外部記憶DB
メールソフト風の3ペインでテキストを管理できるテキストデータベースソフト。プログラムのソースコードなど、再利用することの多いテキストデータを登録しておくと便利だ。データベースエンジンとしてオープンソースの「Firebird」が採用されているため、大量のテキストを登録しても高速に検索できるほか、複数のキーワードをスペースで区切ることにより絞り込み検索できるのも特長。データベースに登録したテキストデータは、1つ1つをテキストファイルとして書き出すことも可能。また、ファイルタイプに応じたテキストの色分けや各種記号表示のON/OFFなども設定できる。そのほか、定型文や顔文字などといった文字列をテキスト内へ手軽に挿入できる“スタンプツール”機能も備えており、定型文以外にクリップボードの履歴を最大200件まで蓄積して再利用することも可能。
DB Browser for SQLite
“SQLite”のデータベースを管理できるソフト。“SQLite”のデータベースを作成・閲覧・編集できるほか、肥大化したデータベースを最適化してファイルサイズを小さくすることも可能。ユーザーインターフェイスはシンプルで、3つのタブを切り替えて利用する仕組み。左端の[Database Structure]タブでは、データベースの構造をツリー形式で閲覧可能。中央の[Browse Data]タブでは、データベースの内容をテーブルごとにリスト表示できる。ここでは、レコードの追加や削除が可能なほか、指定した条件に一致するレコードのみを検索・抽出して表示することもできる。右端の[Execute SQL]タブでは、実際にSQL文を入力してデータベースの問い合わせが可能。さらに、本ソフトはインポート・エクスポート機能も充実しており、CSV形式のデータファイルやテキスト形式のSQL文を扱える。
PupSQLite
フリーで利用できる軽量データベースエンジン「SQLite」のデータベースをGUIで管理できるソフト。「SQLite」のライブラリ“sqlite3.dll”が同梱されており、環境の構築作業などが必要なくそのまま利用可能。テーブル内データの閲覧・編集機能、SQL文を発行して結果を表形式で閲覧する機能、テーブル定義文を出力する機能、2つのテーブルを比較して差分を表示する機能、テーブル内データを検索・置換する機能などを備えている。さらに、データベースからデータを削除したあとの、利用されていない領域を開放し、データベースのファイルサイズを小さくする最適化機能も利用可能。そのほか、CSV/XML形式のファイルや「MS Excel」「MS Access」のファイルからデータをインポートすることもできる。
なお、動作には.NET Framework 4が必要。さらに、「Office 2010」「Office 2016」をインストールしていない場合は、「Microsoft Access データベース エンジン 2010 再頒布可能コンポーネント」か「Microsoft Access Database Engine 2016 Redistributable」が必要な場合がある。
HeidiSQL
「HeidiSQL」オープンソースのデータベース管理ソフト。本ソフトを利用すると、「MySQL」のデータベースサーバーに接続し、データの閲覧や編集、テーブル・ビュー・プロシージャ・トリガー・イベントの作成・編集などを行うことが可能。一部機能は限定されるものの、「Microsoft SQL Server」にも対応する。そのほかにも、CSV/HTML/XML/SQL形式によるテーブルのエクスポートや、テキストファイルのインポートなどもサポート。2つのテーブルのデータを同期させることもできる。
利用するにはまず、接続管理画面でデータベースへの接続に必要な情報を入力する。本ソフトはローカルサーバーはもちろん、リモートサーバーへも接続可能。SSH接続にも対応している。データベースへの接続が完了すると、メイン画面が現れる。メイン画面は3ペイン構成になっており、左上ペインはデータベースサーバー(ホスト)・データベース・テーブルのツリーになっている。テーブルのサイズが棒グラフで表されており、肥大化しているテーブルが一目で把握できるのが便利。
[ツール]メニューにはさまざまなユーティリティツールが用意されている。たとえば、ユーザーマネージャーを利用するとデータベースサーバーからユーザーの追加や削除が可能。また[Table tools]メニューを利用すれば、データベースのメンテナンスやテキストの検索などが行える。
AzEasyHelp
ローカルにある複数のHTMLファイルをもとに、簡単設定でCHM形式のヘルプファイルを作成できるソフト。CHMファイルは、複数のHTMLファイルや画像を1つのファイルにまとめられるため、ファイルの管理が容易になる利点がある。またCHMファイルの標準機能として、指定した文字列をもとに全文検索することも可能。そのため、ヘルプファイルの作成目的だけでなく、Webサイトから保存した複数のHTMLファイルを簡易的なデータベースとして利用する場合にも便利。なお、本ソフトはMicrosoftが無償で提供するCHMコンパイルソフト「HTML Help Workshop」を利用するため、あらかじめ同ソフトを同社Webサイトからダウンロードしてインストールする必要がある。
DB Browser for SQLite
“SQLite”のデータベースを管理できるソフト。“SQLite”のデータベースを作成・閲覧・編集できるほか、肥大化したデータベースを最適化してファイルサイズを小さくすることも可能。ユーザーインターフェイスはシンプルで、3つのタブを切り替えて利用する仕組み。左端の[Database Structure]タブでは、データベースの構造をツリー形式で閲覧可能。中央の[Browse Data]タブでは、データベースの内容をテーブルごとにリスト表示できる。ここでは、レコードの追加や削除が可能なほか、指定した条件に一致するレコードのみを検索・抽出して表示することもできる。右端の[Execute SQL]タブでは、実際にSQL文を入力してデータベースの問い合わせが可能。さらに、本ソフトはインポート・エクスポート機能も充実しており、CSV形式のデータファイルやテキスト形式のSQL文を扱える。
紙copi Lite
ホームページや文書内のテキストデータや画像ファイルを手軽に保存できるスクラップブックソフト。ホームページやテキストの保存したい部分を範囲選択してドラッグ&ドロップするか、コピー&ペーストなどでデータをスクラップできる。スクラップしたデータは自動保存されるため、保存操作を意識することなく次々とデータをスクラップできるのが特長だ。スクラップした各データは“箱”と呼ばれるフォルダに分類して管理でき、“重要”や“進行中”などのラベルをつけて色分け表示できるほか、テキストを部分的にカラーマーキングしたり、ホームページを画像やリンク付きで取り込むことが可能だ。
WeBoX
Webサイトの階層構造を保持したまま、リンク先を含めたWebページを取り込めるソフト。指定したWebページをまるごと取り込んでオフライン状態で閲覧できるほか、Webページの必要な部分だけをスクラップして保存しておくこともできる。サイト内の特定のページだけを自動巡回する機能や、RSSファイルを取り込む機能なども搭載。取り込んだページはツリー構造のフォルダで管理できるため、テーマや日付などでまとめて保存できる。画面はメールソフトのような3ペイン構成で、左側がフォルダツリー、右上がページのタイトルリスト、右下がページの内容を表示するブラウザーとなっている。ブラウザーはタブ切り替え型となっており、取り込んだページをオフライン状態で閲覧したり、オンラインでWebページの最新の状態を表示・閲覧することが可能だ。Webページを取り込む方法は、IEの右クリックメニュー[WeBoxでページを取り込む]という項目を選択するだけ。マウスで範囲指定してから右クリックメニューを開けば、選択した部分だけをスクラップすることができる。