CD書き込みソフトはファイルやフォルダをCDに書き込めるソフトのことです。CD書き込みソフトを使って音源をCDにすると、PC上のデータを外部で保管できたり、いつでも自分の好きな形式に変換し直せるメリットがあります。本記事ではそんなCD書き込みソフトのおすすめ11選をまとめました。PCのデータをCDにしたいけど、どんなソフトを使えばいいか分からないと思っている方はぜひ参考にしてみてください。
CD書き込みソフトとは?
CD書き込みソフトとはファイルやフォルダを、CD / DVD / Blu-ray に書き込むことができるソフトのことで、別名「ライティングソフト」とも呼ばれています。ソフトの中にはISOファイルに対応したもの、イメージファイルの展開および変換できるものなどがあり、用途によって種類はさまざまです。CDに書き込むことでバックアップとして残しておけるほか、いつでも自分の好きな形式に変換し直せるメリットがあります。
CD書き込みソフトおすすめ11選
CD書き込みソフトはISOイメージファイルに対応したものから、複数のフォーマットを直接CDへ書き込めるものなど用途に合わせてたくさんあります。そのためどれにしようか迷ってしまう人も多いでしょう。そこでここではおすすめのCD書き込みソフト11選をまとめました。それぞれ簡単に紹介していくので、参考にしてみてください。
150種類以上のフォーマットに対応「DVD Memory」
FilmoraやUniConverterなどさまざまな人気ソフトをリリースしているWondershareによるCDライティングソフト。DVD Memoryは150種類以上のフォーマットに対応し、mp3をCDに書き込めるCD-R書き込みソフトです。シンプルなUI採用で、CD-R書き込みソフトを使ったことがない人も簡単にオリジナルCDを作れます。もちろん日本語にも対応しており、英語が分からない人でも安心してオリジナルCDの作成ができますよ。
m4aをCDに書き込める「iTunes」
iTunesCD書き込みフリーソフトとしても使えるMacCD書き込みソフト。Apple社のソフトなだけあって、m4aをCDに書き込めます。もちろんmp3なども書き込めるので、プレイリストをCDとしてバックアップしておきたい時や、CDで再生させたいときに便利です。また、MacCD書き込みソフトは珍しいので、m4aなど特定のフォーマットを書き込むときに重宝します。ちなみにiTunesはMacでしか使えないイメージがあるかもしれませんが、Windowsもサポートしていますよ。
扱いやすいのに多機能「ImgBurn」
MP3などの音源データをCDに書き込めるCD書き込みフリーソフト。多機能で使いやすく、CD以外にもさまざまな作業ができます。初見では分かりづらい部分もありますが、利用者が多いので、使い方がネット記事に分かりやすく記載されています。万が一分からない部分があっても、すぐに検索できるため安心です。
シンプルさが魅力の「BurnAware Free」
BurnAware Freeは無料で使えるうえにシンプルな行程でCDを作れるライティングソフトです。目的のライティングモードを選択して焼きたいファイルやフォルダを指定するだけなので、初心者でも扱いやすくなっています。ImgBurnと比べると、複雑な工程がないのでとりあえず音源をCDにしたいだけといった方にはおすすめです。
CD書き込みもできる「Windows Media Player」
Windows Media Playerは音楽やムービーの再生に使われるソフトですが、実はCD書き込み機能も搭載されています。使い方も非常に簡単で、単純にCD書き込み画面に切り替えるだけです。書き込みたい順番を指定して書き込み開始ボタンを押せばいいので、複雑な作業もなく完了するのが魅力。
確認機能も搭載した「CDBurnerXP」
CDBurnerXPはたくさんのフォーマットに対応したCDライティングソフトです。MP3 / WAV / M4A / MP4 / WMAなどを始め、M3U / M3U8 / WPL / NRA / CUE 形式にも対応しています。さらに、書き込んだCDのデータを読み出せるか確認できる「ベリファイ」機能も搭載しているので、一度他のソフトで再生する手間がありません。
音楽CDライティングに特化した「Burrrn」
(softonicより)
Burrrnは音楽CDに特化したライティングソフトです。WAV / MP3 / OGG / AAC / M4A / MP4 / APE / FLAC / WV などさまざまな形式を音楽CDとして残せます。ファイル名が半角英数字でなければいけませんが、メジャーな形式だけでなくマイナーな形式も変換なしで書き込めるのが嬉しいソフトです。
シンプルかつ高性能な「InfraRecorder」
InfraRecorder最大の特徴といえば、とても分かりやすいシンプルなUIでしょう。そのため、ライティングソフト初心者でも直感的にCD書き込み作業ができます。CDに対応しているのはWAV / MP3 / WMA / OGGと少なめですが、異なるフォーマット同士も一緒に書き込めるので、1曲だけ違うといった場合も変換しなくていいのが便利です。
フリーソフトなのに充実の性能「DeepBurner」
DeepBurnerは無料で使えるソフトではありますが、オートランメニュー作成、マルチセッションディスク作成、ラベル作成といった機能もついており、他のフリーソフトと比べても充実しています。音楽CDはMP3 / WAVE / OGG ファイルからしか作成できませんが、基本的なMP3があるのでほぼ困ることはないでしょう。
データCDを作成できる「Image Master」
(窓の社より)
基本的にはイメージファイルの展開・作成・変換を行えるソフトですが、ファイルやフォルダを元にデータCDを作成することもできます。英語版しかありませんが、簡単な英語が分かる人なら問題なく使用できるでしょう。音楽CDではなくデータCDを作成したいだけなら本ソフトがおすすめです。
インストール不要で軽量の「Power Laser Express」
(gigafreeより)
Power Laser Express最大の特徴といえば、インストール不要なうえに軽く使えることでしょう。事実、ファイルサイズが500KBと非常にコンパクト。そのため、外出先でも軽く使えるのが嬉しいですし、データCDをどこでも簡単に作成できるようになります。書き込み操作が3ステップ以内にできる手軽さも魅力の一つ。
まとめ
CD書き込みソフトを使えば誰でも簡単にPC上のデータをCDに書き写せます。しかし、CD書き込みソフトにもたくさん種類があって迷ってしまうので、まずは本記事で紹介しているソフトを確認し、自分の目的にあったCD書き込みソフトを見つけてみてくださいね。「CDライティングソフトだと思ったらDVD専用だった!」というのはよくある失敗なので、必ずCDをサポートしているソフトを選んでください。