PCゲームは、国内外を問わず幅広いタイトルが遊べるのが魅力です。Steamでは様々なタイトル、ジャンルをプレイすることができます。これらのゲームは、オンラインで購入することもできます。また、オンラインゲーム機では、より優れたグラフィックやサウンド、多彩な設定でお気に入りのタイトルをプレイすることができます。
しかし、すべての作業をパソコンで行えるわけではありません。数万円から数千円のノートパソコンでは、Webブラウザで動画サイトを閲覧することはできても、ゲーム機と同じクオリティでゲームを表示することはできません。
このようなパソコンを「ゲーミングパソコン」と呼びます。
ゲーミングパソコンの性能は千差万別です。明確なガイドラインがあるわけではないので、ゲームを起動しても、ちゃんとゲームが遊べないパソコンがゲーミングノートPCとされることもあります。
このような製品であっても、ゲームを楽しむための解像度や画質は十分に確保されていることになります。そのため、ドット抜けが目立ったり、動きがカクカクしたり、遅延が発生したりして、ゲームをプレイしづらくなります。
PCは、好きなゲームがすべて動作し、高解像度でプレイできることが大切です。MSIRaider 12UシリーズのゲーミングノートPCは、その点でもおすすめです。
ノートPCはデスクトップに比べて性能が低いのではと心配になることがあります。しかし、つい最近までそのようなことはありませんでした。現在では多くのノートPCがデスクトップPCに匹敵する性能を持ち、選択肢も増えてきています。
そのひとつが、Raider GE7612Uシリーズです。CPUに最新のインテルCore第12世代プロセッサーを採用。また、グラフィックスにはGeForce RTX30シリーズを、液晶には滑らかな動きを表示できる高解像度液晶を搭載しています。あらゆる要件を満たしたハイクオリティなゲーミングパソコンです。
今回お借りできたのは、Raider GE7612U 12Uシリーズに属する「GE76-12UGS-218JP」です。それでは、特徴や性能、機能などを検証していきましょう。
GE76-12UGS-218JPは、シリーズの中でも下位に位置するモデルです。しかし、14コアCPUのCore i7-12700HやグラフィックスのGeForce RTX3070 Ti 8GB GDDR6を搭載し、ゲームパソコンとして十分な性能を持っています。記事執筆時点のMSIストア価格は359,800円(税込)です。
Raider GE76 12U (GE76-12UGS-218JP) - MSIストア
一番大事なのは、ゲームの性能です。スペックからある程度の予測はできますが、本当の性能は実際に使ってみないとわかりません。
それでは、ベンチマークソフトの仕組みと、実際のベンチマークゲームがどのようなものなのかを確認してみましょう。
まずは、3DMarkのデフォルトオプションである「Time Spy」を試してみよう。このテストはかなり重く、DirecrtX12が使用されている。解像度は2560×1440ドットで動作する。
ベンチマークソフトはCPU性能とグラフィックス性能の両方をスコア化します。どちらも非常に良好です。ノートPCではCPUの性能が問題になりますが、14コア/20スレッドのCore i7-12700Hでは、このベンチマークソフトは期待通りの性能でした。
次に人気MMORPG「ファイナルファンタジーXIV 暁月のフィナーレ」のベンチマークを見てみよう。簡単にマスターできるゲームではあるが、ゲームの解像度をフルに楽しみたいなら高いグラフィックス性能が必要となる。
スコアは17881。これは「非常に快適」とされています。この高スコアは、不満なくプレイできることを意味しています。エフェクトが多く、人が乱舞するようなシーンでも、重苦しさを感じさせません。
では、もうひとつのMMO、「FINAL FATALITY XV Windows Edition Benchmark」はどうかというと、こちらはより厳密なテストになっている。作成されたのはかなり前ですが、今でも重要なベンチマークで、高性能なゲーミングパソコンの評価にもよく使われているそうです。
この画像の解像度も2560×1440ドットに設定した。
このスコアは8367で、評価は「快適」でした。非常に重いベンチマークであるため、かなり厳しい評価となることが予想されましたが、実際には予想以上に良い評価となりました。シーンによってはやや動作が重くなることもあるが、おおむねスムーズに動作しており、ゲームプレイに支障をきたすほどの重さは感じない。
こうしたゲームであれば、画質を優先しても、圧倒的なグラフィックと広い世界観を楽しむことができます。画質を優先した場合でもパフォーマンスが発揮できるのは、非常に有益なことです。
今回はFPSタイトルである『レインボーシックス シージ』を取り上げ、そのパフォーマンスを他のゲームと比較してみたいと思います。FPSはテンポが速く、遅延が勝敗のカギを握ることも少なくありません。しかし、画質が高いほど見切りがよくなります。
APIでは「Vulkan」、解像度は2560×1440ピクセル、画質はプリセットから「Highest」という設定にした。同じフレームレートを確保するため、さらに3回のテストを実施。最も高いスコアを選択した。以下はその結果です。
フレームレートには、最低、最高、平均の3種類があります。注目すべきは最低値です。処理が重くなる最低のフレームレートはこれです。つまり、平均値がどうであれ、ゲームに支障が出るということです。
この結果から、最低フレームレートである288は、少なくとも1秒間に288回の書き換えを行うのに十分であることがわかります。このことからもわかるように、十分な性能があることがわかります。
いくら高性能でも、必要な速度でグラフィックスを表示することはできない。...... ......
相手の動きをできるだけ速く表示できれば、有利になります。FPSでは、高速グラフィックスと240Hzの高速リフレッシュレートが有利に働きます。
FPSはライトなゲームが多いのですが、発売されたばかりの『レインボーシックス エクストラクション』では、少し激しい設定も可能です。気分も盛り上がってきたので、ベンチマーク機能を使って本作のパフォーマンスを簡単にチェックすることもできた。
2560×1440ピクセルに設定。プリセットの「最高」を選択しているが、「解像度品質」の設定は「100%固定」に変更されている。デフォルトの解像度設定は「ダイナミック」ですが、高いフレームレートを維持するために自動的に縮小されます。この設定では最適な視聴パフォーマンスが得られないため、そのままにしています。
その結果、平均フレームレートは107fps、最低速は60fps、最速は131fpsとなりました。重い環境でもさすがにフレームレートは上がりませんでした。フレームレートは最下位ではないものの、60fpsを確保しており、快適なゲーム体験が可能だ。このゲーミングパソコンは十分なパワーを持っています。
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ゲームは、グラフィックやCPUの性能が高ければ、より楽しむことができます。しかし、ノートパソコンではここまでの性能を実現することはできません。
その主な理由は「熱」です。
高速なCPUは大量の熱を発生させます。その性能を最大限に発揮させるためには、大型のクーラーで冷却する必要があるのです。デスクトップPCでは強力な水冷式クーラーを搭載している場合もありますが、サイズ的に限界があります。また、グラフィックスもこの問題の影響を受けます。
熱の問題を解決するために、Raider 12Uシリーズは「CoolerBoost 5」という特別な冷却システムを利用しています。このクーラーは、6本のヒートパイプと2つのファンで効率よく熱を移動させ、分散して冷却します。
スペックが高ければ性能の向上につながりますが、熱などの問題をクリアできる保証はありません。高い技術力が「Raider GE7612U」シリーズの高性能を支えている。
2つ目の速度機能として注目したいのが、MSI Centerからも調整可能な「Smart Auto」だ。これはCPUなどを自動的に制御し、あらゆる用途に最適なパフォーマンスを発揮するモードだ。Smart Autoは、パフォーマンスを最大化し、消費電力を低減するように設定を調整する。
これらの設定は、手動でカスタマイズすることも可能です。"Balanced "は電力効率と速度を、"Silent "はファンの回転数を静かに設定することが可能です。ゲームや文書作成、Web会議、動画視聴など、目的に合った設定を選ぶと、より手軽にモニターを楽しむことができます。
モニターのリフレッシュレートを調べたときに、優れたゲーム性能について触れました。しかし、特筆すべきはこれだけではありません。
まず目につくのはその大きさです。15.6インチと一般的なノートパソコンよりも大きいRaider GE7612Uシリーズは、17.3インチを実現しています。そのため、大きな画面でゲームをしたり、動画を見たりすることができます。
また、MSI独自のソフトウェア「True Color」により、ユーザーの要望に応じた最適な色表現を選択することができます。ゲーム、AdobeRGB、Display P3の3つの表示モードが用意されています。
また、別途測色器を使用し、色のキャリブレーションを行うことも可能です。この機能は、正確な色を必要とする映像や写真などの芸術的な用途に最適です。
機能面では、スピードよりもインターフェイスが重要です。ノートパソコンにはタッチパッドやキーボードが搭載されていますが、ゲームをする際にはマウスやゲームパッドが必要になる場合があります。また、クリエイティブな作業をするために、追加でディスプレイやディスプレーなどの周辺機器が欲しくなることもあるでしょう。使い勝手の悪いインターフェースでは、実用性を疑われるかもしれません。
Raider Ge76 12U」シリーズではそのようなことはありません。インターフェースは左右に1つずつ、そして前面に1つずつ、計3つあります。
上から左、右、奥、左の順です。電源やLANなど、接続する必要があるものは背面にあります。
一方、左右の側面は、USBやSDカードリーダーなどのアイテムを接続したり、取り外したりするために使用します。このレイアウトは使いやすいですね。
幸い、LAN、Wi-Fiともに2.5Gbpsに対応した高速なものです。
また、Bluetooth 5.2のワイヤレス機能にも対応しています。ゲーム機と接続して、......でゲームに使うことも可能です。
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ゲーミングパソコンの象徴ともいえるのが、ライトアップ機能です。これはキーボードや本体をより見やすくするものです。光るパソコンもあれば、単に点滅するだけのパソコンもあります。Raider Ge76 12U」シリーズでは、ライトの色やパターンを変更することが可能です。お手持ちのパソコンを気軽にデコレーションできます。
美観を目的とした装飾と思われる方もいらっしゃるかもしれません。どんなに明るくても性能に影響はありません。装飾的な要素であるというのは正しいのです。これは誤りではありません。
残りの半分は何ですか?キーごとに色を変えられるからこそ可能なことです。
ゲームではWASDキーで移動しますが、横目で見るか手探りで見るかでは違いがわかりにくい場合があります。しかし、はっきりと色を変えれば、そのキーを識別することができます。
その他のキーや、マクロ設定などで別の色にしたキーも色分けすることができます。ライトアップ機能はさまざまな使い方ができるので、機能だけでなく美しさも兼ね備えています。
設定は、SteelSeries社製の「SteelSeriesGG」というユーティリティを使って行います。これは、SteelSeriesの機器をまとめてコントロールできるソフトです。さらに使い勝手がよくなるはずです。
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Raider 12Uシリーズは、ゲーミングPCに適した仕様で、その性能を最大限に引き出します。最高のパフォーマンスを発揮できるように設計されています。非常に高速なCPU性能により、ゲームの実行はもちろん、ゲームの配信にも使用することができます。
動画編集や写真撮影など、クリエイティブな趣味に活用することもできます。ゲーミングPCは、ゲームをしない人にとっては取るに足らないものに見えるかもしれませんが、その中身は高性能なパソコンと同じように強力なものです。PCをもっとがんばりたいという方にも、きっとご満足いただける性能です。
17.3インチの大画面は、さまざまな用途に対応します。ゲームも趣味も仕事も、なんでもできるパワフルで万能なノートパソコンが欲しいという方におすすめのノートパソコンです。
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