「VLC Media Playerをインストールしたのに、肝心のブルーレイが再生されない!」と困っていませんか?確かに、ソフトをインストールすれば再生できると思っていたのに、いざインストールしても再生できなければ、使えないソフトだと思ってしまいますよね。
しかし、VLCでブルーレイを再生できない原因はソフトだけの問題ではありません。もしかしたら、そもそもディスクやドライブに問題があるのかもしれませんし、他にインストールしているソフトとの相性が悪いだけかもしれません。
そこで本記事では、VLC Media Playerを再生できなくて悩んでいる人のために、再生できないときの対処法11選をまとめて、特に素晴らしいプレーヤー「PlayerFab」も推奨されました。現在再生できなくて困っている人は、ぜひ本記事を参考にして、何が原因なのかを探っていきましょう!
VLC Media Playerとは?
VLC Media Playerは完全無料で使える動画再生ソフト。動作が非常に軽く、部分的に破損している動画でさえも破損部分をスキップして再生できます。Windows / macOSだけでなく、Android / iOSにも対応しており、スマホでも使える点は非常に優秀。さらに動画再生だけでなく動画のエンコードなどもできます。
VLC Media Playerでブルーレイ再生できないときの対処法11選
VLC Media Playerでブルーレイを再生できない原因はさまざまあります。一見どこに異常があるのかは分かりづらいため、これから紹介する方法を使って、一緒に1つずつ確認していきましょう。
PlayerFab プレーヤーを使ってみる
VLCでブルーレイを再生できない時は、プレーヤーの入れ替えが最も簡単で効果的な方法です。ここでは、PlayerFab オールインワンの使用をお勧めします。
PlayerFabはローカルビデオ、DVD/Blu-ray/UHDディスク、またAmazonとNetflixなどのストリーミングビデオを再生できるようにしてくれます。VLC Media Playerの機能だけでなく、以下のようなメリットも含まれています。
- 多様なビデオおよびオーディオ品質が選択可能です。
- 再生速度を調整することができます。
- 自動的に広告をスキップします。
- MP4、MKV、VOBなどのあらゆる種類のオーディオ形式を再生するための無料バージョンを提供しています。
- 詳しくは、PlayerFab ウェブサイトをご覧ください。
有料プレーヤーですが、30日間の無料トライアルがあり、製品にご満足いただけない場合は、購入から30日以内であれば全額返金にて対応します。
VLCでブルーレイを再生できないとき、他のプレーヤーを使いたくない場合は、以下の10種類の解決策を紹介します。
他のブルーレイで再生できるか確認する
VLC Media Playerで再生できなかったとき、ディスクの汚れや破損が原因かもしれません。そのため、他のブルーレイを使って再生できるか試してみましょう。もし他のブルーレイも再生できないのであれば、ディスクではなくドライブの問題かもしれません。反対に、他のブルーレイが再生できるのであれば、再生できないディスクに問題があります。
破損したブルーレイディスクを修復する
ブルーレイディスク自体ではなく、データの破損であれば「データ復元ツール」を使って修復できます。例えば、「Recoverit」(リカバリット)というソフトの「ビデオ修復」機能が便利です。破損したブルーレイがいくつもある場合、まとめて作業できますし、幅広いフォーマットに対応しています。もしディスク自体に傷がついている場合、小さいものであれば補修液で修復可能です。ディスクの傷はドライブを故障させる原因にも繋がるので、なるべく修復しておくのがいいでしょう。
コピーガードを解除してから試す
レンタル/市販および海外版ブルーレイなどには、著作権保護のコピーガードや地域限定のリージョンコードが設定されています。そのため、ソフトによっては再生できないかもしれません。コピーガードのついたブルーレイを再生したい場合、あらかじめプロテクトを解除しておく必要があります。そのためには、解除用のソフトが必要です。例えば「DVDFab Blu-ray リッピング」「Handbrake」「4videosoft ブルーレイコピー」などを使えば解除できます。
MP4にリッピングしてから試す
VLC Media Playerで再生できないとき、そもそも対応していない形式の可能性があります。そんなときは、多くのデバイスやソフトと互換性のあるMP4形式にリッピングしてから再生してみるのがおすすめです。リッピングはディスクからPCにデータを取り込むことをいいます。リッピングすれば単純にバックアップになるほか、専用のBDプレイヤーが必要なくなり、さまざまなソフトで再生できるようになるなど、メリットが多いです。例えば「DVDFab Blu-ray リッピング」や「Leawo Blu-ray変換」を使えばコピーガードを解除しながらMP4に変換できます。
ISOに変換してから試す
ISOファイルに変換してから再生してみるのもおすすめです。ISOファイルに変換すればパソコンにブルーレイが入っていると思い込ませられるため、普通に再生できますし、何よりディスクを入れるよりも素早く再生できます。ただし、変換するには専用のソフトが必要です。例えば「Leawo Blu-rayコピー」を使えばISOファイルに変換しながら、ブルーレイをリッピングできます。
プラグインを追加する
どうしても直接再生したいのであれば、VLC Media Playerのプラグインを追加する方法もあります。プラグインとは拡張機能のことで、新たな機能を追加できるプログラムです。すでにVLC Media Playerをインストールしているのであれば、KEYDB.cfgというファイルをダウンロードします。バージョンに応じてプラグインファイルをダウンロードし、ソフト上で実行すれば完了です。
ハードウェアビデオデコードを無効にする
VLC Media PlayerでMP4を再生しない場合、ハードウェアビデオコードが原因かもしれません。解決するためには、VLC Media Playerのハードウェアビデオコードを無効にします。まずは、「Tools→Preferences→ウィンドウ左下」で「設定の表示」をクリックしましょう。次に「Input / Codecs」→「Video Codecs」→「FFmpeg」と開いていきます。「Hardware decoding 」があるので、表示を「disable」に変更して完了です。
ファイアウォール設定を変更する
ファイアウォールの設定によってはVLC Media Playerを開けないことがあります。そんなときはファイアウォール設定の見直しが必要です。まず、タスクバーの検索ボックスで「ファイアウォール経由のアプリ許可」を検索します。リストでVLC Media Playerを見つけたら、ボックスにチェックを入れましょう。変更を保存してVLC Media Playerを再起動すれば完了です。
パソコンのスペックを確認する
ブルーレイはパソコンのCPU/GPU/メモリの使用率が高くなります。そのため、パソコンのスペックによっては動画がカクカクしたり、異常な画面になって上手く視聴できません。このような症状がある場合は、軽量メディアプレーヤーを使用するか、パソコン自体のスペックを改造/購入するなど方法があります。
外付けドライブの場合は別のドライブを使ってみる
ノートパソコンなどで、外付けドライブを使用している場合は、ドライブ自体を別のものに変更してみるのも手です。ドライブの故障やディスク形式の相性などを一気に解決できます。新しいドライブを接続しても再生できない場合は、ドライブの問題ではないので、ディスクやソフトのバージョンを確認するなど、上述した方法を試してみましょう。
まとめ
VLC Media Playerはオープンソースで使える優良ソフトです。オープンソースなのでウイルスの心配がないのも魅力的な点ですね。VLC Media Playerでブルーレイが再生できない原因はさまざまがあります。まずはドライブやディスクの故障を疑ってみて、問題なさそうなら他のソフトとの相性や、VLC Media Playerのバージョンおよび設定などを見直してみましょう。または、上記のようにPlayerFab プレーヤーをダウンロードしてみるのもよいでしょう。本記事を参考にしても解決できない場合は、サポートセンターに問い合わせてみるのもいいかもしれません。
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