おすすめCDコピーソフト10選！無料・有料どちらも紹介します

CDをコピーすれば、大切なデータのバックアップになるほか、ソフトによってはディスクの傷を修復しながらコピーしてくれるものまであります。しかし、どのソフトにすればいいのか悩んでしまいますよね。そこで本記事では、おすすめのCDコピーソフト10選をまとめました。本記事を読めば、あなたが本当に欲しいコピーソフトが見つかるはずです。

CDをコピーする際に知っておきたい基礎知識

まずはCDをコピーするために、知っておいた方がいい基礎知識を紹介します。

CCCDとは？

CCCDとは、再生や複製を防止するために作られた特殊なCDのことです。「CD」という名前がついているものの、実際にはCDではありません。CDの規格外なので、本来CDとは名乗れないはずですが、avexと日本レコード協会がこの名称を作りました。CDにこだわったのは再販制度を適用させたかったためと考えられています。CCCDはCDではないため、通常のプレーヤーで再生できる保証がありません。実際には対応しているプレーヤーが多かったのですが、規格外ということもあり、プレーヤーの寿命を極端に落としてしまうのが問題となったこともあります。

CCCDの見分け方は？

CCCDは規格外商品であり、CompactDiskロゴがないことしか見分け方がありません。ただし、国内版のCCCDは2002〜2004年頃までしか販売されていないため、出回っている数は少数と言えます。

おすすめCDコピーソフト10選

下記でおすすめのCDコピーソフト10選を紹介していきます。特徴などをまとめたので参考にしてみてください。

CDBurnerXP Pro

CDBurnerXP Proは、CDのコピーやリッピングだけでなく、ISOイメージファイルの作成や書き込みも行える完全無料の多機能ソフトです。MP3、WAV、OGG、WMAファイルから音楽CDの作成ができます。曲と曲の間のポーズ時間を設定できるなど、こだわってCDコピーを行いたい方におすすめです。インターフェースもシンプルなので、視覚的で直感的な操作ができます。日本語に対応しているのも嬉しいところ。

CDex

CDexは使いやすくシンプルなCDリッパーです。CDに内蔵されている各トラックをWAVE / MP3 / WMA / AAC / OGG / FLAC / VQFなどさまざまなフォーマットで抽出できます。さらに、複数のトラックを1つにまとめる編集機能も使えるほか、反対に特定部分のみを切り出して出力することもできます。何よりUIがシンプルで使いやすくなっているのが一番の特徴でしょう。

Exact Audio Copy

Exact Audio Copyは高機能さが特徴のCDコピーソフトです。他のソフトに比べてCDを忠実にコピーできるのが一番の魅力。CD内の各トラックをWAVE形式に加えて、その他さまざまな形式でコピーできます。さらに、CDをイメージファイルとして保存することもできるので、劣化なく1対1で完璧にコピーしたいときに重宝するでしょう。インストール時は英語ですが、日本語化にも対応しています。

iTunes

アップル社が開発したメディアプレーヤーといえばiTunesでしょう。音楽再生しかできないイメージがありますが、実はCDコピーもできます。しかも、コピーガード付きのCDを取り込んだり、パソコンやライブラリにある曲をCDに焼いたりできるため、とても有能なソフトです。MacだけでなくWindows 10でも利用できるため、音楽管理と共にコピーもしたいと思っている方は使ってみてください。

CUERipper

CUERipperは、シンプルながらも高性能なCDコピーソフトです。ほぼ全ての設定が自動化されているのが最大の特徴で、面倒な準備や設定を行わずにすぐ使い始められます。もちろん手動で設定することもできるので、こだわりたい人は設定してみてもいいでしょう。読取りオフセット、プリギャップ、隠しトラック、CD 情報、読取りエラーの自動検出機能などが付いており、便利な機能を使いながらCDコピーができます。

CD Manipulator

CD ManipulatorはWindows用のフリーCDコピーソフトです。国内産なので、初めから日本語設定になっています。主にコピー・リッピング以外にイメージ化を行えるソフトです。さらに、CCCDからもコピーができるといった特徴があり、CCCDから音源ファイルを作成したいときにもおすすめ。公式ではWindows 7に対応するとの記載がありますが、Windows 10でも動作することが確認されています。

WinX DVD Copy Pro

WinX DVD Copy ProWindowsで使えるバックアップツールです。DVDがメインになっていますが、CDもコピーできます。有料ソフトなので、機能性抜群なのが一番の魅力。特に多少の傷なら修復しながらバックアップできるのが嬉しいですね。大切なデータを守るためにも、傷ついたディスクから新たなディスクへの1対1の割合で完全コピーができますよ。また、コピーガードも解除できるので、市販やレンタルCD・DVDからも音源を抽出可能です。

Windows Media Player

Windows Media PlayerはWindowsに標準搭載されているメディアプレーヤーです。メディアプレーヤーなので、基本的に再生しかできないと思う方もいるかもしれませんが、実はCDからパソコンへ無劣化リッピングができます。ちなみに、デフォルトのままだとWAVという形式に変換されて保存されますが、設定でMP3、FLAC、WMA、ALAC(M4A)などにも変更可能です。また、取り込んだ音源をディスクに書き込むこともできます。

DeepRipper

DeepRipperはCDディスクからのリッピング・コピーに加えて、形式変換しながら保存できるソフトです。通常のCDディスクからのコピーであれば、本ソフト一本で可能ですが、CCCDからのコピーには対応していないので注意しましょう。また、コピーガードが頑丈な場合もDeepRipperだけだとコピーできない可能性があります。ただし、一般的なCDディスクをMP3保存したいだけならおすすめのソフトです。

CD2WAV32

CD2WAV32はCDディスクからWAVファイルが作成できるソフトです。国産のフリーソフトなので、初めから日本語表記になっているのが嬉しいところ。英語のソフトは使いづらいと思っている方におすすめです。本ソフト1本でコピー～エンコードまでできるため、新たに変換ソフトをダウンロードする必要がありません。コピーしながら形式変換したいなら使ってみる価値があります。

まとめ

コピーソフトにはさまざまな種類がありますが、有料・無料だけでなく機能性も違います。そのため、コピーソフトを選ぶときは、あなたが欲しい機能を揃えたコピーソフトを使いましょう。