目次>
はじめに
PS4とPS4Proは発売されてから、PS3が最新機で無くなりますが、手元のPS3を続けて好きな人がまだまだ多いです。後方互換があるため遊べるソフトは依然として多いです。また、ゲームとして使わなくても、TVレコーダーやオーディオ機器、アプリ再生機などとして使うこともできます。PS3は発売当初から色々苦戦をしておりますが、多機能機器としてはまだまだ使い道が多いと思います。ただ、多くの人にはまだそれを知らないようですので、この記事では、PS3をブルーレイの再生機器としての使う方法と、再生できない時の対策法も合わせてご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
PS3について
PS3はPS2の後継機としてソニー・コンピュータエンタテインメントより2006年販売されたゲーム機です。ゲームプレイはもちろんのこと、それ以外、最大な特徴としてはブルーレイディスクを搭載したことでしょう。従来のDVDメディアに比べると、5倍以上の大容量を実現しました。さらにHD画質にも対応をしております。さらに各種インターネットサービスにも対応するために、ゲームというよりはパソコン機器だと言っても過言ではありません。一時期一定の地位を確保したPS3ですが、実は発売当初からかなり迷走と挫折をしました。発売当初の出荷台数の少なさで「物売るっていうレベルじゃねぇぞ」と怒鳴る男性ユーザーの一言で思わぬネット流行語が誕生しました。さらに販売価格の高さと任天堂の「Wii」の発売により、販売鈍化しました。ありとあらゆる悲劇が巻き起こったPS3ですが、2009年にもなってようやくヒット作がでてきて、売り上げもじわじわ伸びてきました。そこの紆余曲折も大変面白いので、興味のある方はぜひ検索してみてください。
PS3で再生できるブルーレイの種類と動画形式について
PS3本体では、初期型から最終型まですべてにおいては、ブルーレイの再生が可能です。また再生においても、特に煩雑な設定などが一切いらなくて、ブルーレイディスクを挿入すれば、再生ができます。ただ1つ、再生には設定がいらないものの、対応するブルーレイディスクの種類があります。PS3に対応している下記ブルーレイディスク規格は、「PS3規格のBD-ROM」、「BD-ROM」、「BD-R」(ver1.1準拠)、「BD-RE」(ver2.1準拠)となります。言い換えれば、それ以外のブルーレイディスクには対応しておりませんので、ご注意ください。
一方でPS3には豊富な動画形式に対応しています。「MP4、AVI、AVCHD(.m2ts / .mts)、DivX、WMV、MPEG-1、MPEG-2 PS、MPEG-2 TS、H.264/MPEG-4 AVC、MPEG-4 SP、AVCHD(.m2ts))には一通り対応していますので、ご覧の通り、一般的によく使われる動画形式種類は網羅しているかと思われます。
PS3でブルーレイを再生する方法について
先ほどの少し触れましたが、PS3にブルーレイディスクの再生方法はいたって簡単です。PS3本体を起動して、ゲームソフトの挿入場所に、上記言及した規格のブルーレイディスクを挿入するだけです。また、再生や一時停止、キャプターの選択などといった起動後の操作においては、PS3専用のコントローラで操作可能です。PS3に慣れた人には問題ないかと思いますが、操作に迷う場合は、「△」ボタンを押せば、ボタン操作のヘルプが出ます。ぜひご参考にしてみてください。また、「□」ボタンを押せば、メニューにアクセスができます。そこでチャプター、音声、
字幕などの選択ができます。「×」ボタンを使ったらディスク再生モード終了します。L1とR1を押せば、前後のチャプターへ飛ぶことができます。L2とR2、十字キー左右は再生時の早送り、早戻し再生ができます。早送りは音声付きでしたら、1.5倍までできます。さらに早送りでも早戻しでも10倍、30倍、120倍の切り替えも可能です。より精度の高い変速再生をしたい場合は、左スティックと右スティックを使います。L2とR2、十字キー左右と同じ機能を持っていながら、シームレス加変速再生が可能です。スティックを時計回り、あるいは逆回りにすれば、実現できます。ちなみに、この時の可変速再生の範囲は0.14倍速から4.00倍速までできます。音声付きの場合は、1倍速から2倍速までとなります。
PS3でブルーレイ再生できない時の対策法について
PS3にブルーレイディスクを入れても読み込みができない場合は、大きく下記3つの原因が考えられます。
原因①:システムソフトのアップデートができていない
PS3にはインターネットに接続する必要があります。その理由は、必要な時にシステムの更新を実行することがある」からです。基本1.50版以上であれば、問題なく使えますが、念のため、システムソフトウェアを更新しましょう。また、「このBD再生には暗号鍵を更新する必要があります。暗号鍵を更新するためにはシステムソフトウェアをアップデートしてください」というメッセージが表示される場合は、PS3システムソフトウェアのアップデートが必要だという意味です。2021年12月
31日現時点では、PS3のシステムソフトウェアアップデートは2021年6月1日にリリースされた4.88版です。
まだ更新ができていない場合は、下記のリンクによりPS3アップデートをダウンロードしてみてください。また1つ気をつけていただきたいことがあります。アップデートにあたっては、最低200MBの容量が必要ですので、ぜひ容量を確認した上で、アップデートしてみましょう。
【ダウンロードリンク】
また、インターネット環境を持っていない場合でもPS部品販売サービスにご連絡いただければ、有償でのアップデートディスクの提供をしてくれますので、ご参考までに知っておくと損はないでしょう。
原因②:ブルーレイディスクの規格に対応していない
「PS3で再生できるブルーレイの種類と動画形式について」においては、すでに言及をしましたが、PS3に対応していないブルーレイディスクはあります。今一度、手元のブルーレイディスクはPS3に対応している規格かどうかをご確認しましょう。
さらに、ブルーレイディスクには国別ごとにリージョンコードには設定されています。日本のPS3をお持ちの場合は、コードが「2(日本)」、「ALL」以外のブルーレイディスクの再生はできませんので、ご注意ください。
原因③:ブルーレイディスクに傷や汚れはある
長年劣化などの原因でブルーレイディスク盤面に傷や汚れがある場合には、再生できない原因につながると考えられます。汚れが見られる場合は、クリーニングクロスを利用して、丁寧に綺麗に拭きましょう。
終わりに
いかがでしょうか。以上はPS3のプチ歴史からブルーレイディスクの再生方法、および再生不可になった時の対策方法を紹介してきました。実はPS4の発売後、中古品のPS3はPS4の半分以下のお値段で入手することができます。古くなったとはいえ、まだまだ魅力のある商品だと思います。気になる方は、ぜひチェックしてみてください。また、上記以外にも、PS3の使い道はたくさんありますので、ぜひこの機に開拓してみてみましょう。
- AnyDVDが使えなくなった?Any DVD HDのダウンロード方法・設定方法・使い方!エラーのときの対処法も解説
- DVDFabを購入するのが危険?DVDFabの安全性や評判を解説!
- ブルーレイレコーダーの動画をHDDにデータ移行できるの?地デジを録画した動画を他のデバイスで見る方法まとめ
- 【DVDFab 11 Crack 日本語版】DVDFabクラック版の使用は絶対に駄目!メリットを上回るデメリットや危険性を解説
- DVDFab12の使い方!コピー・リッピング・変換・作成すべての機能を写真付きで詳しく解説
- DVDFab11期限切れた後、DVDFab11をアップデートする方法は?失敗したときや更新できないときの対処法