を行い、一致する行を抽出する機能も備えるほか、全角と半角の相互変換、大文字と小文字の相互変換、全角ひらがなと半角カタカナの相互変換といった機能も備えている。
「Microsoft Whiteboard」は、複数人で共同編集が可能な無料のオンラインホワイトボードアプリ。共同編集にはMicrosoftアカウントやOffice 365アカウントが必要。ペンやタッチで手書きした丸や三角形、四角形といった図形を自動で清書したり、四角形の中を直線で区切って自動で表に変換するといった機能を備えている。
また、任意の画像やカメラで撮影した写真をホワイトボードへ貼り付けられるほか、手書きの文字でCreative Commonsライセンスの画像を検索して貼り付けることも可能。さらに、自由に角度を変更できる定規ツールも備える。描き込んだホワイトボードはPNG形式で保存可能だ。
「Separate Install GUI」は、複数バージョンの「LibreOffice」を同じシステムにダウンロード・インストールするための無料ユーティリティ。無料のオフィスソフト「LibreOffice」ではさまざまなバージョンが存在する。そうした“最新版”や“安定版”という異なるバージョンの「LibreOffice」を同じ環境に“同居”させることが可能。例えば、最新版の「LibreOffice」を評価したいが、業務は安定した「LibreOffice」で行いたいというケースにも、1台のPCで対応できる。
とはいえ、自分でインストール先を適切に設定したり、目的のバージョンを起動するためのショートカットを作成するのは面倒だ。そこで試してみたいのが、「Separate Install GUI」だ。本ソフトを利用すると、特定バージョンの「LibreOffice」のダウンロード・インストールと、並行セットアップの管理を手軽に行うことが可能。「LibreOffice」を開発しているThe Document FoundationのWikiにも紹介されているツールなので、安心して利用できる。
「SuperXLe Basic」は、Excelを使った業務に使える汎用的な機能が100種類以上まとめられた無料のアドインで、Excel 2010/2013/2016/2019に対応している。
本アドインには、2つのシートを比較して異なる箇所を見つけることができる[シート比較]や、シート名の一覧や特定のフォルダーに含まれるファイル名の一覧を取得できる[一覧/コピー/リネーム/削除]、複数CSVの読込、ファイルのマージ、ハイパーリンク付きの目次作成など、日常業務で使える機能が豊富に用意されている。
また、インストール完了後に表示される[SuperXLe_Basic.xlamのプロパティ]のセキュリティも許可しておこう。
「Microsoft Excel」で管理しているガントチャートに“イナズマ線”を簡単に引くことができるアドイン。
ガントチャートで進捗状況を視覚化するのに便利なのが“イナズマ線”だ。最初に基準となる特定の日(本アドインでは“報告日”)におけるタスクの進捗度をバーにプロットする。
まったく進んでいない場合はバーの左端、50%進んでいる場合はバーの中央、完了した場合はバーの右端というように進捗ポイントをとり、それをタスクの上から順に下向きの直線でつないでいく。すると、稲妻状の折れ線ができあがる。これが“イナズマ線”だ。“イナズマ線”が真下もしくは右側に飛び出ている場合はタスクが順調、左側へ大きくへこんでいる場合は進捗が芳しくないことがわかる。
専用のプロジェクト管理ソフトならば、“イナズマ線”を引く機能は標準で備わっていることが多い。しかし、「Excel」で管理されたガントチャートには当然、そんな“イナズマ線”を引く機能などはない。マネージャーがその都度、手作業で引いているのが現実なのではないだろうか。
そういった手間を省いてくれるのが、「稲妻線」アドインだ。本アドインを利用すれば、タスクの“開始予定日”、“終了予定日”および“進捗率(%)”をもとに「Excel」製ガントチャートへ“イナズマ線”を引いてくれる。指定した“報告日”の“イナズマ線”はもちろん、最大999日分の履歴を同時に描画することもできる。
さらに、本アドインは“非稼働日”を設定することも可能。カレンダーで特定の曜日や日付を休暇に指定して稼働日から除外することができる。もちろん、休暇を含めてすべてを稼働日とみなすこともできる。そのほかにも複数のブックやシートの中から“イナズマ線”を描画したシートを検索する機能や、“イナズマ線”のスタイルをカスタマイズする機能を搭載。描画シートをPDF形式でファイル出力する機能も備えており、進捗状況を印刷物としてチームで共有したいというニーズにも応えることができる。
メールの誤送信を防止するために開発された「Microsoft Outlook」(アウトルック)用のアドイン。オープンソースで開発されており、ライセンスは“Apache License 2.0”。本アドインを「Outlook」へインストールすると、メールの送信前に確認ダイアログが表示されるようになる。このダイアログにはいくつものチェック項目が設けられており、すべてをパスするまで送信処理が行われない。メールの送信前に重要事項を再確認することで、誤送信を防止できる。メールの送信前に重要事項を再確認することで、誤送信を防止できるというわけだ。まるで学校へ行く前に“教科書は持ったか”“宿題は忘れていないか”と口煩くチェックを入れる母親(おかん)のような存在となっている。
本アドインを利用するには、まずチェックルールを設定しておく必要がある。設定ダイアログは、「Outlook」のリボンで[送受信]タブを選択し、「おかん for Outlook」セクションにある[設定]ボタンを押すとアクセス可能。設定ダイアログのタブに、それぞれ必要な設定を入力していこう。よく利用されるのは、[警告キーワード]機能だ。この機能は、メールの本文に指定されたキーワードが含まれていると、あらかじめ設定しておいた警告文が表示する。たとえば、“部外秘”キーワードに“アドレスを再度確認しておくこと”という警告文を設定しておけば、送信時に部外秘のメールが外部に流出しないよう警告を出すことが可能。
[名称/ドメイン]は同種のアドインでもあまり見かけない機能だが、なかなか便利だ。たとえば“インプレス”と“@impress.co.jp”を紐付けておけば、メール本文に“インプレス”が登場するにも関わらず、送信先のアドレスに“@impress.co.jp”が含まれていない場合に警告していくれる。メールを間違った会社に送ったり、送信先に含めるのを忘れたりといったミスを防ぐのに役立つ。また、[ホワイトリスト]機能にアドレスを登録しておけば、チェック項目すべてが初めからONになった状態で「おかん」が現れるので、[送信]ボタンを押すだけで簡単にメールを送ることができる。
なお、動作には.NET Framework 4.6.2以降が必要。
標準オフィスソフトとして、無料で利用可能なオフィススイート「LibreOffice」を採用しているJA福岡市が配布しているPDF形式の電子書籍。これまでにも多くの「LibreOffice」マニュアルを公開している。
『LibreOffice ver6.0 Base マニュアル(入門編)』と『LibreOffice ver6.0 Base マニュアル(データ加工・事務処理編)』では、「LibreOffice」に含まれているデータベースアプリ「Base」(「Microsoft Office」でいうところの「Access」に相当)を用いて、組み込み型データベース「Firebird」でデータを扱う行う方法が解説されている。
「Firebird」は、「InterBase」から派生したオープンソースのリレーショナルデータベース。“データベースとは?”という基本的なところから始まり、フィールド、レコード、データ型、テーブルの設計、正規化、クエリー、フォームとレポートの作成といったトピックが多くの図表を使って解説されている。また、クレジット表示さえつければ、営利目的ではない限り、頒布や改変も自由に行える。
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