デスクトップの全体や指定範囲のスクリーンショットを撮影できるタスクトレイ常駐型ソフト。キャプチャーした画像をTwitterやEvernoteへ直接アップロードできるのが特長で、スクリーンショットを共有したい場合に便利。
設定により、ウィンドウを指定してスクリーンショットを撮影する際に“Aero”ウィンドウの影を含めたり、ウィンドウの背景に指定した背景色を敷いて裏側にある別のウィンドウや壁紙が見えないようにすることができる。さらに、ウィンドウの透明部分をPNG画像のアルファチャンネルとして再現し、Webページへ掲載する際などに背景色が透けるようにすることも可能。
スクリーンショットを撮影する操作は、ホットキーのほか、タスクトレイアイコンの右クリックメニューやIME風のティッカーが用意されている。撮影したスクリーンショットは、PNG/JPEG/GIF形式で保存でき、表示サイズの最大幅や高さ、縮小率を設定しておけば、画像を自動で縮小して保存可能。
スクリーンショットの撮影からTwitterへの投稿までをシームレスに行えるTwitter投稿専用ソフト。スクリーンショットを撮影すると同時にTwitterの投稿ダイアログが現れ、すばやくスクリーンショットを投稿できる。スクリーンショットは、矩形選択した場所や、指定したウィンドウを撮影可能なほか、あらかじめ登録しておいたウィンドウをショートカットキーで撮影できるのが特長。またMMORPG「ファンタジーアース ゼロ」専用の機能を備えており、「ファンタジーアース ゼロ」で“戦争”に参戦すると自動で定型文をツイートできる。
投稿後は投稿ダイアログがすみやかに非表示になるので、たとえばゲームのプレイを実況する際に利用すればゲームを中断せずに画像の投稿が行える。投稿ダイアログでは、スクリーンショットの縮小画像を確認できるほか、ツイート本文を入力することも可能。また、メイン画面は画面右端にある三角形のボタンを押すことで右または下へ展開し、撮影するウィンドウを選択するプルダウンリストや、投稿時に自動追加するハッシュタグの入力欄などを表示できる。
なお、動作には.NET Framework 4が必要。
アプリケーションなどのマニュアルを作成するときに便利な画面キャプチャーソフト。本ソフトを利用すると、マウスクリックやドラッグ&ドロップに合わせて、操作中の画面を自動でキャプチャーしてくれる。このとき、あらかじめ指定したサイズでマウス周辺を撮影しつつ、マウスクリックした箇所を赤い線で囲ってくれるため、あとでキャプチャー画像を加工する必要もない。撮影した画像はプレビュー表示で確認しながら個別または一括で保存できるほか、画像が一覧表示された HTML/RTFファイルを作成することも可能だ。HTML/RTFファイルには簡単な操作説明文も自動で挿入されるようになっており、「Microsoft Word」などで手を加えるだけでちょっとしたマニュアルが出来上がる。
ブラウザゲームに特化したシンプルな画面キャプチャーツール。本ソフトを利用すると、ブラウザゲームのプレイ画面を撮影し、JPEG形式の画像ファイルとして指定したフォルダーへ保存することが可能。あらかじめ指定したタイトルをもつウィンドウを検索し、プレイ画面領域を自動検出してキャプチャーする仕組み。標準の設定は“艦隊これくしょん(艦これ)”向けとなっているが、ユーザー側で適切にウィンドウタイトルを設定すれば他のブラウザゲームでも汎用的に利用できる。
メイン画面は[撮影]をはじめとするボタンがいくつか備わったシンプルなデザインで、利用方法も簡単。“艦これ”ならば[撮影]ボタンを押すだけでスクリーンショットが撮影できる。また、メイン画面にある[連射]オプションを有効にすると、[撮影]ボタンが[開始]ボタンへ変化し、押すと毎秒5枚の間隔でキャプチャーを行える。そのほかにも[オプション]ダイアログではキャプチャーするウィンドウのタイトルやキャプチャーした画像ファイルの保存先、画像ファイルの保存形式(JPEG/PNG)をカスタマイズすることが可能だ。
なお、動作には.NET Framework 4.5以降が必要。
縦に長いWebページでも全体のスクリーンショットを簡単に撮影・共有できるUWPアプリ。アドレスバーにURLを入力してアプリバーの[撮影]ボタンを押すだけの簡単な操作で、指定したWebページ全体のスクリーンショットを取得することができる。[撮影]ボタンの右隣りにある[共有]ボタンを押せば、[共有]チャームと連携させることも可能で、たとえば撮影したスクリーンショットを「Twitter」アプリで投稿するといった処理も気軽に行える。
さらに、本アプリは他のアプリの[共有]コマンドと連携させることも可能。たとえば「Microsoft Edge」の[共有]コマンドから本アプリを選択すれば、閲覧ページ全体のスクリーンショットを簡単に撮影することが可能。
撮影したスクリーンショットは“ピクチャー”フォルダー内に作成される“QuickCapture”フォルダーへ、タイムスタンプベースの名前が付けられた状態で保存される。ドメインごとに自動でフォルダー分けされるので、あとからスクリーンショットを探し出すのも簡単だ。なお、本アプリには広告が表示されるが、アプリ内で“PRO”ライセンス(税込み200円)を購入すれば削除できる。
「Bandicam」は本格的なデスクトップ動画キャプチャーソフト。[画面録画モード][ゲーム録画モード][デバイス録画モード]という3つの録画モードを備えている。Intel、NVIDIA、AMDのハードウェアアクセラレーション機能に対応しており、画質・音質の劣化を最小限に抑えつつ、高品質・低負荷なデスクトップキャプチャーを実現する。また、機能も非常に豊富で、4K解像度のキャプチャーやタイマー録画、24時間を超える長時間キャプチャーなどをサポートしている。
画面録画モードは、デスクトップの一部を動画ファイルとして保存するモードだ。利用するには、まず[画面録画モード]ボタンを押そう。すると、キャプチャー領域を指定するためのウィンドウが現れる。これを記録したい領域へセットして[キャプチャー開始/中止]ボタン(または[F12]キー)を押せば、ウィンドウの内側のエリアが動画として記録される。キャプチャー領域ウィンドウには、さまざまなウィンドウサイズがあらかじめプリセットされているほか、[ターゲット画面選択]と呼ばれる機能が搭載されており、特定のアプリケーション領域を指定するのも簡単だ。また、フルスクリーンモードへ切り替えればデスクトップ全体を記録することも可能。
ゲーム録画モードはOpenGLやDirectXを使った比較的負荷の高いアプリケーションのキャプチャーに特化した録画モードだ。ツールバー左端の[ゲーム録画モード]ボタンを押して、OpenGL/DirectXアプリを選択し、ツールバー下側に目的のアプリケーション名が表示されれば準備は完了。[キャプチャー開始/中止]ボタンを押せば、動画キャプチャーが開始される。
デバイス録画モードは、PCと接続されたWebカメラ、キャプチャーボード、テレビチューナー、ゲーム機などの映像を取り込むためのモードだ。HDMI対応キャプチャーデバイスを利用すれば、iPhoneやAndroidの画面を録画することもできる。
そのほかにも、「Bandicam」は静止画をキャプチャーすることが可能。キャプチャー対象が適切に設定されていれば、[F11]キーで対象領域を画像として保存できる。連続キャプチャーにも対応している。
なお、本ソフトは無償で試用できるが、試用中はキャプチャー動画に透かしが追加されるなど一部機能に制限がある
「ScreenToGif」は、パソコンの画面を撮影してアニメーションGIFとして保存できる無料のツール。デスクトップの指定領域を動画キャプチャーするほか、Webカメラの映像や、組み込みのホワイトボードへの描き込みを録画して保存できる。
録画した動画の編集機能も備えており、動画のカットや2つの動画の結合、リサイズや切り抜き、透かしやテキストの挿入などが行える。また、動画をAPNG(アニメーションPNG)形式で保存したり、「FFmpeg」を別途ダウンロードして([オプション]ダイアログの[外部ツール]画面から直接ダウンロード可能)AVI形式で保存することも可能だ。
利用するには、まずキャプチャーする領域を指定する。画面中央にある透過部分が録画される仕組みになっているので、メイン画面をリサイズしたり、ツールバーにある“Size”オプションの値を調整しながら、キャプチャーしたい領域に合わせていこう。キャプチャー領域の指定が完了したら、[記録]ボタンを押してデスクトップの録画を開始する。[停止]ボタンを押せば、録画は完了だ。録画する際、“FPS(1秒当たりのフレーム数)”の値を増やしておくと、より滑らかな動画が得られるが、その分ファイルサイズは増えてしまうので注意してほしい。
このほか、デスクトップの録画時にマウスカーソルの動きに追従して録画領域を移動する機能も備えている。利用するにはまず、[オプション]ダイアログの[ショートカットキー]画面にある[Cursor following]欄でマウスカーソル追従機能をON/OFFするショートカットキーを設定する。次に、[オプション]ダイアログの[アプリケーション]画面で[Enable cursor following]オプションをONにすればよい。
なお、動作には.Net Framework 4.6.1以降が必要。
簡単な操作でゲームなどのウィンドウを動画キャプチャーできるシンプルなソフト。本ソフトは完全に無償で、撮影した動画にロゴや透かしが表示されるなどの制限はない。
キャプチャーしたいウィンドウをアクティブにし、本ソフトのメイン画面上の録画ボタンを押すか[F6]キーを押すとキャプチャーが始まり、再び録画ボタンか[F6]キーを押すと録画を停止できる。動画のフォーマットにはMotion-JPEG形式が採用されており、保存した動画をYouTubeへ直接アップロードすることもできる。
設定ダイアログからは、動画の保存フォルダを指定するほか、解像度やフレームレート、画質をカスタマイズしたり、録画開始・停止のショートカットキーを変更するといった設定が可能。また、“録画モード”プルダウンメニューでは、デフォルトの“高速 | DirectX/OpenGLモード”でうまく録画できない場合に利用する、“中速 | Windowモード”“低速 | Windowモード”へ切り替えられる。
なお、インストールすると同社の動画編集ソフト「LoiLoScope2」の体験版もインストールされるが、「LoiLoScope2」を購入しなくても「ロイロ ゲーム レコーダー」は利用可能。
スクリーンショットをすばやく共有できるサービス“Gyazo”の常駐型クライアントソフト。デスクトップ上の任意の範囲を矩形選択するだけでキャプチャーして“Gyazo”へアップロードできる。アップロードと同時にWebブラウザーで該当する画像の個別ページが開かれるとともに、クリップボードにURLがコピーされ、このURLを使ってスクリーンショットを手軽に共有可能となる。
さらに、デスクトップ上を動画キャプチャーし、アニメーションGIFとしてアップロードする機能をも備える。
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