今回はどの動画編集ソフトを使うか悩んでいる方のために7つの動画編集ソフトをお勧めします。この7つの動画編集ソフトについて詳しくご紹介させていただきます。この中では無料で使えるソフトが3つ、そして有料で使えるソフトが4つと目的別に紹介していきます!
まずは手軽に動画編集を始めたい初心者の方からこれから頑張って本格的にプロを目指すという方まで参考になると思うのでぜひ見てみてください。
また、今回紹介する動画編集ソフトは全て日本語に対応していて、ウォーターマークいわゆるロゴも付いていないので、ご安心してください。
ちなみに、どの動画編集ソフトを使うにしても、マシンスペックはかなり重要になっていきますので、これに関しては全ての動画編集ソフトを紹介した終わったあとにまとめて比較します。ぜひ最後まで読んでください。
早速ですが、3つの無料ソフトについて紹介していきます。
無料動画編集ソフト1. DaVinci Resolve
最初に紹介したいのは 「DaVinci Resolve」という編集ソフトです。動画編集ソフトを探している人だったら聞いたことがあるかもしれません。
このDaVinci ResolveというソフトはオーストラリアのBlackmagic Designという映像機器のメーカーが作っている動画編集ソフトです。このソフトは無料で使えるものと有料で使えるもののバージョンが分かれています。だいたいこういう無料で使えるものというのは有料版の低下版で、いろんな機能制限があって使い物にならないイメージがあると思っていますが、このDaVinci Resolveに関しては例外と言えます。
この無料版のソフトでも4kで編集できて、高度なカラーの補正なんかもできて、本当にプロの映像クリエイターが使っても遜色ないぐらいの性能があります。実際にこのDaVinci Resolveソフトはハリウッド映画の編集とかにも使われています。
本格的なものなので、これから凝った編集をしていきたいとか、動画編集で自立したいな目標がある人にはこのソフトを使い始めるのをおすすめします。
このDaVinci Resolveの良い所でもあり、悪いところでもあるというのが、仕様が多すぎて初心者の方にはちょっと使いこなすのが難しいと思います。もちろんインターネットを調べたら使い方の動画をいろいろ見つかるんですが、気軽に編集を始めてみようという雰囲気ではないです。
しかし、無料でここまで凝った編集ができるソフトは他にはないので、お金を払いたくなく、本格的に動画編集やっていきたいという方にオススメできるのがDaVinci Resolveです。また、こちらのソフトはWindows のパソコンまた Mac の両方を対応しています。
無料動画編集ソフト2. iMovie
次に紹介したいのは「iMovie」という動画編集ソフトです。
iMovieというソフトは アップル製品を使っている人だったら、一度は見かけたことあると思います。iphoneであったり、ipad、Macのパソコンには標準で搭載されている無料の動画編集ソフトです。
この iMovie のいいところはとにかくシンプルで簡単に使えるということです。
映像素材をいくつか撮ってきて、それらを切り貼りして、簡単なテロップをつけてBGMをつけるといったシンプルな編集が一番やりやすいのがiMovieです。
また、iphoneやipad、macなどの製品を複数持っていたら、プロジェクトを共有できるというのもメリットだと思います。
残念ですが、このiMovieはWindowsのパソコンを使う方が使えません。
そして後ほど紹介する「Final Cut Pro」というiMovieの上位互換のソフトと比べたら、機能はやや制限されています。
実は、筆者自身はiMovieから動画編集をスタートしているので、AppleユーザーでiMovieを使える環境ならば、iMovieからスタートすることをお勧めします。
無料動画編集ソフト3. Shotcut
さて次に紹介するのは「Shotcut」という編集ソフトです。
このShotcutはiMovieとは違って、macbookやwindowsのパソコン両方で使えます。このShotcutという編集ソフトはオープンソースプロジェクトなんですよ。オープンソースプロジェクトというのは何かというと、利用者の目的を問わずソースコードを使用、調査、再利用、修正、拡張、再配布が可能なソフトウェアの総称であります。
つまり、無料版のDaVinci ResolveのようにEーメールアドレスを登録しなくても気軽にダウンロードすることができて、動画編集を簡単に始められます。
このShotcutという編集ソフトで簡単な編集は完成できます。先に紹介したiMovieでできるようなことはだいたいできます。しかしながら個人的な感想なんですが、ユーザーインターフェイスがオープンソースというだけあって、ちょっともっさりしてるんですね。なので、編集の初心者の方は少し戸惑うことがあるかもしれません。
また、このShotcutという編集ソフトもYoutubeで検索すると使い方の動画がいっぱい出てくるので、それを見れば問題なく使えるのかなと思います。
さてそれでは続いては有料版の編集ソフトを4つ紹介したいと思います。
有料動画編集ソフト4. Flimora
まず最初に紹介したいのは「Filmora」という編集ソフトです。
このソフトはマーケティングに力を入れているので、web広告で見たことがある人は多いと思います。
このソフトの特徴はデザインが直感的で初心者の方でも扱いやすいユーザーインターフェース画面です。そして誰でも簡単におしゃれな映像が作れるテンプレートであったリ、プラグインが充実していることが挙げられます。
ソフトの料金について
【サブスクリプション版】 | 一年間プラン 1 PC 6,980円くらい |
【永続ライセンス版】 | 買い切りプラン 1 PC 9,980円くらい |
サブスクリプション版と永続ライセンス版の違いはサブスクリプションの方はソフトがアップデートされた時も継続して、その最新版を使えます。
Filmoraのメリット
- 買い切り/サブスクリプションと料金体系が選べます。
- 無料お試し版が使えます。
Filmoraのデメリット
- 音声のエフェクトが少ないです。
- アニメーションのカスタマイズに少し制限があります。
このFilmoraというソフトはプロは目指さないけど動画編集を楽しんで色々こだわってやっていきたいという方にオススメです。
有料動画編集ソフト5. Power Director
続いては【PowerDirector】という動画編集ソフトです。
このソフトのいいところはプロ並みの細かい編集ができるのに、操作性が簡単で初心者の方にも扱いやすいという点です。
このPowerDirectorというソフトは今まではWindowsでしか使えなかったんですが、最近Macのパソコンにも対応するようになったみたいです。
このソフトも料金体系がいくつかありまして、買い切りとサブスクリプションがあります。
【サブスクリプション版】 | 1ヶ月2,180円 12ヶ月8,480円 |
【買い切り版】 | 12,980円 |
サブスクリプションと買い切りの違いところは何ですか?サブスクリプションは期間契約モデルの方は「Shutterstock」という素材が使えるようになります。
PowerDirectorのメリットとデメリット
動画を作るなら、いろんな素材が必要ですよね。挿入する写真や動画、そしてBGMの音楽のようなものを「Shutterstock」という世界的な素材サイトを使うことができます。このサブスクリプションモデルを契約しておくことで、別で著作権フリーの音楽を探してこなくても、品質の高いShutterstockの動画素材や音楽素材などを使えるというのが大きいメリットかなと思います。
デメリットとしてはプラグインやエフェクトなど複雑な編集ができるようになるんですが、チュートリアル動画があまりないです。しかし、この【PowerDirector】の公式 Youtubeチャンネルでチュートリアルをアップロードしているので、それだけでも結構勉強になると思います。
有料動画編集ソフト6. Adobe Premiere Pro
続いて紹介するのが 【Adobe Premiere Pro】という動画編集ソフトです。
こちらの編集ソフトは世界的に最も知名度の高いソフトだと言えます。
Youtubeなどの動画編集はもちろん、映画であったり、CMなんかも、このソフトを使って作れるので、機能に制限はないと思っています。
このソフトは基本的にはサブスクリプションになります。
【サブスクリプション版】 | 月額プラン:3,828円 年間プラン:28,776円 |
サブスクリプションですので、随時アップデートがあって、常に最新のソフトウェアが使えます。
また、このソフトはWindowsのパソコンでもMacでも両方を対応しています。そしてプロの現場でも使われているソフトなので、 Premiere Proを使える前提で仕事の募集があることが多いです。動画素材をインターネット上に置いて、各自アクセスして行うチーム編集もできます。
なので、将来的に動画編集で仕事をしたい編集の副業がしたい方はこのPremiere Proを選ぶことをおすすめします。
しかし、Premiere Pro動画編集ソフトの料金他のソフトと比べて、ちょっと高いと思います。サブスクリプションで年間2万8000円くらいかかるので、それなりのやる気がないとハードルが高いかもしれません。
また、プロでも使える編集ソフトなので、それなりに操作難しいです。しかしこれは前述のPowerDirectorとは違って、チュートリアルがインターネット上でほぼ無限大に見つかります。
有料動画編集ソフト7. Final Cut Pro
そして最後に紹介するのは【Final Cut Pro 】という編集ソフトです。こちらのソフトは Windowsには対応しなくて、MacbookやiMacなどでしか使えません。
Final Cut Proという編集ソフトもPremiere Proと並んで人気の高い動画編集ソフトの中でも最も評価が高いと言われています。Macユーザーにはぜひおすすめの動画編集ソフトです。
料金について
【買い切りモデル】 | 36,800円 |
最初の方に紹介したiMovieという動画編集ソフトと基本的には操作性が一緒ですので、iMovieのショートカットがそのまま使えますし、iMovieの操作感で複雑の編集ができるようになる感覚があります。
Premiere Proと同様に映画やミュージックビデオで使用されるなど高いレベルの編集が可能です。
また、Apple が作ってソフトウェアなんでMacとの相性が良くパソコンの処理のスピードが早いです。
最後に、買い切りモデルなので、コストパフォーマンスがいいです。
デメリットとしてはWindowsのパソコンで使えないということです。また、動画編集の仕事依頼ではPremiere Pro前提の募集の方が多いです。
もし動画編集で仕事をしていきたいなったら先に紹介したPremiere Proであったり、あとはDaVinci Resolveの募集とかも結構増えてきているので、そういった2つを選択した方がいいかなと思います。
パソコンの性能から動画編集ソフトを比較
パソコンの低スペックから高スペックまでの並び順
1. iMove
2. Shotcut
3. Power Director
4. Filmora
5. Final Cut Pro
6. DaVinci Resolve
7. Premiere Pro
特に、Final Cut Pro、DaVinci Resolve、Premiere Proのような複雑な編集ができる編集ソフトは動作が重いです。
最後に
今回はおすすめの動画編集ソフトを7つ紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
それぞれの動画編集ソフトのメリットやデメリットがありますので、皆さんが目的やレベルに合わせて動画編集ソフトを選んでいただけたらと思います。