本記事ではおすすめのファイラーソフト10選をWindows10対応からmac対応まで紹介していきます。そもそもファイラーソフトは何かというと、簡単にいえばファイルを管理しやすくするためのソフトです。とは言え、ファイラーソフトにもさまざまな種類があり、複数のウィンドウを開けるものや、ラベル管理できるものまであります。結論から言ってしまえば、ファイラーソフトの中でも最強なのはWindowsなら「As/R」Macなら「XtraFinder」です。下記でも紹介しているので、それぞれ確認していきましょう。
おすすめファイラーソフト10選
ファイラーソフトはファイルを管理しやすくするためのソフトです。Windowsでいえばエクスプローラー、MacでいえばFinderがデフォルトで搭載されているファイラーソフト。しかしこれらのソフトは機能が必要最低限に限られているため、新しくファイラーソフトをダウンロードすればさらに使い勝手が良くなるというわけですね。
別途ファイラーソフトを追加すれば、コピーや移動が簡単になったり素早く開いたりできます。ここではおすすめのファイラーソフト10選をまとめたので、参考にしてみてください。
マルチCPU対応で動作が軽い「As/R」
Windows 10対応のフリーソフトファイラー。「まめFile」と呼ばれ人気のあったソフトの後継ソフトで、タブを切り替えながら使う方式を採用しています。デフォルトではリスト形式で表示されますが、ツリー形式への変更も可能。マルチCPUに対応しているので、動作も軽く、ストレスを感じずに使用できます。マウスのみで使う場合、キーボードのみで使う場合、など実際の使う人の立場に立って設計されているのがよくわかるソフトです。無料なのにもかかわらず、よく使うメニューだけを作成する機能もあり、使いやすいよう整えられるカスタマイズ性にも優れています。
chromeのようなタブ機能「XtraFinder」
macで使えて無料かつ機能性も抜群なファイラーソフトがXtraFinderです。Google Chromeのようなタブ機能や、ショートカット登録を変更することで、カット&ペーストなども簡単に行えるようになります。Chromeと同じような機能を持っていますが、使ったことがない人でも直感的に操作できるので安心。何より自分で使いやすいように設定できるカスタマイズ性は魅力です。注意点としては、ダウンロードファイルがOSのバージョンによって異なるところ。インストーラーをダウンロードするとインストラクションが付属していますので、それを見ながら気をつけてダウンロードしてください!
インストール不要「Tablacus Explorer」
Tablacus ExplorerはX-Finderの後継版ソフトで、Windows 10にも対応しています。インストール不要のポータブルアプリで、すぐにでも使い始められるのがポイント。さらにアドオンの拡張もでき、用途に応じて多機能ファイラーにすることもできます。タブ情報を記録してくれるので、次回起動時にも同じ並びでタブ表示してくれるのも便利です。ダウンロードはGitHubから。タブが付いていたり、2画面や4画面分割ができたり、使い勝手はエクスプローラーをはるかに超えています。インターフェースがHTMLとCSSといったマークアップで作られているため、知識のある方は簡単にカスタマイズできますよ!
ラベルで管理する「FenrirFS」
ラベルでファイルを管理するWindows10対応のフリーファイラー。ファイル登録型となっており、ファイルを管理するためにはファイル登録を行う必要があります。登録はウィンドウ内に管理したいファイルをドラッグ&ドロップするだけ。登録したら右クリックでラベルをつけるを選ぶと、ファイルをラベルで管理できるようになります。手動だけでなく自動でファイルを同期できる機能もありますので、パソコンのファイル管理作業が何倍も効率的になります。
デュアルブラウザに対応した「Path Finder」
Path Finderはmacで使えるファイラーソフトです。幅広いインターフェース設定を行えるため、自分の使いやすいよう設定できます。さらに、光学ディスク記録機能をもっているほか、マウスクリックで新しいファイルを簡単に作成できるのも強みです。2つのFinderを1つのウィンドウ上で表示できるデュアルブラウザ対応で、非常に多機能なのも魅力。ただし、使いやすさもありながら、完全に使いこなすのは難しいです。
無料でも機能十分な「Commander One」
Commander Oneはmacで使えるファイラーソフトです。3,680円課金するとさまざまな機能がアンロックされますが、普通に使う分には課金しなくても十分な機能を有しています。デュアルペイン型なので、コピーや移動が簡単に行えるのがポイント。課金すればiPhoneやAndroidをmacにマウントできるようになったり、オンラインストレージに接続できたりします。
エクスプローラー風のシンプルな操作画面「wiro2」
Windows 10に対応し、2画面で操作できるシンプルなファイラーソフトがwiro2です。エクスプローラー風で操作できるため、Windowsに慣れている人なら非常に使いやすいでしょう。タブ機能を搭載しており、階層別にフォルダやファイルの場所確認、圧縮されたソフトの中身確認ができるほか、削除や移動なども、本ソフトの中で全て完結できます。
プレビュー機能搭載の「QTTabBar」
複数のフォルダを開いて、画面がごちゃごちゃしてしまうのが苦手な人におすすめなのが、QTTabBarです。本ソフトはマウスポインタをファイルの上に置くだけで拡大表示できるほか、動画もプレビュー再生できるなど細かい機能が充実しています。さらに、プラグインも揃っているので、自分好みに使いやすいファイラーソフトへ拡張できますよ。
キーボードオンリーで操作可能「NyanFi」
NyanFiは2画面で操作できる便利さに加えて、マウスを使わずキーボードだけで操作できるのが特徴のファイラーソフトです。マウスを使わず、キーボードから手を離さないで完結したい人には最もおすすめのソフトでしょう。さらに、デザインや操作も細かく設定できるなど、マニュアル操作をしたい人にとって使い勝手がいいソフトです。その分、簡単にファイルを管理していきたい人にとっては少々難しいソフトかもしれません。
「Q-Dir」
Q-Dirは2画面化どころか4画面化にまで対応しているソフトです。2画面だけでは足りないと思っている人にとって、本ソフトはカスタマイズ性が高く、非常に使いやすいソフトでしょう。フォルダのレイアウトや機能も充実しているため、自分の使いやすいように変更できます。もちろんWindows 10にも対応しているので汎用性も高いでしょう。
まとめ
ファイラーソフトは大きな部分に違いはないものの、使い勝手の良さやカスタマイズ性など細かい部分でさまざまな違いがあります。そのため、ファイラーソフトを選ぶ際は自分がどのようにファイルを管理したいのかを考えながら、使い勝手や機能を吟味して選んでいきましょう。