本記事ではMOVをMP4に変換できるソフト10選を紹介していきます。本記事を読めば、Windows 10で再生できないMOVファイルをMP4に変換して、簡単に再生できるようにするだけでなく、自分に合った使いやすいソフトを見つけることもできるでしょう。パソコン以外のデバイスでも再生させたい方や変換以外にも便利な機能を備えたソフトを探しているならぜひお読みください。
【Windows 10/Mac】MOVをMP4に変換できるソフト10選
MOVはApple社で作られた動画形式で、Apple社の製品と相性が良いです。例えばMacパソコンに標準で搭載されているメディアプレーヤーQuicktimeの標準動画形式もMPVになっています。ただし、Windowsとの相性はイマイチで、再生するためのソフトが別途必要です。そのため、よりさまざまなソフトやデバイスと互換性の高いMP4に変換することで、使い勝手が良くなります。
今回はWindows 10/Macで使えるMOV→MP4に変換できるソフト10選をまとめました。下記のソフトを使えば簡単にメディア形式を変換して、自身のPCや他のデバイスで再生できるようになります。それぞれ特徴が違うので自分に合ったソフトを探していきましょう。
DVDFab 動画変換
DVDFab 動画変換は数々の形式に対応した動画変換ソフトです。変換だけでなく、動画の加工や編集まで本ソフト内で行えます。そのため、オーディオや字幕の設定を目的に応じて変更できるのが嬉しいところ。初心者でも簡単に扱えますが、上級者にも嬉しい高度な編集もできるようになっています。しかし、最も魅力的なのは無劣化で変換できるところでしょう。さらに、同社で開発している別のソフト「Enlarger AI」と連携すれば、画質を向上させることもできます。
また、DVDFab 動画変換には「全機能体験版」「無料版」「有料版」の3種類があり、「全機能体験版」と「無料版」を無料で使うことができます。「全機能体験版」はアカウントが必要なく、「無料版」では無料アカウントの作成が必要。その代わり無料版では上限なく編集ができます。
VideoProc Converter
VideoProc Converterは動画変換や音楽ファイルの抽出など動画周りのあらゆる作業ができるフリーソフトです。複数のMOVファイルを一括変換できるほか、MOVファイルから音声だけを抜き出すこともできます。一般的なソフトに比べて変換速度も3～5倍ほど素早く、映像や音声の劣化も少ないのが魅力です。動画編集や音声のパラメーター設定なども出来るため、動画変換以外にもさまざまなシーンで活躍できる可能性があります。どんなソフトにすればいいのか分からない方は一度使ってみてください。
Leawo HD動画変換プロ
Leawo HD動画変換プロは180の動画形式+音楽形式に対応した強力な動画変換ソフトです。最新のiPhoneやAndroidに対応した形式にも変換できるので、お気に入りのディスクをスマホ用にしたい人にもおすすめ。何よりシンプルなUIが特徴で、動画変換の知識がない初心者でも簡単に作業できます。それだけでなく、簡単な編集や書き込みも可能。自分で撮影した動画をBlu-rayとして作成し、友人や家族にプレゼントするなんてこともできますね。
VLC media player
VLC media playerは再生ソフトとして人気のソフトですが、実はメディアファイル形式の変換機能もあります。普段からメディアプレーヤーとしてVLC media playerを使っている人なら、別のソフトを導入することなくMOVファイルをMP4へ変換することができますよ。変換方法も難しくなく、メニューバーにある「メディア」から「変換/保存」を選んで変換したいファイルを追加し、画面の指示に従っていくだけでOK。無料で使えるため気軽に試せるのも嬉しいところ。
HandBrake
HandBrakeはオープンソースで提供されているフリーソフトです。コピーガードのかかっていないDVDやBDをMKVやMP4へ変換できることで有名ですが、MOVファイルを追加すればMP4に変換することもできます。さまざまな動画ファイル形式に対応しているため、汎用性が高いだけでなく、有名なソフトなので問題があったときにネットを探せば解決方法がいくらでも見つかるのが強みです。
EaseUS Video Converter
とにかくシンプルさが追求された変換ソフトがEaseUS Video Converterです。動画変換初心者でも簡単に使えるほどシンプルなうえ、余計な機能を根こそぎ排除しているので、その分ソフト自体も軽量化されています。特に使い方がとても簡単で、変換したい動画をドラッグ＆ドロップすればOK。例えば10秒の動画なら15秒程度で変換されるため、スピードも問題ありません。
XMedia Recode
XMedia Recodeは幅広いメディア形式に対応したソフトです。それだけでなく、解像度変更、クロップ、黒塗り追加、インターレース解除、色調・明るさ補正などさまざまな便利な機能も備えています。それでいて無料で使えるだけでなく、変換自体も複雑な作業が必要ないのが嬉しいです。無料でも有料ソフト並みに便利なソフトを使いたいと思っている方におすすめ。
Freemake
簡単な手順でMOVをMP4に変換できるソフトがFreemakeです。名前の通り無料で使えるので、気軽に変換を試せます。とてもシンプルな使い心地が魅力で、インストールからMP4に変換するまでたったの5ステップしかありません。1.インストール、2.変換するファイル追加、3.変換形式選択、4.ファイル出力設定、5.MOVをMP4に変換。変換の知識がない人でも説明書いらずで直感的に操作できるので、変換だけできればいいと思っているならおすすめです。
MediaCoder
MediaCoderならほとんどの形式を変換できます。その他にもリサイズ、音声抽出、フレームレート変換、字幕合成、音ズレ補正、色調補正といったさまざまな便利な機能が付いているため、目的に応じて動画に手を加えることも可能です。正直なところ初心者には少し難しいかもしれませんが、一度覚えてしまえば簡単に変換できるようになります。また、標準で日本語化できる部分もありますが、未翻訳部分も多いため、完全に翻訳したい方は別の日本語化ファイルを使うと解消されます。
MP4 COMPRESS
MP4 COMPRESSはMOVをMP4に変換できるWebサイトです。そのため、ブラウザから検索するだけで簡単に使えるようになります。ソフトをダウンロードするのが嫌な人や変換するファイルが少ない人、とりあえず変換してみたいと思っている人ならMP4 COMPRESSが味方になってくれるでしょう。ファイルを選択して追加するだけの簡単操作かつ全て日本語表記になっているので、誰でも簡単に利用できるのが嬉しいです。
まとめ
MOVをMP4に変換すれば、Windows 10だけでなくスマホやゲーム機などさまざまなデバイスで再生できるようになります。ただし、どんなソフトでも変換できるわけではないので、ぜひ本記事で紹介したソフトの中から自分に合ったものを探して使ってみてくださいね。
