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本記事では無料で使えるDVDオーサリングソフトDVD Flickのダウンロードと基本的な使い方を初心者の方に向けて紹介します。「DVD Flickとは何か?」様々な動画ファイルを元にDVDデータの制作を行うことができて、ImgBurnと連携したDVDライティング機能も付いて、動画をDVDディスクに作成する作業をこれ一本だけで完成できます。
対応OSはWindowsだけです。この記事では以下の順でDVD Flickの紹介をします。
・DVD Flickとは
・DVD Flick(日本語版)のダウンロード・インストール
・DVD Flickの設定方法
・DVD Flickを使って動画をDVDに書き込む方法
・DVD Flickの評判・レビュー
では、一緒に見ていきましょう。
DVD Flickとは
DVD Flickとは、Windowsで動作できるDVDオーサリングフリーソフトです。サポートされている動画ファイルは多くて、手軽にMP4 / M4V / MKV / AVI / WMV / TS / MOV / QT / FLVなどの動画ファイルをDVDに書き込みます。しかも、メニュー画面作成、チャプター設定、字幕や音声の多重化、ISOイメージファイルの作成などの機能も搭載していて、自由に利用できます。
インターフェースも直感的に分かりやすく、初心者でも簡単に操作できます。
【開発元】Dennis Meuwissen
【動作環境】Windows
【プラットフォーム】x86
【ファイルサイズ】18.5MB
【日本語】対応
【価格】無料
【読み込み可能な動画ファイル】MP4、M4V、MKV、AVI、WMV、MOV、TS、FLV、QTなど
【主な機能】動画ファイルをDVD-Rに書き込み|DVDビデオにメニューを追加
【公式サイト】 https://dvdflick.popup.jp/
DVD Flickの使い方①:日本語版DVD Flickのダウンロード・インストール
Step1:まずは公式サイトからDVD Flickを無料でダウンロードします。DVD Flickの日本語化パッチとDVD Flick v2の日本語版を公開しているため、【2016-08-19】DVD Flick v2 1.3.0.9 build 740 日本語化 release1の「ダウンロード」ボタンをクリックして、DVD Flickの日本語化パッチファイルを保存します。
ダウンロード先はこちら:https://dvdflick.popup.jp/download
Step2:ダウンロードが完了したらインストーラー(dvdflick_setup_1.3.0.9_jp_r1.exe)をダブルクリックして起動します。セキュリティーの警告画面が表示され、「実行」をクリックして、インストール作業を始めます。
Step3:セットアップウィザード画面が表示され、「次へ(N)」をクリックします。利用規約画面に切り替えたら、「同意する」にチェックを入れて、利用規約に同意して、「次へ(N)」ボタンをクリックします。
Step4:インストール先を指定して、「次へ(N)」をクリックして、「プログラムグループの指定」と「追加タスクの選択」画面が表示されます。特に理由がなければ初期設定のままで問題ないので、そのまま「次へ(N)」をクリックすればOKです。
Step5:続いて、「追加タスクの選択」画面が表示されます。「デスクトップにアイコンを作成する」「DVD Flickのプロジェクトファイルを関連付ける」項目があり、使用用途に合わせてチェックを入れてから、「次へ(N)」をクリックします。
Step6:「DVD Flickをインストールする前の最終確認」画面が表示されます。問題はなければ、「インストール(I)」ボタンをクリックしてください。インストールが完了したら、「完了(F)」ボタンをクリックすればOKです。
DVD Flickの使い方②:DVD Flickの設定方法
Step1:DVD Flickを起動して、メニューにある「プロジェクト設定」をクリックしてDVD Flickを自由に設定することが可能です。
Step2:「プロジェクト設定」は「一般設定」「ビデオ設定」「オーディオ設定」「再生設定」「書込設定」五つの項目に分かれていて、それぞれの設定方法について解説していきます。
「一般設定」タブ:
ここではタイトル、ターゲットサイズ、カスタムサイズ、エンコード優先順位があります。使用用途に合わせて変更できます。
「タイトル」:初期設定ではDVD Videoですが、変更する時、英数を入力してください。
「ターゲットサイズ」:用意した録画メディアの容量と同じサイズを選択してください。
「エンコード優先順位」:初期設定では「Normal」ですが、使用用途に合わせて変更できます。高速で作業を進めたいなら「Avobe Normal」を選択してください。
「ビデオ設定」タブ
ここでは、ターゲットフォーマット、エンコード品質、ターゲットビットレート、カスタムビットレート、詳細設定などの項目があります。
「ターゲットフォーマット」:日本の場合は、「NTSC」を選択してください。
「エンコード品質」:初期設定では「Normal」ですが、使用用途に合わせて変更できます。より画質にこだわりたい方は「Best」を選択してください。
「ターゲットビットレート」:使用用途に合わせて選択してください。初期設定のままでもOKです。
「詳細設定」:動画素材にMPGファイルを使用すると、「詳細設定」ボタンをクリックして、「MPEG2はコピーする」にチェックを入れておきましょう。
「オーディオ設定」タブ
ここでは、ボリュームの変更、チャンネル数、ビットレートがあります。初期設定のままでOKです。別に変更する必要はありません。
「再生設定」タブ
ここでは、タイトル再生完了後の処理指定、最後まで再生したら最初からループ再生する、常に最初の字幕を有効にする項目があります。初期設定のままでOKです。別に変更する必要はありません。
「書込設定」タブ
ここでは、ISOイメージを作成する、プロジェクトをディスクに書き込む、ディスクラベル、ドライブ、書込速度などの設定項目があります。使用用途に合わせて変更してください。
「ISOイメージを作成する」:お好みのライティングソフトを使う場合は、こちらにチェックを入れてください。
「プロジェクトをディスクに書き込む」:ImgBurnを使ってDVDに書き込む場合は、こちらにチェックを入れてください。
Step3:設定が完了したら、「適用」ボタンをクリックします。
DVD Flickの使い方③:動画をDVDに書き込む方法
Step1:空のDVD-Rをパソコンのドライブに挿入しておきましょう。
Step2:DVD Flickを起動して、メイン画面の右側の「タイトル追加」をクリックして、空のDVD-Rに書き込みたい動画ファイルを一括でDVD Flickに読み込みます。
Step3:動画ファイルが読み込んだ後、メイン画面の左側にある黄色のバーがあります。このバーが赤色になると、DVD-Rの空き容量を超える意味です。なるべく黄色に収まるように動画ファイルを読み込みます。
Step4:メニューバーの「プロジェクト設定」をクリックして、使用用途に合わせてDVD Flickの各設定を変更してください。
Step5:続いて、メニューバーの「メニュー設定」をクリックして、6つのメニューテンプレートを提供していて、好きなメニューを選択してください。
Step6:メイン画面の右下部の「参照」ボタンをクリックして、DVDの出力先フォルダーを指定します。
Step7:確認した後、メニューバーの「DVD作成」をクリックして、「出力先のフォルダーのデータは全部消えますが大丈夫ですか?」といった画面が表示されます。「はい」をクリックすればOKです。そして、DVD書き込み作業が始まります。少々お待ちください。
Step8:「DVD Flick-完了」画面が表示されたら、動画をDVDに書き込む作業が完了しました。「閉じる」ボタンをクリックして終了です。
DVD Flickの評判・レビュー
「DVD Flickが良いって本当?」「使い勝手がいいDVDオーサリングソフトDVD Flickはオススメできる?」最近ではDVD Flickの評判に関する質問が多いようです。以下ではオーサリングフリーソフトDVD Flickを使って感じた率直な感想についてご紹介します。
【良い口コミ評判】
・完全無料のオーサリングソフトで、UIが直感的で操作性が良くて、初心者でも簡単に利用できます。
・20種類以上の動画形式に対応していてサクサクとDVDメディアに書き込みます。
・ImgBurnと連携できて、変換ソフトなしでDVDビデオを作成できます。
・各種メニューテンプレートを提供していて、DVDメニューを楽に作成できます。
・タイトルを自由に設定できます。
【悪い口コミ評判】
・DVDメディアへの書き込み時間がちょっと長いです。
・動画ファイルをDVDに書き込む場合、ある程度画質は落ちます。
・音ズレ、字幕ズレ、作成したDVDがDVDプレーヤーで再生できないエラーが時々発生します。
・Windowsしか動作できません。macOSには対応していません。
まとめ
今回は、DVD Flickの特徴や、DVD Flick日本語化方法やDVD Flickの使い方・評判などをご紹介しました。DVD Flickは、完全無料で動画をDVD-Rに書き込むフリーソフトでありながら、機能も豊富で、操作感も優れており、初心者でも簡単に使えます。そのため、DVDオーサリングに慣れていない初心者の方でも本記事を読むことで、すぐに使いこなすことができるでしょう。
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