動画から静止画に切り出せれば、写真を取りにくい場面でも、ムービーを撮っておいて後からお気に入りのシーンを撮影できます。例えば、動きの激しいものを撮影するとき、通常の写真ではブレてしまう場面でも、動画ならベストショットを選びやすいですよね。子供の運動会やペットの動画などを写真として保存しておくのにも便利です。そこで本記事では動画から静止画を切り出すためのおすすめソフト7選をまとめました。加えてiPhoneやAndroidスマホ等で使えるアプリも紹介しているので、スマホで動画を撮る機会が多い方はぜひ参考にしてみてください。
動画から静止画を切り出すソフト7選
動画から静止画を切り出すと、GIFアニメーションを簡単に作れたりパラパラ漫画として再生できたりします。もちろん、お気に入りのショットをサムネイルに使用するのもいいですね。そんな静止画へ切り出すためのソフトを7つまとめたので、おすすめが知りたい方はぜひご覧ください。
PlayerFab オールインワン
PlayerFab オールインワンはほぼ全ての動画に対応したメディアプレーヤーです。動画の再生から音楽の再生までこなし、本ソフトがあれば他のメディアプレーヤーは必要ないくらいの充実度。その上、お気に入りのシーンを保存しておくためのスクリーンショット機能も搭載されています。撮影した動画を本ソフトで確認しながら、お気に入りの場面を保存できますよ。
使い方は簡単。切り出したい動画を「ディスク」または「ビデオ」から再生し、
「設定→スナップショット」で保存先と保存形式を選択。
あとは静止画にしたいところで動画をストップし、「Sキー」を押せば保存できます。
VideoProc
VideoProcは720p~4K動画にまで対応した本ソフト。静止画切り出し機能を使えば簡単に動画を静止画として保存できます。非常に使いやすいソフトなので、初心者~中級者まで多くの層に愛されているソフトです。切り出し以外にも多機能な本ソフトですが、動作が軽く処理速度も速いため、すぐ落ちるなどの心配やストレスがないのは嬉しい点ですね。
「ビデオ」から動画を追加し再生、カメラマークをクリックすると静止画が切り出せます。
wondershare Filmora
wondershare Filmoraは動画編集ソフトとして人気が高く、日本ユーザーもたくさん抱えているソフトです。動画編集の1つとして搭載されているプレビュー機能で好きな場面を切り出せます。多彩な編集機能があるので、動画編集ソフトとしても優秀ですし、無料で使える試用版もあるので、気軽にお試し可能です。
動画をインポートしてカメラマークを押すだけで動画から静止画を切り出せます。
そのまま編集もできるので便利ですね。
VideoPad
VideoPadはプロ仕様でありながら、初心者にも使いやすい動画編集ソフトです。機能の1つに「クリップのスナップショットを撮る」があるので、簡単に静止画として保存できます。個人的に利用するだけであれば、無料で使える体験版で十分なのも魅力ですね。
VideoPadで静止画を切り出すには、動画の上で右クリックをしましょう。
あとは画質を選択してOKを押せば完了です。
Vidmore スクリーンレコーダー
シンプルなUiを搭載して、直感的に操作できるのがVidmore スクリーンレコーダー。本ソフトでは、録画中の動画から静止画を取り出せます。
ホーム画面にスクリーンキャプチャーボタンが用意されているので、初心者でも迷うことなく写真の切り出しを行えます。何も分からない初心者の方がビデオ動画を写真にする方法を探しているならおすすめです。
【フリーソフト】VLC media player
VLC media playerはオープンソースで開発されているメディアプレーヤーで、無料利用できるソフトです。無料ソフトは知識が必要になるケースも多いですが、本ソフトは初心者向けとなっており、スナップショットを撮る方法も非常に簡単。
「ビデオ」のメニューから「スナップショットを撮る」をクリックすればいいだけなので、直感的にお気に入りのショットを保存できますよ。
【フリーソフト】GOM Player
GOM Playerはさまざまな動画を再生できるメディアプレーヤーで韓国の会社が提供しているソフトです。基本的には動画再生用ソフトではありますが、静止画を切り出すのも簡単に行えます。
GOM Playerの場合は「再生」のタブに「スクリーンショット」がありますよ。
動画から静止画を切り出すウェブツール2選
ウェブツールを使えば、ソフトをインストールする必要なく、今すぐ動画から静止画に切り出せるので、ソフトインストールの手間がいりません。また、ソフトを使うほどたくさんの写真にする必要がない方や、1回だけ使いたいと思っている方はWebツールでも十分ですし、何より無料で使えるコスパの良さが魅力です。
AirMore
AirMoreは無料で使えるウェブツールです。サイトに動画を追加して、切り出したい部分を選んで保存するだけの簡単操作が魅力なツール。切り出したい部分の選択はワンクリックで完了するので、ソフトを使ったことがない初心者でも簡単に静止画への切り出しができます。
静止画を切り出したい動画を再生し「スクリーンショット」をクリックするだけ。最後にまとめてダウンロードもできます。
一度に保存できるのは5枚までと決まっていますが、間違って撮影してしまった場合でも、間違った写真を削除してから新たに撮り直すこともできるため、非常に使い勝手がいいです。
Awesome Screenshot
Awesome Screenshotはパソコンの画面をキャプチャできるツールです。範囲を指定してキャプチャする機能とPC画面全体をキャプチャする機能に分かれており、好きな方を選択して切り出せます。範囲指定してキャプチャすれば、後から不要な部分をカットする必要がないので便利ですね。
本ソフトはキャプチャツールなので、動画再生ソフトと違って、パソコンの画面なら何でもキャプチャできるのが嬉しいところです。
【iPhone】動画から静止画を切り出せるアプリ「MoviePic」
iPhone動画から静止画にしたいと思っている人もいるでしょう。最初に思いつくのが、iPhoneのスクリーンショット機能ですよね。しかし、オリジナルのスクリーンショット機能は微調整が結構大変です。そこでおすすめなのがMoviePic。
本アプリはバーを動かすだけで簡単にコマ調整ができるだけでなく、「-」「+」ボタンで1コマずつ調整もできます。そのためiPhone動画から静止画にしたいときに起こりがちな、丁度いいところで止まらない現象を解消できるのが魅力です。
【Android】動画から静止画を切り出せるアプリ「AfterShutter 4K」
Androidのスマホ動画を写真にする方法を探している人におすすめなのが、AfterShutter 4Kです。動画を再生しながら、お気に入りの部分でシャッターを押せば簡単にベストショットを切り出せます。
そのためアプリ操作に慣れていない方や、細かく切り出す部分を設定するのが億劫な人に向いています。スマホ動画を写真にする方法を探しているけど、簡単なものが見つからないと思っているあなたにぜひ使って見てほしいアプリです。
まとめ
動画から静止画を切り出せば、今まで逃していたベストショットを思い出として残しやすくなります。最近はスマホで撮影する機会の方が多いと思いますが、スマホでも動画を切り出せるアプリが出ているので、自分の使いやすいソフトやアプリを選んでみてください。