DVDの傷（深い傷）を自分で修復する？業者で修復する？必要なツールや具体的なやり方を解説

DVDコレクターまたはたくさんのDVDディスクを持つ映画ファンは多いですよね。DVDがたまっていき、収納が上手くいかないとDVDに傷がついてしまったという経験がある方がいるかもしれません。DVDをケースに入れていない状態で、落下してしまったり、硬いものに触れてしまったり、DVDの下に市販のパンの袋をとめるプラスチックが入り込んだりして、DVDの表面に傷がつくことがよくありますよね。DVDディスクの表面に傷が付いていたら、データが再生できなくなります。

この記事では、DVDの傷を修復するためにおすすめのツールや具体的な修復方法を解説します。

誰でもOK！傷がついたDVDを修復する方法おすすめ

傷がついたDVDを修復する方法は、業者に依頼する方法と、自分で修復する方法の2パターンがあります。自分にとって最適な手段を検討しましょう。以下では、DVDの傷を自分で修復する方法について紹介します。自分で完全に修復できない場合の業者依頼方法についても合わせておすすめします。

修復方法おすすめ❶、ディスク自動修復機を利用

ディスク自動修復機（研磨機）は、傷による読み取りエラーを研磨してDVDを修復して再生できる商品です。ディスク自動修復機（研磨機）を使って、ディスクの表面を削って、再生できなくなったDVDが復活できます。

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修復方法おすすめ❷、DVDを冷蔵庫に入れる

傷が付いてしまって読み取れなくなったDVDディスクを冷蔵庫に入れて24時間ほど冷やした後、取り出してよく乾かすと、読み取れるようになることがあるそうです。この方法はDVDの傷を消せなくても、調子がよくなるだけです。深い傷の場合はこの方法では回復できません。また、このやり方は、民間療法的要素が強くて、自己責任の基にお試ししてみてください。

修復方法おすすめ❸、バナナを活用する

バナナの主な成分は澱粉やフルクトース、これも研磨剤になる成分です。バナナの皮に含まれる油は溶剤とほぼ同じものです。だから、バナナが傷の修復と研磨の両方の役割を果たしています。インターネット上の裏技なので、自己責任の基にお試ししてみてください。

修復方法も簡単で、バナナの皮を剥いて、実で樹脂層を内側から外側に拭いて、バナナの皮を使ってキズ部分を重点的に内側で磨きます。磨いた後、タオルにぬるま湯を少しつけて拭いて、乾いたら再生してみましょう。

修復方法おすすめ❹、歯磨き粉を使う

ご存知の通り、歯磨き粉には研磨剤が含まれていて、DVDの傷を磨く効果があるようです。ただし、歯磨き粉の選びは塩入や粒子の洗いものはNG。花王のクリアクリーンはオススメです。やり方も簡単で、消しゴムを柔らかい布に包んで、この布に歯磨き粉をつけ、DVDの中心円から外周円に向けて、垂直方向に磨きます。磨いた後、柔らかい布で歯磨き粉をキレイに拭き取ればOKです。

修復方法おすすめ❺、ティッシュペーパーを活用する

ティッシュペーパーは目が粗くて、DVDの傷を研磨することが可能です。約2枚または3枚のティッシュペーパーを丸めて、DVDの中心から外側に向かってこすります。円を描くように擦らないことをご注意ください。非常にシンプルで、誰でも操作できます。

修復方法おすすめ❻、コンパウンドで磨く

コンパウンド（プラスチッククリーナー）はボディ表面についた傷を消すために使用される研磨剤なので、DVDの傷を研磨する効果もあります。車や水槽の傷を修復する方法とはことなり、DVDの傷を修復するには、液体のコンパウンドを選択した方がいいです。操作手順も簡単で、液体のコンパウンドを柔らかい布につけて放射状に擦り、手軽にDVDの傷を研磨します。この方法は細かい傷が多いDVDには有効ですが、深い傷がついたDVDにはオススメできません。

修復方法おすすめ❼、油性黒マジックを使う

キズの部分を油性黒マジックで塗る方法は昔から有名な方法ですが、自己責任の基にお試ししてみてください。やり方は主に油性黒マジックで傷の部分を塗りつぶすことです。この方法は、キズが浅めだったり少ない箇所にキズがついているDVDディスクに対しては効果があります。

修復方法おすすめ❽、データ復元ソフトを利用する

データ復元ソフトはディスクを完全にスキャンし、できるだけ多くの情報を保存するために開発されるソフトウェアです。ここではオススメするのはCD Recovery Toolbox Freeです。CD Recovery Toolbox Freeを活用して、読み取り面に傷がついて再生できないDVDディスクに対しては、様々な種類のアルゴリズムを使って、できるだけ多くの情報を保ちながらDVDのデータを復元します。また、DVDディスクはもちろん、CD、HD-DVD、Blu-rayなどのあらゆる種類の破損したメディアからデータを回復することが可能です。

CD Recovery Toolbox Free以外、Isobuster、Recover Disc、IsoPuzzle、CDRoller、Greenfish DataMinerなどのソフトウェアもオススメです。

修復方法おすすめ❾、データ復旧業者など専門のサービスを利用する

自分で修復できない方やパソコンの操作が苦手な方、自分が忙しくて作業する時間がない方は、データ復旧業者など専門のサービスを利用するのがおすすめです。データ復旧業者など専門のサービスと言えば、「わんぱくCDピカピカ工場」「研磨ラボ」「ビックカメラ」「CD修理屋.com」などがあります。業者によってサービスの内容、費用、申し込み方法が異なり、あらかじめリサーチした方がいいと思います。

どっちがいい？DVDの傷を自分で修復するか？業者で修復するか？

自分で修復する方法とデータ復旧業者など専門のサービスに依頼してプロに作業してもらう方法には、それぞれメリットとデメリットがあります。修復する方法を決定する前、この二つの方法の特徴と操作性を理解し、自分にとってはメリットが大きい方法を選択すると良いでしょう。以下では、それぞれのメリット・デメリットを紹介します。

自分で修復するメリット・デメリット

【メリット】

・ほとんどお金をかけずに自分で作業できます。
・すべてが自分で行うため、都合の良いタイミングや自分のペースで行えます。

【デメリット】

・効果があまり期待できない印象があります。
・操作ミスによって状況が深刻化したりするケースがあります。

データ復旧業者など専門のサービスで修復するメリット・デメリット

【メリット】

・専門のサービスなので修復できる可能性が高いです。
・正確に分析ができて、早急なDVD修復が可能です。
・セキュリティーが万全で、安心です。

【デメリット】

・自分での作業よりデータ復旧業者など専門のサービスに依頼するの方が費用がかかります。

まとめ

以上、DVDの傷を修復するために必要なツールや具体的なやり方までご説明しました。傷の深さによって、使用するツールと修復方法が異なってきますので、この記事を参考にしながら、DVDの傷を修復してください。傷ついてしまったDVDディスクを自分で修復できれば、修復費用を抑えることができます。一方、自分で修復作業を行うのは不安という方は、専門のサービスに依頼するのがおすすめです。