本記事で紹介するのはfreemake video converterの使い方です。結論から申し上げると、freemake video converterにはさまざまな機能があり、それぞれ使い方が異なります。本記事ではfreemake video converterの使い方だけでなく、ソフトを使う上で疑問に感じる部分とその答えも紹介していくので、freemake video converterを実際に使ってみたいと思っている方に読んでいただきたいです。
対応OS |
Windows |
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ライセンス |
フリーウェア |
運営会社(過去) |
Ellora Assets Corporation |
運営会社(現在) |
DigitalWave Ltd. |
対応フォーマット数 |
500以上 |
問い合わせ先 |
support.freemake.com |
freemake video converterはWindowsで動作する多機能エンコーダーです。ファイル形式の変換をはじめ、著作権保護機能のないDVDリッピングやDVD/Blu-rayのオーサリングもできます。過去にEllora Assets Corporationが運営していた際はフリーソフトとして使えましたが、運営会社がDigitalWave Ltd.に変わってから、無料利用は試用版のみとなりました。
バージョン |
4.1.12(2022年2月10日現在) |
---|---|
CPU |
Intel / AMD 1GHz 以上 |
RAM |
256 MB 以上 |
ストレージ |
50 MB 以上 |
freemake video converterは公式サイト(https://www.freemake.com/jp/free_video_converter/)からダウンロードできます。Windowsのみサポートしており、Macでは利用できません。
下にスクロールすると「ダウンロード」というボタンが表示されますので、クリックしましょう。
あとはダウンロードされたインストーラーを実行するだけ。
言語選択もできますので、ダウンロードの時点で日本語を選択しておきましょう。
まずfreemake video converterを開いた状態でDVDをドライブに挿入します。「DVD」というボタンをタップしてリッピングしたいDVDのフォルダを選択してください。
(freemake video converter公式サイトより)
データを読み込んだら、出力形式を選択します。
(freemake video converter公式サイトより)
最後に画質などの設定をして「変換」を押しましょう。
(freemake video converter公式サイトより)
これでDVDリッピングは完了です。
「ビデオ」というボタンをタップしてDVDに焼きたい動画を選択してください。
(freemake video converter公式サイトより)
「開く」を押して動画を読み込みましょう。
(freemake video converter公式サイトより)
必要であれば、そのまま動画を編集することもできます。
(freemake video converter公式サイトより)
最後に下に並んでいるアイコンから「DVD」を選択。空のDVDをドライブに挿入し、最後に「書き込み」をタップしましょう。
(freemake video converter公式サイトより)
まず、ドライブに空のブルーレイを挿入します。「ビデオ」というボタンをタップしてブルーレイに焼きたい動画を選択し、ソフトで読み込んでください。
(freemake video converter公式サイトより)
下部にあるブルーレイアイコンをクリックし「変換」をクリック。
(freemake video converter公式サイトより)
最後に「書き込み」をクリックすれば完了です。
(freemake video converter公式サイトより)
ソフトを起動したら「ビデオ」のアイコンをクリックして結合したい動画を読み込みます。
(freemake video converter公式サイトより)
メイン画面に戻って左上にある「ファイルを結合」オプションをオンにしてください。
(freemake video converter公式サイトより)
あとは「変換」を押せばOKです。
(freemake video converter公式サイトより)
ソフトを起動して上部「ビデオ」アイコンをクリック。カットしたい動画を読み込みます。
(freemake video converter公式サイトより)
続いて編集作業に移りましょう。ハサミマークの左側をクリックし、カットしたい部分の始まりを選択、ハサミマークの右側をクリックし、カットしたい部分の終わりを選択。
(freemake video converter公式サイトより)
最後にハサミマークをクリックすると選択部分がカットされます。編集が終わったら、右側にあるOKボタンをタップ。出力形式を選択して保存してください。
ここからは、freemake video converterについて疑問に感じる部分をまとめました。
当初、セーシェル共和国のEllora Assets Corporationが運営していた本ソフトは、当時のフリーソフトとしては、ノーマルな仕様でした。しかし、運営が英国のDigitalWave Ltdに変わり、プログラムにオプトアウトできないアドウェアが導入されたほか、有料ソフト購入を促進するための機能制限なども増え、大きく評価を下げたのは事実です。
freemake video converterを使用しているユーザーの意見は大きく分かれています。まず、本ソフトに対して肯定的な意見を見てみると、多くの方はその機能性に満足しているようです。例えば、簡単に動画のダウンロードができる点。または、ビデオのカットや圧縮、コーデックの設定が本ソフト一本で完結すること。一方で、否定的な意見も見受けられました。例えば、作業中にソフトがクラッシュしてしまう点。そして、購入から24時間以内に返金申請をしても、返金してもらえないと嘆いている声も見受けられました。
無料版freemake video converterでは、処理した動画に透かしマークが入ってしまいます。作業時に下記のような注意書きが表示されますが、ロゴを削除するには有料プランへのアップグレードが必要です。
(freemake video converter公式サイトより)
もし、有料版を買いたくないのであれば、数年前にリリースされていた旧バージョンをインストールして使う方法もあります。しかし、旧バージョンは最新のバージョンより使える機能が少ないほか、一部の動画サイトからはダウンロードできなくなる可能性もありますので注意しましょう。
ダウンロードできないときは、ソフトの問題ではなく、ダウンロード元のサイトが仕様変更している可能性もあります。例えば、YouTubeなどは定期的に仕様変更しているため、ソフトが再対応しない限りダウンロードできません。そのような場合は、新たにダウンロードできるソフトをインストールするしかないでしょう。
通常の方法でアンインストールしても、freemake video converterの残留ファイルが残ってしまいます。そのため、 Revo Uninstallerなど、アンインストール後に残ったファイルを検出して削除してくれるソフトを使用するのがおすすめです。
過去バージョンでは不要なプログラムを同時にインストールする必要があり、ウイルスソフトなどで検知されていましたが、現在はそのような必要はなく、安全に使えるソフトとなっています。
freemake video converterは一本で動画まわりの作業をほとんどこなせます。しかし、場合によってはクラッシュすることもあるようなので注意が必要です。まずは無料版を使ってみて、さらにワンランク上の編集をしたいと思ったら、有料版の購入を検討しましょう。
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