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日本のアニメ作品は、世界中から高い評価を得ています。そんな人気のアニメ作品は実写化されているものが多く、ファンからの評価も分かれているのです。今回の記事では、アニメの実写化が失敗する理由と、実写化に失敗した作品例6選についてご紹介していきます。アニメ作品の実写化に興味を持っている人は、ぜひ参考にしてみてください。
アニメの実写化はなぜ失敗するのか?
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実写化されたアニメ作品に対して、「内容がつまらない」「実写化はもうやめろ」といった否定的な意見が目立ちます。一体なぜ、アニメ作品の実写化は失敗するのでしょうか?はじめに、アニメの実写化が失敗する理由についてご紹介していきます。
2次元の世界観は3次元で表現できないから
そもそも2次元の世界観を3次元で表現するのは難しいです。アニメ作品の内容は、どれも現実的ではありません。現実的ではないからこそ、見ている人が夢を抱いたり、楽しんだりできるのです。
実写には実写ならではの魅力がありますが、アニメの世界観を表現すると全くの別物になってしまいます。アニメ作品に登場するキャラクターや世界観は見る人の中で確立しているので、それらを実際の人間が演じても「何かが違う」といった違和感を抱いてしまうことになります。
中には大ヒットを収めているアニメ作品の実写化もありますが、基本的に内容が大衆向けになっていたり、キャスティングの関係で設定が変えられていたりすることも多いようです。
キャスティングに問題がある
アニメ作品を実写化する際に、人気の俳優やアイドルなどを使うケースが多いです。キャラクターの設定に合っているかどうかはさておき、今をときめく売れっ子アイドルたちが起用されています。
大衆ウケを狙ったキャスティングがされるので、ファンからの反発がますます大きくなってしまいます。人気の俳優やアイドルを起用するというビジネスモデルは昔から続いており、映画界では当たり前になっているのです。
少ない予算で制作している
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実写化してヒットするという確証があれば、CGをたくさん使ったり、大物俳優などを起用したりできます。しかし、アニメ作品の実写化にはそもそも否定的な意見が多いため、ヒットするかどうか分からないような作品に費用をかけることはできません。
戦ったり変身したりするシーンが多いアニメ作品の場合、コストカットは命取りになります。世界観を表現するためにはCGが必須となりますが、予算の関係で大事なシーンがカットされていたり、チープな映像技術が使われていたりすると駄作になってしまうのです。
アニメ作品の実写化に失敗した例【6選】
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アニメ作品の実写化が失敗する理由について知ったところで、ここからは実写化に失敗した作品例についてご紹介していきます。
【1】ドラゴンボール エボリューション
実写化に失敗した作品として有名なのが、2009年にハリウッド映画化した「ドラゴンボール エボリューション」です。主人公の孫悟空が7つのドラゴンボールを探す旅に出かけ、様々な敵と戦いを繰り広げるという内容になっています。ドラゴンボールを求める敵たちと戦う中で悟空は力を付け、最後は人類の未来をかけた戦いに挑戦します。
ドラゴンボールは日本を代表するアニメ作品でファンも多く、多くの人からその名を知られています。原作が名作であるゆえに、実写化した際のクオリティには批判的な意見が集まりました。
内容については国内だけではなく世界中から酷評されるほどで、「世界観がひどすぎる」「今まで見た映画の中で一番残念だった」などの声が集まっています。
【2】BLEACH
2つ目にご紹介するのは、2018年に実写化した「BLEACH」です。主人公である黒崎一護には幽霊が見える能力があり、一護の前に人間の魂を喰らう巨大な悪霊・虚(ホロウ)が現れるというところから始まります。
BLEACHは少年ジャンプで掲載され、世界中から高い人気を得ています。当初、BLEACHの実写化はハリウッドが手掛ける予定でしたがその計画は急遽なくなり、日本映画として作られることになったのです。そのため、映画のクオリティや内容、キャスティングなどすべてが満足のいくものにならず、興行収入も5億円ほどで予定金額を得ることはできませんでした。
実写化されたBLEACHに対しては、「内容をアレンジしすぎている」「キャラ設定が微妙」などの評価が見られました。
【3】進撃の巨人
3つ目にご紹介するのは、2015年に前後篇2部作で公開された「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」です。人間を食べてしまう巨人と人間の戦いを描いた作品になっています。
実写化された内容は原作と程遠く、アニメ作品の世界観を壊してしまっています。作品の舞台が日本になっていたり、漫画では出てこない内容に変わっていたりと、原作を無視した改変が多数おこなわれました。
結果として2作品で100億円の興行収入という目標を達成できず、収益の面でも大失敗に終わっています。原作のファンからは「内容がつまらなすぎる」「原作をリスペクトしていない」など、批判的な意見が多く見られました。
【4】北斗の拳
4つ目にご紹介するのは、1995年にハリウッドで制作された「北斗の拳」です。北斗神拳伝承者であるケンシロウは、素手で秘孔を突くという力を持っています。そんなケンシロウには最愛の人がいて、最愛の人を奪われてしまったことをきっかけにケンシロウの戦いが始まっていくという内容になっています。
内容はケンシロウVSシンについて描かれてはいるものの、南斗六聖拳や拳王の設定は全くありません。また、拳で戦うのではなく銃で戦うなど、漫画の本質となる部分まで無視されているのです。
作品を見た人からは「内容がカオスすぎる」「ツッコミどころが多すぎる」といった声が見られました。
【5】ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章
5つ目にご紹介するのは、2017年に実写化された「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」です。ジョースター家の一族・ジョジョと敵がスタンドという特殊能力を使って死闘を繰り広げるという内容になっています。
作品のキャスティングに関して、原作のファンから良い評価を得られませんでした。ジョジョの世界観は独特で、これを実写化するのは難しいです。熱狂的なファンも多く、そもそも実写化すること自体が間違いだったと言われています。
原作のファンからは、「世界観が全く表現できていない」「物足りなさを感じる」などの声が寄せられました。
【6】黒執事
最後にご紹介するのは、2014年に公開された「黒執事」です。人間離れした能力を持つ執事・セバスチャンと、女性であることを隠している幻蜂清玄が大きな謎の解決に挑戦していくという内容になっています。
オリジナルストーリーで実写化されましたが、主人公の性別や年齢が原作と変わっていました。原作を忠実に再現してくれることに期待していたファンにとって、内容が改変されていたのは納得がいかなかったようです。
実写化に期待していたファンからは、「完全オリジナルストーリーを受け入れられない」「内容がもう黒執事じゃない」という声が寄せられました。
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まとめ
今回は、アニメ作品の実写化が失敗する理由と、実写化に失敗した作品例6選についてご紹介してきました。
熱狂的なファンからすると、アニメ作品の実写化は嬉しいことではありません。二次元ならではの雰囲気・キャラクター・設定などを、三次元で表現することは難しいのです。
今回は実写化に失敗してしまった作品をご紹介しましたが、実は実写化に成功している作品もあります。一概に「アニメ作品の実写化は失敗する」とは言い切ることはできませんが、アニメ作品の実写化が難しいということは理解できます。
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