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ISO(通称ISOイメージ)は、拡張子 「.iso」となっているファイルのことであり、CDやDVD、Blu-rayといった光学ディスクに書き込む時、すべてデータを圧縮せずに一つにまとめたイメージファイルのことです。ISOはイメージファイル、ディスクイメージともいいます。つまり、CD、DVD或いはBDにもかかわらず、これらの光学ディスクに書き込む時に、コンテンツとの違いがなく、すべてISOイメージファイルに変換されて、拡張子は「.iso」になります。一言といえば、ISO(通称ISOイメージ)はCD・DVD・Blu-rayのファイル形式といえます。
ISOのファイルはMP4形式のファイルなどとは異なって、非常に容量が大きいのが特徴です。なぜなら、単なる映像ファイルだけではなく、それ以外の情報も集まっているため、容量が大きくなってしまうのです。そのため、ISOファイルの作成したい場合、端末の容量のことを注意したほうがいいです。
ISOイメージのメリットをまとめて、以下の三つあります。
① パソコンで扱う分にはDVDを「ISOイメージファイル」という丸ごと1つにまとめたため、DVDを整理、バッグアップしやすくなりますので、管理するのが非常に便利です。
② DVDやBlu-rayをISO化にすると、DVD内の映像などのコンテンツを簡単に楽しめることができるし、ウェブ上で共有しやすいです。
③ データを圧縮されないため、損傷によって引き起こされるデータ損失を防げます。
DVDをISOイメージに変換したいなら、DVDリッピングソフトやISOリッピングソフトが必要です。市場にはDVD ISO作成ソフトが数多くありますが、どちらが一番実用的なのかという質問を持っている方がいらっしゃいます。実はDVDは自作DVD、市販DVDおよびテレビを録画したCPRM保護が付いているDVDという三つに分けられます。それらの種類によってISOイメージを作成するソフトも異なりますので、ここでは、自作DVDと市販DVDを中心に、多種類のDVD ISO作成ソフトの中から機能が強いソフトを選んで、ISOイメージの作成方法について紹介したいと思います。
自作DVDからISOイメージを作成したいなら、無料ツールの3つ、DVD Decrypter、DVD ShrinkやImgBurnがおすすめです。自作DVDからISOイメージ化することが簡単であり、今回は多機能で使いやすいライティングソフト、ImgBurnの使い方をご紹介いたします。
ステップ1
まずは、ImgBurnを自分のパソコンにをダウンロードしてインストールしましょう。
ImgBurn公式ホームページはこちら:https://www.imgburn.com/index.php?act=download
公式サイトをクリックすると、いくつかのファイルが表示されていますが、その中の「Mirror7」をクリックします。
ステップ2
インストールした「ImgBurn」が英語のファイルなので、日本語化のファイルをダウンロードする必要があります。同じページを下にスクロールをして、「Japanese」の「Check Here」をクリックして、日本語化するファイルをダウンロードできます。「ImgBurn」をインストールした後、ダウンロードした日本語化するファイルを展開し、「Language」のフォルダにコピーすると、日本語版の「ImgBurn」が表示されます。
ステップ3
続いてDVDをパソコンのDVDドライブに挿入し、ImgBurnを起動します。メインインターフェ―スから「ディスクからイメージファイルを作成」をクリックします。
ステップ4
その後、「入力元」で変換したいDVDドライブを選んで、「出力先」というオプションからISOイメージファイルの保存先とISOファイル名を設定してから、一番下の「変換」ボタンというボタンを押します。そうするとISOイメージファイルの作成が開始します。ここでDVDの読み込みには少し時間がかかりますので注意してください。
ステップ5
上記の操作が終わった後、ISOファイルの作成が完了するまで待つだけです。成功に完了したら、「完了しました」というメッセージボックスがポップアップ表示されます。
注意:ImgBurnはDVD ISO作成に便利なフリーソフトですが、Windows 10に対応していません。次に紹介するDVDFab DVDコピーはWindows 10対応ですので、Windows 10ユーザーたちにお勧めします。
ImgBurnは無料でISOイメージを作成するツールですが、機能が限られています。例えば、ImgBurnでは対応できないファイル形式があるほか、市販/レンタルDVDがコピーガードが施されているため、ImgBurnなどの無料ツールがこれらのコピーガードを解除できません。市販/レンタルDVDからISOファイルを作成するには、DVD Fab DVDコピーが優れたISOイメージ作成サービスを提供しているのでおすすめです。
DVD Fab DVDコピーは30日間無料体験版のサービスを提供しているので、まずはお試しで利用してください。DVD Fab DVDコピーを通してISOファイルを作成する方法は次のようになります。
ステップ1
まず、下記の公式サイトリンクを押して、ご自分のパソコンの場合に応じて、DVDFabの最新バージョン、「DVDFabオールインワン(DVDFab 12)」をダウンロードしてインストールしてください。
公式サイト:https://dvdfab.org/all-in-one.htm
ステップ2
次は「DVDFab 12」アイコンをクリックしてDVDFabを起動します。メイン画面のメニューから「コピー」ボタンを押して、以下のような6つのコピーモードが表示されます。それぞれの機能はこちらです。
◎フルディスク: ディスクを全部コピー或いはDVD-9をDVD-5に圧縮コピーすることです。
◎メインムービー:メインムービーだけが自動的に選ばれてコピーすることです。
◎カスタマイズ:チャプター、オーディオ、タイトル、字幕などを自分で設定してコピーすることです。
◎分割:1枚のDVD-9を2枚のDVD-5に出力することです。
◎結合: 数枚のDVDデータをまとめて1枚のDVDにコピーすることです。
◎クローン/ライティング:ディスクを1:1の比例でコンテンツを無劣化コピーすることです。
ご自分のニーズに応じて一つを選んでください。ここで1:1比例でDVDからISOを無劣化作成したいので、「クローン/ライティング」というコピーモードを選択します。
ステップ3
ISOイメージに作成したいDVDをドライブに挿入してください。挿した後、DVDFabはDVDビデオを自動的に読み込めますので少々お待ちください。
ステップ4
DVDを読み込んだら、下図のように、メイン画面の下側にあるISOイメージの保存先をお好きなように選択してください。その後は「開始」ボタンを押すだけで、DVDからISOイメージ作成のプロセスが完了するまでお待ちください。
ステップ5
「現在のタスク」からDVD ISO作成の進捗状況をチェックできます。また「一時停止」、「キャンセル」、「後で続ける」という選択肢もあります。
以上の5つのステップを完了したら、DVDFab DVD コピーを利用してDVDをISOに簡単に変換でき、ISOイメージファイルを作成できます。
注意:テレビを録画したCPRM保護が付いているDVDをISOに変換したくても、最新の「DVDFab12」でもサポートできません。DVDのCPRMを解除して録画したDVDを再生したいなら、CPRM再生に対応する再生機器を利用したり、DVDFab Passkey for DVD等より強力なDVDコピーモード解除ソフトをダウンロードすることが必要です。ここで自作DVDと市販/レンタルDVDだけを紹介しました。
この記事では、無料のDVD ISO作成ソフト「Imgburn」の使い方と有料版の「DVDFab DVDコピー」のISOイメージファイルを作成する方法を紹介しました。「Imgburn」は無料ですが、コピーガードを解除できない場合が多い一方、「DVD Fab DVDコピー」は有料ですが、あらゆるDVDのコピーガードを対応でき制限はありません。
CD、DVD、BDのように形のあるものをファイル形式に変換して、パソコンにISOイメージファイルを作成して保存すれば、自由に再生したり、共有したり、他の動画形式に変換したりすることができます。興味のある方はご自分の必要に応じて、この記事に参考にして活用してみてください!
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