ペンタブレットの筆圧検知にも対応する総合的なペイントソフト。グループ、ペイント、ベクター、フィルターなど、機能に応じた多くのレイヤーが用意されているほか、文字入力することも可能などペイントソフトがもつ機能は一通り搭載している。
最大の特徴は多彩なブラシ。エアブラシやサインペンといったよくあるものから、筆や鉛筆、カリグラフィブラシ、ハッチブラシ、散布ブラシ、ドライブラシ、スクリーントーンなど、初期状態で100種類以上が選択できる。また、ツールバーから[Edit brush settings]ボタンを選べば、ブラシを自作することも可能。
立体図形を描く時に便利なパース機能もあり、ガイドを利用して絵を描くことができる。また、“シンメトリーモード”を利用することで、左右対称な絵や上下対称、点対称の絵を手軽に描くことも可能。
ファイルは独自形式で保存できるほか、BMP/JPEG/PNG/TIFF/GIF/PSDなど40種類ほどの形式で読み書きが行える。PSDのようにレイヤー構造をもつファイルで保存する際、フィルターレイヤーなど特殊なレイヤーがある場合は1枚の画像に統合される。単純なレイヤー構造の場合は、レイヤーが保持された状態で出力可能。
なお、本ソフトのソースコードは作者サイトからダウンロードできる。
トーンや背景、ブラシ、有名フォントが無料で使えるマンガ制作ソフト。(株)集英社の協力を得て開発された『少年ジャンプ』公式のマンガ制作アプリで、マンガ制作ソフト「メディバンペイント」がベースになっている。簡単にコマ割りをしたり、スクリーントーンを張る機能を備えるほか、作成したデータをメディバン社のクラウド環境へ保存できるのも大きな特長。作品をクラウドで一元管理することでファイル管理の手間を省けるだけでなく、端末をまたいだ作業も容易となる。
通常のメディバンペイントとの違いとしては、『週刊少年ジャンプ』掲載作品を見本に練習できる“チャレンジジャンプ”や、同誌編集部によるマンガ描き方講座でテクニックを学べる点。同誌の新人発掘プロジェクト“ジャンプルーキー”と連携可能で、完成したマンガを本ソフトから簡単に投稿できるのもうれしい。
なお本ソフトで“マンガを描く”機能を利用する場合、メディバンのクラウドサービスへのログインが必要となる。
「CLIP STUDIO PAINT PRO」とその上位製品となる「CLIP STUDIO PAINT EX」を収録した体験版。無償の試用登録を行うとすべての機能を30日間利用可能だが、行わない場合でも、保存機能や“クリップボードから新規作成”機能などが利用できないといった機能制限のある体験版として利用可能。
「CLIP STUDIO PAINT PRO」は、ペンタブレットを使用してイラストやマンガを制作できるソフト。高機能な筆圧感知機能により、本物のペンと同様にリアルなタッチで描けるペンツール、多彩なペイント表現ができる筆ツール、効率的に着色するための着色ツールなどが用意されている。
また、ブレや乱れを抑えたり簡単にタッチをつけられる“入り”・“抜き”の設定など、さまざまな描線の補正機能などが備わっている。さらに着色に関しても、水彩風や油彩風、アニメのセル画風などさまざまな表現を行うことが可能。
加えて、24フレームまでの短いアニメーションを制作する機能も備えており、“セル固有ライトテーブル”または“キャンバス共通ライトテーブル”に登録しておいたキャラクターや背景などの画像を“ライトテーブル”レイヤーとして表示可能だ。また、編集中の画像の前後に設定された画像の色を薄めて表示する“オニオンスキン”や、イラストを動かす際の順番や速度を設定するタイムラインを備えている。
さらに、アニメーションに演出を施すことのできる「CLIP STUDIO ACTION」との連携や、MOV/AVI形式などでの書き出しなどが行える。
上位版の「CLIP STUDIO PAINT EX」では、「CLIP STUDIO PAINT PRO」で計24フレームまでだったフレーム数に制限がなくなほか、上記の機能に加えて他のソフトと連携するためにセルを連番画像へ書き出す機能などが利用可能。
このほか、複数ページの原稿を作品単位で管理できる管理機能、複数のページにまたがる作品を一括して書き出すことのできる機能なども備える。さらに、写真や画像、3Dデータを線画とトーンに自動変換できる“2DLT・3DLT変換機能”や、印刷会社への同人誌入稿に役立つ支援機能なども利用可能だ。
製品版の価格は、基本的なイラスト制作機能を備えた「CLIP STUDIO PAINT PRO」が5,000円(税込み)、高度なマンガ制作支援機能を備える「CLIP STUDIO PAINT EX」が23,000円(税込み)となっている。
「メディバンペイント Pro」はトーンや背景、ブラシ、有名フォントが無料で使えるマンガ制作ソフト。簡単にコマ割りをしたり、スクリーントーンを張る機能を備えるほか、作成したデータを作者のクラウド環境へ保存できるのも大きな特長。作品をクラウドで一元管理することでファイル管理の手間を省けるだけでなく、端末をまたいだ作業も容易となる。なお、クラウド保存機能を利用するには、同社が運営するデジタルメディアプラットフォーム“メディバン”への会員登録(無料)が必要。
また、複数人で協力して作品を制作できる“チーム制作”機能や、A4用紙600DPI相当の解像度を備えた背景・建物・スクリーントーンといった素材も提供されている。さらに、スマートフォンでマンガのネームが描けるAndroid向けアプリ「マンガネーム」とネームが共有できる。
「ScreenToGif」は、パソコンの画面を撮影してアニメーションGIFとして保存できる無料のツール。デスクトップの指定領域を動画キャプチャーするほか、Webカメラの映像や、組み込みのホワイトボードへの描き込みを録画して保存できる。
録画した動画の編集機能も備えており、動画のカットや2つの動画の結合、リサイズや切り抜き、透かしやテキストの挿入などが行える。また、動画をAPNG(アニメーションPNG)形式で保存したり、「FFmpeg」を別途ダウンロードして([オプション]ダイアログの[外部ツール]画面から直接ダウンロード可能)AVI形式で保存することも可能だ。
利用するには、まずキャプチャーする領域を指定する。画面中央にある透過部分が録画される仕組みになっているので、メイン画面をリサイズしたり、ツールバーにある“Size”オプションの値を調整しながら、キャプチャーしたい領域に合わせていこう。キャプチャー領域の指定が完了したら、[記録]ボタンを押してデスクトップの録画を開始する。[停止]ボタンを押せば、録画は完了だ。録画する際、“FPS(1秒当たりのフレーム数)”の値を増やしておくと、より滑らかな動画が得られるが、その分ファイルサイズは増えてしまうので注意してほしい。
このほか、デスクトップの録画時にマウスカーソルの動きに追従して録画領域を移動する機能も備えている。利用するにはまず、[オプション]ダイアログの[ショートカットキー]画面にある[Cursor following]欄でマウスカーソル追従機能をON/OFFするショートカットキーを設定する。次に、[オプション]ダイアログの[アプリケーション]画面で[Enable cursor following]オプションをONにすればよい。
なお、動作には.Net Framework 4.6.1以降が必要。
「メディバンペイント Pro」はトーンや背景、ブラシ、有名フォントが無料で使えるマンガ制作ソフト。簡単にコマ割りをしたり、スクリーントーンを張る機能を備えるほか、作成したデータを作者のクラウド環境へ保存できるのも大きな特長。作品をクラウドで一元管理することでファイル管理の手間を省けるだけでなく、端末をまたいだ作業も容易となる。なお、クラウド保存機能を利用するには、同社が運営するデジタルメディアプラットフォーム“メディバン”への会員登録(無料)が必要。
また、複数人で協力して作品を制作できる“チーム制作”機能や、A4用紙600DPI相当の解像度を備えた背景・建物・スクリーントーンといった素材も提供されている。さらに、スマートフォンでマンガのネームが描けるAndroid向けアプリ「マンガネーム」とネームが共有できる。
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