Windows用 Locate32
独自データベースを作成しPC内のファイルを高速で検索できる無料ファイル検索ソフト
Locate32(ロケート32 )は、PCのハードディスク内のファイルやフォルダーからデータベースを作成しPC内のファイルを検索し素早く見つけ出せるようにする無料ファイル検索ソフトです。名前や拡張子、場所やサイズなど様々な条件で簡単に検索できます。インターフェースもシンプルで簡単に見つけたいファイルやフォルダーがすぐにみつかることが特徴ですので、探したいファイルがどこにあるのかわからなくなったときやファイルの整理を行いたいときにはおすすめしたいソフトウェアです。
Locate32は非常にシンプルなインターフェースで使い方は簡単です。起動してまずデータベースをアップデートするとすぐにファイル検索が可能になります。名前や場所などを入力できるほか、サイズや更新日付などを条件に加えることができるので、「3年前に作成したWordファイル。消していないはずだけどどこに保存したかな」というような場合でも日付の設定や拡張子の設定などを行えばすぐに目的のファイルを見つけだすことができます。動作も軽快で入力とほぼ同時に結果が表示されますのでストレスを感じることはありません。設定なども詳細に行え、キーワードを入れている最中から検索が行えるインクリメンタルサーチや自動でデータベースをアップデートするスケジュール設定、簡単に操作を実行できるショットキーの設定なども可能です。
Locate32は非常にシンプルなファイル検索ソフトですが、可能なのはファイルの検索のみで管理機能は備えていません。ビューワーやファイルの圧縮・解凍機能などは備えていませんので見つけたファイルに対応したソフトウェアがなければ閲覧などはできません。多機能なファイル管理ソフトを求めているのであればFreeCommanderなどを利用するといいでしょう。またLocate32を利用しWinZipなど他の圧縮・解凍ソフトやビューワーソフトなどを合わせて利用してもいいでしょう。
Locate32はデータベースを作成し素早く簡単に求めるファイルやフォルダーが見つけられるファイル検索ソフトです。
Windows用 Ground Truth Text
画像中の文字を簡単に読み取ってテキスト保存 コピー&ペーストで文章編集も容易
Ground Truth Text(グラウンドトゥルーステキスト)は、画像中の文字を読み取り、テキストデータとして保存できる無料ソフトです。印字された文字と文字パターンを照合して特定するOCR(光学式文字認識)機能を用いて、画像中に記載された文章やコメントを全部もしくは必要な範囲だけ抜き取ることができるため、わざわざ目視で書き写すことなく、文書ファイル同様にテキスト編集ソフトへコピー&ペーストすることができます。職場や学校などで、紙の文書やポスター発表をカメラで撮影し、テキストデータ化して活用することもできるでしょう。
Ground Truth Textは、BMP、JPEG、GIF、TIFF、PNG形式の画像に対応しており、スキャナーやカメラから直接読み込むこともできます。画像中の文章で必要な部分を囲むと、囲まれた範囲内の文字を認識してポップアップ画面にテキストで表示し、クリップボードへ自動的にコピーします。コピーされた文章はMicorsoft Wordなどのテキスト編集ソフトにそのままペーストできます。また、画像の拡大、縮小や白黒表示することで文字を読み取りやすい状態に設定できる他、画像中の文字すべてを一括して読み取り、そのまま保存することもできます。
Ground Truth Textの操作画面は英語ですが、日本語の文章も読み取れます。読み取り可能な言語の設定は、まず操作画面でFileメニューからPreferencesを選択し、「Add language」と書かれたリンクをクリックします。Choose Componentsと表示された画面で「Language data」を選択すると、英語以外に日本語やフランス語、イタリア語、スペイン語など30言語の読み取りに対応します。読み取り言語はPreferencesの「Text Recognition Language」から選択します。
Ground Truth Textは、英語などのアルファベットは高い精度で読み取ることができますが、日本語の場合、画像の背景や文字のフォントによって文字化けしてしまうことがあります。また、PDFファイルからの文字の読み取りには対応していません。PDFファイルの編集には、PDFCreator やPrimoPDF 、CutePDF Writerな どのPDF変換ソフトを入手しておくと良いでしょう。
Ground Truth Textは、画像中の文字を読み取り、テキストデータとして保存できる無料ソフトです。日本語の読み取り精度が低いのが残念ですが、英語があたりまえとなった昨今、職場や学校などで英語の文書を翻訳するときに、このソフトがあれば文書を撮影や画像キャプチャーして、その画像データから写し書きすることなくテキストデータとして活用できるので、作業の効率化が図れそうです。
読み取り言語:英語、日本語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ロシア語、オランダ語、ポルトガル語、ポーランド語、中国語、韓国語、ベトナム語、スウェーデン語、フィンランド語、ノルウェー語、ウクライナ語など

Windows用 Frieve Editor
カードとリンクで自由に思考を整理
Frieve Editorは思考の整理やアイデアの発展に役立つ、マインドマップ作成ツールです。アイデアやキーワード、思考の断片をカード記録して画面上の好きな場所に配置し、他のカードにつなげていく事でマップを作成していきます。カードの配置やカード毎のリンクを自由に変更して手軽にマインドマップや組織図を作成できる点が特徴です。企画の立案や思考の整理などが効率的に行えるようサポートしてくれます。
Frieve Editorは画面上部のツールバーと、画面中央のマップエリアで構成されています。起動するとマップエリアにカードが一つ表示されます。ここにキーワードを入力したり新たなカードを追加することで、マップを作成していきます。思考の赴くままに、自由にマップを拡げたりレイアウトを変更する事ができます。配置したカードを分類ごとに色分けしたりアイコンをつけたりして、マップを分かりやすく整理することもできます。また、各カードには詳細な補足情報を入力することができます。追加した補足情報は、カードをクリックするとマップの背景に表示されます。ウィンドウを切り替えることなくカードの詳細情報を見ることが出来て便利です。
Frieve Editorのさらに注目すべき点として、全体のマップを自由に動かせるアニメーション機能があります。ツールバー内の「アニメーション」メニューを選択すると、作成したマップが自動で動きはじめます。配置されたカードやリンクがぐにゃぐにゃと有機的な動きで移動していく様子を眺めているうちに、新たなアイデアが浮かんでくることもあるかもしれません。出し終えたアイデアを、違う視点から見る為に役立つ機能です。
Frieve Editorのメニュー表示は初期設定では英語ですが、「View」メニューの「Change Language」から「Japanese」を選択することで、日本語にすることができます。また、印刷機能が用意されていますが、印刷サイズの設定は出来ません。マップサイズが大きいと用紙に収まらず印刷しても一部が切れてしまう事があるので、その場合はレイアウトを手動で調節しましょう。
Frieve Editorは思考の整理が手軽に行えるマップ作成ツールです。ブレインストーミングが効率的に行えるようにあなたをサポートしてくれます。

Windows用 AM-DeadLink
ブックマーク(お気に入り)の整理を効率的に リンク切れや重複登録を自動でチェック
AM-DeadLinkは、ブックマーク(お気に入り)やテキストファイル内のリンク切れや重複登録をチェックするためのソフトウェアです。インターネットを何年も利用していると、サイト自体が既に無くなっていたり(リンク切れ)、同じサイトが重複登録されているブックマークが出てきます。AM-Deadlinkを用いると、ブックマークをひとつひとつ手動で確認することなく、効率的に整理することが可能です。
AM-DeadLinkを起動し、ツールバーのリストから対象ブラウザーを選択すると、保存されているブックマークが一覧表示されます。リンク切れや重複を確認するには「チェック」ボタンを押しましょう。問題が無いリンクは黒字のままで、切れているリンクは赤字、別サイトに自動転送されるリンクは青字で色分けされます。「同じブックマークを探す」ボタンを押すと、重複登録されているブックマークを探し出します。
チェック完了後は、結果画面からブックマークの削除や編集を行うことができます。削除・編集を行った結果は、ブラウザーのブックマーク情報に反映されます。また、独自ブラウザーを内蔵しているため、別途ブラウザーを立ち上げずにリンク先のWebサイトを確認できる点も便利なところです。
なお、インストール画面は英語で表記されていますが、初回起動時に表示される画面で「japanese」を選択するとメニューが日本語化されます。ただ、残念ながらヘルプは英語のままで、詳しい機能や操作を調べるには、英語で記載された内容を読みこなさなければなりません。AM-DeadLinkは、ブックマークのリンク切れやリンクの重複をチェックできるソフトウェアです。ブックマークがいつの間にか大量に溜まってしまうという人は、リンク切れサイトや重複サイトが無いかチェックをしてみましょう。
Windows用 Everything
Windows Searchで発見できないファイルも高速検出
Everythingは、PCに保存されたファイルをファイ ル名で高速に検索できるソフトウェアです。あらかじめ全ドライブのインデックスが作成されるので、Windowsの検索機能よりも高速・強力な検索が可能です。作成したはずのファイルが見つからない、Windows Searchで検索しても出てこない、という時に試してみましょう。
Everythingはファイルやフォルダー名による高速検索に特化しています。画面上部の検索窓に文字列を入力すると、その瞬間から下部のリスト枠に候補のファイルを表示します。前方一致だけではなく、ファイル名のどの部分にある文字列でも部分一致で検出することができます。AND/OR検索やワイルドカード、正規表現を使った検索も可能です。オプションメニューを操作すると、任意のフォルダーを検索対象から外すこともできます。
高速検索は、ローカルディスク内の情報をあらかじめインデックス作成(データベース化)しておくことで実現しています。作者によると、約2万のファイルを持つ新品のWindows XP搭載PCなら約1秒でインデックスの作成が完了するとのことです。しかもインデックスは自動更新されるため、ユーザーが特に意識して操作する必要はなく、新しく作成されたファイルも即座に検索対象になります。
初期状態で検索対象になるのはNTFS形式でフォーマットされたディスク領域のみですが、オプションメニューにあるETP機能を利用すれば、ネットワーク上のファイルも検索できるようになります。ただし、検索先のPCにもEverythingをインストールし、ネットワークポート番号などを指定する必要があります。詳細はヘルプ(英語)で確認しましょう。メニューの日本語化には、本体をインストール後、さらにランゲージパックをインストールします。インストールが終了すると、設定画面が開くので、Languageから日本語を選択しておきましょう。
Everythingを使えば、Windowsの検索機能より、高速・確実なファイル検索が可能になります。「情報管理は整理するより検索する方が速い」ということを教えてくれるソフトウェアです。
Windows用 Facebook Friends Rank
[Chromeアドオン] よく交流しているFacebook友達をランキング形式で表示 自分と本当に仲がいいのは誰なのかわかる無料アドオン
Facebook Friends Rank(フェイスブック フレンズ ランク)は、自分が最もよく交流しているFacebook友達のランキングを表示してくれるGoogle Chrome向けアドオンです。公平に接しているつもりでも実は特定の誰かと仲良くしていている、あるいは社交辞令で友達になったけれども全く交流していない…などFacebook友達との付き合い方がわかります。
Facebook Friends RankをインストールするとGoogle Chromeのアドレスバーの横にアイコンが表示されます。
Facebookにログイン後アイコンをクリックすると、数秒後に友達の名前と数値が一覧表示されます。数値が高ければ交流が深い、 つまり相手のプロフィール画面をよく見ていたり、コメントや「いいね!」を沢山していたり、相手の投稿を読んでいるということになります。逆に数値が低ければ、自分は相手にさほど興味を抱いていないということになります。一覧表はページをリロードすると消えます。
Facebook Friends Rankはユーザー自身の行動をもとに友達ランキングを表示します。相手の行動をトラッキングするものではありません。また数字の算出はFacebookのデータに基づくとのことですが、具体的な根拠は表示されません。何故この数値なの?と疑問に思うこともあるかもしれません。
Facebook Friends Rankは、Facebook友達を「自分が興味ある順」に一覧表示してくれる無料アドオンです。そっけないフリをしてコメント投稿を自粛していても実は興味津々・・・などと暴かれてしまうので、他人には見られない方が安全でしょう。
その他便利なGoogle Chrome対応Facebookアドオン:
誰が自分を友達から外したかわかるUnfriend Finder・Facebookページに「いいね!(like)」だけでなく「なんでやねん!」も表示できるFacebook「なんでやねん!」ボタン・Facebook上の広告や「知り合いかも?」を非表示にできるF.B.Purity・Facebookの背景に好きな画像を表示できる

Windows用 SimpleMind Pro
思い付いたアイデアを図に記録しながら、考えを明確にして思考力を鍛えられるソフトウェア
SimpleMind Pro(シンプルマインド プロ)は、知識や思い付いた発想を図(マインドマップ)として作成しながら、通常よりも早くアイデアをまとめ、多くの情報を一気に得やすくできる便利なソフトウェアです。大学で論文を書く前や仕事でプレゼンテーションする前などに、このソフトを使って書く又は話す内容を整理して、より良い論文やプレゼンテーションにしてみてはいかがでしょうか。
SimpleMind Proを起動したら、「Central Theme」と書かれている項目にメインテーマを記入し、そこから連想するものや思い付いたアイデアを次々と記入しながらマインドマップを作成します。例えば大学の授業で「動脈硬化を防止するのに良い食品」についてプレゼンテーションをする場合、「Central Theme」に「動脈硬化防止に良い栄養素」と記入し、記入した項目の枠に表示される「+」マークから「食物繊維」や「イソフラボン」などの栄養素を記入していき、また「食物繊維」が含まれている食品は「ごぼう」などの小項目を追加することができるので、持ち前の知識や調べたものをどんどん図にしていきましょう。
SimpleMind Proは、項目の位置や色が自由に変更できるので、簡単に自分の見やすいマインドマップを作成することができます。また、マインドマップの背景を黒にしたネオン的なスタイルなどが豊富に用意されており、また自分で自由にカスタマイズすることもできるので、お好みのスタイルで楽しく発想を整理しちゃいましょう。発想をマインドマップにすることで、より深く考えることができるので、考えをまとめられるだけでなく、思考力を鍛えるのにはぴったりのソフトウェアです。ただし、項目のサイズを変更することができず、画像として保存ができないのも惜しい点です。画像として保存できるマインドマップソフトには、リンクを貼ってWebで公開も可能のFreeMindと綺麗にレイアウトされたマインドマップが作成できるXMindがあるので、そちらもぜひ試してみて下さい。
SimpleMind Proは、プレゼンテーションや論文の内容を整理できるだけでなく、思考力も鍛えられる一石二鳥のソフトウェアです。
Windows用 ExcelDiff
Excelファイルの差分を色付きで表示!分かりやすい差分比較ツール
ExcelDiff(エクセルディフ)は、Microsoft Excelで作成した複数の書類を比較し、違いを色付きで分かりやすく表示してくれるツールです。Wordには文書の比較機能が搭載されていますが、Excelには同様の機能はありません。ExcelDiffを使うと、Excel 97~2010で作成されたファイルの差分比較が可能です。また、比較した結果はセル単位で分かりやすく確認することができます。2つ以上のファイルやフォルダー内の複数ファイルを一括比較することも可能です。Excelファイルの差分確認を楽に、手軽に行いたいという人にお勧めです。
ExcelDiffを起動したら、まずは比較したいファイル2つを画面上にドラッグ&ドロップします。表示された画面で「OK」をクリックすると、選択したファイル2つの情報が並ぶ比較プロジェクト画面が表示されます。「全ページ比較」ボタンをクリックすると、比較結果が表示されます。比較したいシートや範囲などを指定することも可能です。比較している間は進捗が表示され、大容量ファイルでない限り長時間は待たされないので気軽に比較を行うことができるでしょう。
比較結果は、Excelシート上で確認できます。初期設定ではセルの色が明るい黄色と緑色で差分表示されます。色分けが分かりにくいという場合は、自分好みに色を変えることが可能です。「比較オプション」ボタンをクリックして表示される画面で比較に関するカスタマイズを行うことができます。色のほか、比較精度の選択、行頭の空白を無視するなど、比較に関する細かな設定を変えることができます。比較するファイルに合わせて設定内容を保存することもできるので、より精度の高い比較を行えるようになります。
ExcelDiffはXLSやXLSX、XLSM、XLSB、CSVなどのファイルの差分比較に対応しています。また、2つ以上の複数ファイルやフォルダーごとの比較を行うことも可能です。テキストファイルもCSVファイルに変換して比較することが可能ですが、テキストファイルはDFやRekisaなどのテキスト比較ツールを使った方が分かりやすいでしょう。ExcelDiffはXLSやCSVなどExcelファイルの差分を比較できるツールです。変更した内容を忘れてしまったときや、どちらのファイルが新しいか分からなくなったときにも活躍してくれるでしょう。
[v4.0.8]「隠しファイルを除外する」オプション追加ハイパーリンクの比較機能追加

Windows用 UltraFileSearch Lite
複数のファイル名や複数のドライブを同時に検索できる便利な無料ファイル検索ツール
Ultra File Search Lite(ウルトラ ファイル サーチ ライト)は非常に簡単にPC内やUSBメモリーなどの中のファイルを検索できる便利なファイル検索ツールです。ファイル名からの検索のほかファイル内の文章からの検索なども可能で設定なども可能で、検索条件の設定やサイズや日付によるソートなども可能ですので求めるファイルを簡単に見つけ出すことができます。動作も軽快ですのでWindows標準の検索機能に物足りなさを感じている人にはおすすめです。
Ultra File Search Liteは、メイン画面が2ペイン構成となっており画面下部に検索結果が表示され上部で検索ワードを入力したり各種設定を行います。操作画面は、基本的な検索を行う「Files and Folders」、ファイル内検索を行う「Containing Text」、日付やサイズでソートできる「Date and Size」、検索の設定を行える「Attributes」の4つのタブで構成され、使い方も簡単です。基本的には「Files and Folders」の「File Name」で検索したいファイルのキーワードを挿入し「Starting Folders」で検索を行うフォルダーを選びます。チェックボックスでサブフォルダーや隠しフォルダーの検索を行うかどうかも選択できます。検索されたファイルはそれぞれタブを切り替えても表示され続けますので、本文内検索や日付やサイズなどの結果でソートすることができます。
Ultra File Search Liteは非常に使いやすい検索ツールですが、無料版では圧縮ファイルを解凍して中身を読むような機能は備えていません。圧縮・解凍などの機能も備えた検索ツールが必要であれば、有料版を購入するか、豊富な機能を備えたFreeCommanderなどを利用するといいでしょう。また同様の軽快でシンプルな検索ツールとしてはデータベース作成などで高速検索が可能なLocate32などがありますので用途に合わせて利用するといいでしょう。
Ultra File Search Liteは、非常に簡単に複数のファイル名やドライブを同時検索できる便利な無料ファイル検索ツールです。