DVDの上位互換であるBlu-ray。音質や画質は遥かにDVDを上回るものの、2021年現在まだまだDVDの人気は根強いものがあります。とはいえライブ映像やドキュメンタリーなど、Blu-rayで再生したほうがよいものも数多くありますよね。
そこで本記事では、ブルーレイオーサリングソフト11選をまとめました。オーサリングソフトを使うことでBlu-rayプレーヤーで再生できるディスクを作成できます。フリーソフトから有料ソフトまで集めましたので、ぜひご覧ください。
Blu-rayオーサリングソフトとは?
「オーサリング」とは映像や音声をディスクの規格に変換・構成するオーサリングと呼ばれる作業のこと。Blu-rayオーサリングソフトとは、データを変換して家庭用Blu-rayプレイヤーでも再生できるディスクを作成するためのソフトです。家庭用で再生するためにはディスクを「DVD-Video」形式に変換する必要があります。そのために、Blu-rayオーサリングソフトが必要です。
Blu-rayオーサリングソフト11選
Blu-rayオーサリングソフトのおすすめ11選を有料・無料の区別なくまとめました。ここでは簡単な特徴と共にソフトを紹介していきます。
DVDFab Blu-ray作成
DVDFab Blu-ray 作成はWindows 11はもちろん、10/8/7/Vistaで動作するうえ、Macでも使えるオーサリングソフトです。Blu-rayにオーサリング、字幕追加、メニュー編集までを本ソフト一本でこなせるうえ、ディスクに書き込む行程までサポート。本ソフトがあれば、他のソフトはいらないといっても過言ではありません。Blu-rayディスクを作成したいと思っているなら使ってみる価値があります。
有料ソフトですが30日間の全機能無料お試し版も利用できますよ。
Aiseesoft Burnova
Aiseesoft Burnovaはさまざまな形式に対応した有料のブルーレイオーサリングソフトです。Blu-rayだけでなくDVDにも対応しており、動画編集だけでなくメニュー編集機能も備えた優れもの。「有料なのがちょっと…」と感じますが、初心者なら買っておいて損はないでしょう。なぜなら、直感的に操作できるのはもちろん、簡単に実用的な編集を行えるからです。いきなり購入するのが不安な方は、無料版で使い勝手を試してみるのもいいですね。
ImgBurn
無料のオーサリングソフトとして最も有名なのがImgBurnです。有名な理由は無料なのに多機能かつ実用的であるため。つまり、有料ソフトにも負けない機能を備えているのが魅力だからです。とても古いソフトで、現在は開発を中止していますが、それでも未だに愛用者の多いソフトとして知られています。最近では日本語化ツールも配布されたため、より使いやすいソフトになりました。実際のメイン画面はアイコンと共にカテゴリ分けされており、作業しやすい印象があります。
BurnAware Free
BurnAware Freeは完全無料で使えるオーサリングソフトです。DVD/Blu-ray、CD、データディスク、ISOイメージファイルの作成に対応しています。さらに、ディスク内容消去、ディスクベリファイなど便利な機能も搭載しており、無料なのに使い勝手は抜群です。ただ、作業画面は少々複雑なので、初心者の方には難しいかもしれません。ちなみに、基本的には完全無料ですが、premiereバージョンにアップグレードも可能です。
TMPGEnc Authoring Works
ペガシス社が販売している有料のオーサリングソフト。最新の技術を使っているのが特徴のソフトで、動作も安定しているため安心して使えます。若干値は張りますが、オーサリングソフトの王道とも呼べるものなので「どれを買えばいいか分からない!」という方はとりあえず選んでおけば間違いないでしょう。もちろん、簡単な動画編集からメニュー作成まで作業可能ですし、どれも直感的に操作できるので、誰でも簡単にオーサリングできます。
PowerProducer
サイバーリンク社が販売する有料のオーサリングソフト。初心者でも簡単に扱えるのが一番の魅力です。3D 動画、写真ファイル 、MKV、RAW ファイルにも対応しており、3Dディスクを作りたい人にも嬉しいソフトになります。注意したいのは、購入するバージョンを間違えないこと。というのも、本ソフトには完全版のultraと簡易版のdeluxeがあるのですが、Blu-rayオーサリングに対応しているのは完全版のultraのみだからです。deluxeの方が安いですが、オーサリングならultraにしましょう。
multiAVCHD
multiAVCHDは無料のオーサリングソフトです。オーサリング機能のほかにも、チャプター/セットアップメニューの作成ができます。かなり凝ったメニュー画面の作成ができるので、テンプレのように作りたくないと思っているなら使って見る価値はあるでしょう。ただ、海外製なので英語表記になります。英語が苦手な方や、初心者の方は使いこなすまでに時間がかかるので、他のソフトにした方がいいかもしれません。
4Videosoft ブルーレイ作成
4Videosoft ブルーレイ作成はビデオカメラ、スマホ問わず、撮影した動画を高画質&高音質でBlu-rayに書き込めます。ほぼ全ての動画形式に対応しているほか、字幕追加やメニュー画面作成にも対応。4Videosoft ブルーレイ作成があれば、オリジナルBlu-rayを簡単に作れるでしょう。有料ソフトにはなりますが、無料体験版もあるので、購入前に使い勝手を確かめられます。
Freemake Video Converter
Freemake Video ConverterはFreemakeが提供しているオーサリング&動画エンコードソフトです。カットなど簡単な動画編集ができるほか、初心者でも直感的に扱えるのが特徴。基本無料ソフトですが、有料版にアップグレードすると、字幕追加など使える機能が増えます。初心者にも簡単に扱える反面、自由度は低いので、複雑な作業がしたいと思っている方には向いていません。
Leawo Blu-ray作成
Leawo Blu-ray作成はオーサリング~Blu-rayに焼くまでの行程をこなせるソフトです。そのため、オーサリングソフトとライティングソフトを別で用意する必要がありません。有料ソフトにはなりますが、その分編集画面は扱いやすく、製品のようなメニュー画面も簡単に設置できます。また、オーサリングだけでなくDVD/Blu-rayコピーもできるので、古いディスクから新しいディスクへ移し替える作業も簡単です。
Active@ ISO Burner
Active@ ISO BurnerはISOイメージファイルをDVD/Blu-rayに焼く作業特化のソフトです。レスキューディスクを作成したいときなどに便利ですし、ダウンロード無料なのが嬉しいところ。デフォルトでは英語表記ですが、日本語変換パッチをインストールすれば日本語表記にできます。
まとめ
ブルーレイオーサリングソフトは無料・有料問わずたくさんあります。しかし、有料版の方が無料版に比べて編集画面が親切です。そのため、初心者の方など知識を持っていない場合は、無料だからという理由だけじゃなく、そもそも作業できるのかどうかを考えて選びましょう。無料でブルーレイをコピーするならDVDFabを活用してください。
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