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はじめに
パソコンを利用しているとハードディスク上に保存しているファイルの断片化(フラグメント)が発生します。このファイルの断片化が多数発生すると、パソコンのアクセス速度が遅くなり、Window の動作速度が遅くなってしまいます。デフラグソフトは、このファイルの断片化を解消してディスクを修復して最適化を行い、快適な動作速度を取り戻すことができるツールです。
数か月に一度程度はデフラグを行い、パソコンを最適化するとパソコンの動作速度が快適になる場合があります。逆に、毎日のように頻繁にデフラグを実施すると、パソコンによっては調子が悪くなってしまうような不具合を引き起こしてしまう可能性もあります。あまりパソコンを使わない方はもっと間隔をあけて実施してもよいかもしれません。
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DVD、ブルーレイなどに関するご質問は、こちらの記事をご参照ください。
最近のPCの場合は基本的には不要?
最近の新しいPC(=SSD、Windows 10)であれば、次の理由により基本的にはデフラグは不要と考えて良いです。
ディスクがHDDではなくSSDの場合は、断片化の影響がほとんどありません。Windows 10 であれば自動メンテナンスの機能によりバックグラウンドで自動でデフラグが行われています。
※ あくまで「基本的には」であり、PCの使い方や環境などによってデフラグを行った方が快適になる場合もあります。お使いのPCにあわせて柔軟な対応が必要となります。
驚速デフラグ
スケジュールデフラグ機能を搭載し、日時や曜日を指定することはもちろん、スクリーンセーバー起動時や断片化の具合に応じてデフラグする設定も可能。
Windows システム実行前にデフラグを実施する「オフラインデフラグ」機能も備えています。
Smart Defrag
スケジュールを設定して毎日、毎週、毎月実施できる「スケジュールデフラグ」、Windows 起動時にシステムファイルの並べ替えを行う「ブートタイムデフラグ」、コンピューターがアイドル状態のときに自動で行う「自動デフラグ」に対応。
ドライブのファイルの断片化を解消する「デフラグ」、デフラグと空き領域の削除を行う「デフラグ+高速最適化」、プログラムの処理速度を最大限にし、データの連続性を長期間維持するようデフラグを行う「デフラグ+完全最適化」が利用できます。
Disk SpeedUp
通常のデフラグ、デフラグ+最適化により、ディスクの断片化を解消してコンピューターのパフォーマンスを最適に保つソフトです。
Windows 起動時に行うブートタイムデフラグ、毎日/毎週/毎月の定期的な実施ができるスケジュール設定、システムのアイドル時間に自動的にデフラグを行う自動デフラグなどの機能を用意します。
これらはデフォルトで無効になっているので、必要に応じて設定することで利用できます。
また、ファイル単位、フォルダー単位でのデフラグも可能です。
Quicksys Disk Defrag
デフラグ、最適化を高速で行うことができるデフラグツール。
さらに高速で実施できる Fast Defrag や Fast Optimize 機能も搭載。
途中で一時停止・再開したり、終了後にシャットダウンやログオフの指定も可能。
スケジュール設定による定期デフラグの実施にも対応しています。
MyDefrag
Windows 標準搭載のデフラグツールを使っているため、安全性の高いのが特徴のデフラグソフトです。
データディスク、システムディスクにあわせたデフラグが用意され、SSD や USBメモリー用のデフラグも用意されています。
毎日行う軽めの小幅なデフラグを対象とした「Daily」、ギャップを埋めたり、ファイルのソート行ったりする月に1回の強力な「Monthly」と10種類のメニューが用意され、デフラグの効果は Daily、Weekly、Monthly の順に高くなります。
海外製のソフトで、一部のみ日本語で利用できます。
Defraggler
ドライブ単位のデフラグはもちろん、フォルダ単位、ファイル単位で断片化(フラグメンテーション)を解消できるデフラグソフトです。
ドライブ単位で、1回のみ、毎日、毎週、毎月のスケジュール設定によるデフラグの実施が可能です。
他にもブートタイムデフラグ、空き領域のデフラグ、ドライブエラーのチェックなどにも対応し、ファイルシステムは NTFS / FAT32 をサポートしています。
Puran Defrag
通常時には使用中で移動できないファイルを再配置できる再起動後のブートタイムデフラグが可能。
デフラグ後のシャットダウン・オプションや右クリックからの個別フォルダーに対するデフラグ機能も用意されており、ディレクトリの再配置、ファイル間のギャップを埋めて断片化を回避するなどの機能も備えています。
UltraDefrag
レジストリハイブやページファイルなどのシステムファイルの再配置の実施できる「ブートタイムデフラグ」、右クリックからファイルやフォルダー単位での「個別デフラグ」機能を備えています。
デフラグ終了時にはシステムをシャットダウンできます。
海外製のソフトですが標準で日本語に対応しています。
すっきり!! デフラグ
ハードディスクに保存されている領域を整理したり、ハードディスクの不良情報をチェックしたりして、パソコンの起動やアプリケーションの実行速度などを向上、快適化します。
ウインドウズ標準でも断片化を解消するデフラグツール「ディスク デフラグ」やディスクエラーをチェックする「スキャンディスク」がありますが、本ソフトを使えば、デフラグツールでは実行できないシステムファイルの整理も行うことができ、パソコンの性能を最大限まで発揮できるようになります。
本ソフトでは、ウインドウズの起動時に常駐プログラムなどを起動する前にディスク デフラグを呼び出すブートタイムデフラグを行うため、システムファイルを含めたより多くのハードディスク領域を整理することができる仕組みです。
ソフトの実行はノーマルモードとウィザードモードがあり、ウィザード形式なら初心者でも簡単に処理を進めていくことができます。
万が一何かあったときのために、システムの復元ポイントを作成しておけるので安心です。
WinUtilities Free Disk Defragmenter
デフラグや最適化の実行ができ、ファイル名、ファイルサイズ、アクセス日時、更新日時などの順番でファイルの再配置が可能。
使用率の高いファイルにアクセスしやすい配置にすることで、より高速なシステムを実現できます。
任意のファイル名、フォルダー名を指定して、デフラグ対象外とするオプションも用意されています。
海外製のソフトですが、日本語言語ファイルを導入することで日本語で利用できます。
以上では、「驚速デフラグ」、「Smart Defrag」など2022年最強の無料デフラグソフトBEST 10をまとめて詳しく解説しました。DVD、ブルーレイなどに関するご質問は、こちらの記事をご参照ください。