VideoCruiseは30日間無料で使える業界最強な動画編集ソフトの一つです。しかし、VideoCruiseの使い方についてよく分かっていない方は多いのではないでしょうか。
この記事では、VideoCruiseの特徴・機能、無料ダウンロード・インストール方法、使い方(動画編集・保存方法)について徹底的に解説します。
この記事を読むことで、あなたの疑問を解決することができます。
動画編集ソフトVideoCruiseとは?
VideoCruiseは、多くのデジタルツールを提供しているDVDFabの動画編集ソフトです。Windows 11/10/8.1/8/7 (32/64 bit)で動作でき、30日間で無料利用できます。
海外で開発されたソフトですが、日本語にも対応していて、動画編集を始めたい日本人はカンタンに操作できます。直感的に編集できる高い操作性から、初心者からプロまで非常に人気のある動画編集ソフトです。
VideoCruiseの仕様について
【動作環境】Windows 11/10/8.1/8/7 (32/64 bit)
【CPU】Intel i3以上
【メモリ】2GB以上
【HDD空き容量】100GB以上
【読み込み可能なフォーマット】画像フォーマット(bmp、jpg、png、gif、tif、heicなど)、動画フォーマット(avi、mpeg、wmv、mp4、movなど)、音声フォーマット(wav、mp3、m4a、mid、flac、aac、wma、au、aiff、oggなど)
【書き出し可能なフォーマット】mp4、avi、wmv、mov、mkv、gif
【その他】インターネット接続環境(アクティベーション/プログラムアップデート等に必須)
【公式サイト】https://dvdfab.org/videocruise-video-editor.htm
VideoCruiseの特徴・機能
誰でも簡単に動画を編集できるソフトVideoCruiseですが、どのような機能や特徴があるのでしょうか。
ここでは、VideoCruiseの魅力について解説していきます。
・様々なフォーマット(動画・音声・画像フォーマット)に対応しています。
・基本的な動画編集機能()を持ちながら、50種類以上あるトランジション効果やフィルターによって、誰でもステキな動画を作成できます。
・編集した動画をYouTube/Facebook/Twitter/DVD/TV/iPhoneなどのプラットフォームや端末に出力できます。
・動画の分割・カットだけでなく、クロップ、フリップ・ミラー、回転、速度調整、ズーム、PIP、字幕追加などの様々な機能を30日間で制限なしで無料利用できます。
・完全無料の動画編集ソフトではありませんが、品質の高い動画編集が可能です。
VideoCruise無料版と有料版の違い
・VideoCruise無料版は全機能を利用することはできません。
・VideoCruise無料版は全ての素材を利用できません。
・VideoCruise無料版で編集した動画を書き出すとき、1080p/HD画質だけで出力できます。
・VideoCruise無料版は編集した動画を書き出すと、VideoCruiseのロゴが画面の左上に追加されます。
機能制限なしでロゴなしで動画を編集したい方は、有料版の方が便利だと思います。
【有料版はこちら】https://dvdfab.org/videocruise-video-editor.htm
VideoCruiseの使い方❶:無料ダウンロード・インストール
WindowsでVideoCruiseを無料ダウンロード・インストールする方法についてご紹介します。
利用するにはVideoCruiseの公式サイトからダウンロードを行ってからお使いのパソコンにインストールする必要があります。
Step1:公式サイト(https://dvdfab.org/videocruise-video-editor.htm)からダウンロードを行いましょう。
Step2:サイトにアクセスすると、「無料ダウンロード」と書かれたボタンがあります。ボタンをクリックすれば自動でダウンロードが始まります。
Step3:ダウンロードしたインストーラ(videocruise_online_17725.exe)をダブルクリックして起動します。
Step4:セットアップ画面が表示されます。右部の「カスタム」をクリックして、「インストール先の指定」「デスクトップへのショットカット作成」「参加ユーザーエクスペリエンスプログラム」が自由に指定できます。デフォルトではチェックを入れますが、使用用途によってチェックを外しても問題ありません。
使用許諾書を確認してから、「クイックインストール」ボタンをクリックして、VideoCruiseのインストール作業がスタート。
Step5:下部の「今すぐ起動」ボタンをクリックして、VideoCruiseのメイン画面が表示されます。これでWindows版VideoCruiseの無料ダウンロード・インストール作業は完了です。
VideoCruiseの使い方❷:動画編集の基本
VideoCruiseの無料ダウンロード・インストールが無事に終わったら、次は、一通り「VideoCruiseの使い方:動画編集・音量調整方法など」を理解しておく必要があります。では、具体的な操作方法を見ていきましょう。
プロジェクトの開始
Step1:VideoCruiseを起動すると、「画面アスペクト比」「新しいプロジェクト」「プロジェクトを開く」という欄が現れます。
「画面アスペクト比」とは、作成した動画の使用用途に合わせてアスペクト比を選択する設定です。
「新しいプロジェクト」とは、編集内容を保存するメインファイルのことです。
「プロジェクトを開く」とは、既存のプロジェクトを開いて再編集することです。
こちらは「画面アスペクト比」では「16:9」を選択して、「新しいプロジェクト」ボタンをクリックします。
Step2:プロジェクトを開始してから、画面の左側の「ダブルクリックしてファイルを導入する」をダブルクリックして、編集に利用したい各素材(動画・音声・画像)をインポートします。
すると、「ローカル」では追加された各素材(動画・音声・画像)が表示されます。
各素材(動画・音声・画像)をタイムラインに配置する
VideoCruiseで動画を編集するには、各素材(動画・音声・画像)をタイムラインに配置する必要があります。タイムライン上に配置している各素材を編集して書き出して、一本の動画を作成することが可能です。
「ローカル」に読み込んだ各素材を下部のタイムラインパネルにドラッグ&ドロップしてください。
❶、動画ファイルは「動画トラック」にドラッグ&ドロップします。
❷、音声ファイルは「音声トラック」にドラッグ&ドロップします。
❸、画像ファイルは「PIPトラック」にドラッグ&ドロップします。
動画を分割する
動画から要らない部分をカットし、必要な部分だけ残すことをトリミングと言います。
Step1:動画クリップを選択した状態で、黄色の縦線を動画の切り取りたい所に移動して、ツールバーの「ハサミ」模様のアイコンをクリックして、タイムライン上で動画が2つに切り分けます。
Step2:不要な動画クリップを選択した状態で「Delete」キーを押すと不要な部分を削除できます。または、不要な動画クリップを選択した状態で右クリックして「削除」を選択するのもOKです。
動画の長さを調整する
Step1:タイムライン上で長さを調整したい動画を選択した状態で、動画の左右の端にカーソルを合わせます。
Step2:「↔」のマークが表示され、その状態で左側(右側)にクリックしながらドラッグすると動画の長さを短く(長く)することができます。
動画の再生速度・背景色・向きを調整する
VideoCruiseの動画編集機能を活用して、動画の再生速度を速く(遅く)したり、動画の背景色を調整したり、動画の向き(方向)を変えることができます。
Step1:タイムライン上に配置している動画クリップを選択した状態で、ツールバーの「鉛筆」模様のアイコンをクリックして、編集画面が左上部に表示されます。
Step2:そこで、「ビデオ」タブをクリックして、「スピード」「逆再生」「回転」「背景色」といった設定項目があり、使用用途に合わせて自由に調整できます。
Step3:調整した後、「OK」ボタンをクリックして、選択したクリップに適用します。
トランジションを追加する
トランジションは、動画の前のカットと後ろのカットを繋ぐ役目を果たすエフェクト効果と言います。動画編集を行うときに不可欠な効果です。
Step1:VideoCruiseでトランジションを追加するには、VideoCruiseの左側の「画面切替効果」タブをクリックして、使用できるすべてのトランジション効果が表示されます。
様々なトランジション効果が用意されていて、自由に選択できます。
トランジション効果をプレビューするには、ダブルクリックして確認できます。
Step2:追加したいトランジション効果を1回クリックして選択してから、タイムライン上に配置している2つの動画クリップの間にそのトランジション効果をドラッグしてください。
フィルターを追加する
動画を可愛くてステキに加工するために、フィルター・エフェクトを追加するのが重要です。
Step1:VideoCruiseで動画にフィルターを追加するには、VideoCruiseの左側の「フィルター」タブをクリックして、使用できるすべてのエフェクト効果が表示されます。
様々なエフェクト効果が用意されていて、自由に選択できます。
エフェクト効果をプレビューするには、ダブルクリックして確認できます。
Step2:追加したいエフェクト効果を1回クリックして選択してから、タイムライン上に配置している動画クリップにそのエフェクト効果をドラッグして、適用できます。
エフェクトの長さを調整するには、先ほど紹介していた手順と同じ、左右の端にカーソルを合わせて左側(右側)にクリックしながらドラッグすればOKです。
VideoCruiseの使い方❷:音楽・BGMを追加する
ご存知の通り、動画編集では音楽・BGMは超重要です。動画に適切な音楽・BGMを追加することによって、動画を最後まで視聴してもらえる効果があるからです。ただし、音楽・BGMを追加する際、音楽の著作権を違反しないようにフリー音楽素材サイトの利用がおすすめです。
では、VideoCruiseで動画に音楽・BGMを追加する方法をご紹介します。
Step1:まずは、音楽素材をVideoCruiseにインポートして、タイムライン上に配置してください。
Step2:動画の長さに合わせて、動画の始まりから最後まで音楽・BGMが流れるために、音楽・BGMの長さを調整する必要があります。先ほど紹介していた「カット方法」「長さを調整する方法」を参考にしながらやってみてください。
Step3:もっと細かく音楽・BGMを調整するには、タイムライン上に配置している音楽・BGMクリップを選択した状態で、ツールバーの「鉛筆」模様のアイコンをクリックして、左部に表示されている編集画面では「スピード」「音量」「フェードイン」「フェードアウト」などを自由に調整できます。
調整した後、「OK」ボタンをクリックすればすぐに適用されます。
VideoCruiseの使い方❸:テキストを入れる
見やすい動画を作成するために、動画にテキストを挿入するのが一般的です。しかも、高齢者や聴覚障害方にとって字幕があれば動画の内容を分かりやすくなります。
Step1:VideoCruiseで動画にテキストを挿入するには、VideoCruiseの左側の「テキスト」タブをクリックして、使用できるすべてのテキストスタイルが表示されます。
様々なテキストスタイルが用意されていて、自由に選択できます。
テキストスタイルをプレビューするには、ダブルクリックして確認できます。
Step2:追加したいテキストスタイルを1回クリックして選択してから、タイムライン上に配置している動画クリップにそのテキストスタイルをドラッグして、適用できます。
テキストの表示時間をど紹介していた手順と同じ、左右の端にカーソルを合わせて左側(右側)にクリックしながらドラッグすればOKです。
Step3:そして、テキストの文字を入力するには、タイムライン上に配置しているテキストクリップを選択した状態で、ツールバーの「鉛筆」模様のアイコンをクリックして、編集画面が左上部に表示されます。そこで、テキストの文字、フォント、タイプ、色彩、不透明度、単語間隔、縁取り、外枠、シャドー、背景、ラインスペースを使用用途に合わせて自由に調整できます。
調整した後、「OK」ボタンをクリックすればすぐに適用されます。
VideoCruiseの使い方❹:動画を書き出す
編集した動画をYouTube/Facebook/TwitterなどのSNSにアップしたり、動画をお友達やご家族に共有したいというときは、データを書き出す作業は必要となります。
Step1:「ツールバー」の「出力」ボタンをクリックします。
Step2:書き出し動画の詳細を設定する画面が表示されます。そこで、「ファイル名」「出力先」「ビデオフォーマット」「品質」「サムネイル」などの設定があり、使用用途に合わせて自由に選択できます。
Step3:問題はなければ、下部の「出力」ボタンをクリックして、書き出しが開始されます。動画の書き出しには時間がかかり、少々お待ちください。
VideoCruiseを活用して最高のコンテンツを作ろう
今回は無料で利用できる高性能の動画編集ソフトVideoCruiseの使い方について解説しました。VideoCruiseを利用すれば無料で質の高い動画をスムーズに編集できます。
海外からは初心者でも簡単に操作できて豊富な編集機能を提供する動画編集ソフトとして高く評価されています。また、高性能なPCも必要ないので、動画編集ソフトを利用してみたいという人におすすめです。有料のソフトですが、無料版(30日間無料体験版)も提供されているため、気になる方はまず無料版をダウンロードして利用してみてはいかがでしょうか。