「テレビ番組をBlu-rayに録画して、さらにコピーしようと思ったけど上手くいかない」なんて経験ありませんか?または、レンタルBlu-rayのコピーが上手くいかない人もいるでしょう。それは、著作権保護のコピーガードによって、データが守られているためです。あらたなディスクへコピーするためには、コピーガードを解除しなければいけません。
そこで本記事では、Blu-rayのコピーガードを解除できるソフトについてまとめました。例えば、海外版のBlu-rayを再生したいと思っている方はぜひ参考にしてみてください。「そもそもコピーガードとは?」という基礎的な点からていねいに解説していきますよ!
そもそもコピーガードとは?
コピーガードはDVD/Blu-ray/VHS/CD/MDなどのメディアコンテンツが不正にコピーされたによう施されている技術です。市販やレンタル問わず、基本的にコピーガードは設けられています。解除するためには専用の保護解除ソフトが必要です。また、コピーガードにはいくつかの種類があり、ソフトによって解除できるものも異なります。
RC |
特定の地域でのみ再生可能 |
---|---|
CSS |
DRM保護の一部 (市販やレンタルでよく使用される) |
UPO |
視聴以外の操作を禁止する |
ソニーARccOSプロテクション |
DVDのコピーを阻止 |
RipGuard |
DVDのコピーを阻止 |
CPRM |
デジタル放送を1回のみコピー可能 (CPRMに対応したDVDのみ) |
AACS |
Blu-ray用プロテクト規格 |
ブルーレイコピーガード解除ソフトおすすめ12選
ブルーレイのコピーガード解除は技術レベルが高いので、DVDコピーガード解除ソフトでは意味がありません。ブルーレイのコピーガードを解除する際は、必ずBlu-rayに対応しているソフトを選びましょう。
DVDFab Blu-ray コピー
DVDFab Blu-ray コピーはブルーレイをコピーするソフト。コピーをする過程でAACS、BD+、RC、UOPs、BD-Live™、BD-ROM Mark、BD-J、CCI、リージョンコードなど、あらゆるコピーガードを解除できます。さらにハードウェアアクセラレーション技術が搭載されており、コピーガード解除だけでなくコピーも高速。コピーガードを解除する技術は業界トップクラスなので、コピーガード解除ソフトに迷ったときは本ソフトを選んでおけば間違いありません。
DVDFab Blu-ray コピーはブルーレイディスクをコピーするだけでなく、BD50をBD25に圧縮することもできます。BD50をBD25に圧縮する場合は、1時間以内にコピーが完了できます。BD50への無劣化コピーは、より速く処理でき、約20~30分かかります。3Dブルーレイも対応します。·
DVDFab HD Decrypter
DVDFab HD Decrypterは完全無料で使えるソフトでありながら、対応しているコピーガードの数が多いソフトです。その上アップデートの頻度も多く、1年前のコピーガードまでなら無料で解除できます。基本的に無料で使えるものの、最新のコピーガードを解除したいなら、有料版へのアップグレードが必要です。とはいえ、少し使うだけなのでお金をかけたくない…という方には高性能で安全に使えるためおすすめできます。
MakeMKV
MakeMKVはコピーガードを解除しながら、MKV形式で保存できるソフトです。リージョン コード、AACS、BD+ 暗号化などを解除できます。ただ、MKVファイルはサイズが大きいため、圧縮するための別ソフトが必要かもしれません。また、標準の形式ではないことから、多くのデバイスで再生できない可能性があります。
DVD Shrink
完全無料なコピーガード解除ソフトとして有名なソフトです。APS、CSS、UOPs、RC/RCEなど一部のコピーガードに対応しています。既に開発終了しているため、最新のコピーガードに対応していませんが、ソフト自体は使用可能です。コピーガード解除しながらディスクのコピー、データ圧縮、データバックアップなどさまざまな機能があるため、開発終了した今でも全世界から人気を集めています。
DVDFab Passkey for ブルーレイ
DVDFab Passkey for ブルーレイを使えば暗号化されたBlu-rayおよびDVDの保護を解除できます。日本独自のコピーガードであるCPRMの解除に対応している点も特筆すべきポイント。有料ソフトですが30日間は機能を無料でお試しできます。リージョンコードのリセットも可能なので、海外制ディスクを読み込みたい時に便利です。ただし、使えるOSはWindowsのみ。Macでは利用できません。Passkeyの使い方はこちらへ。
DVD Decrypter
主にリッピングやDVD/Blu-rayのバックアップ用ソフトです。その過程でメディアのコピーガードを解除できます。APS、CSS、UOPs、RC/RCEの技術に対応していますが、現在は開発を中止しているため、最新のコピーガードは解除できません。また、基本的には英語表記であり、日本語で使いたい場合には日本語化ファイルをインストールして、DVD Decryperに適用する必要があります。
4videosoft ブルーレイコピー
4videosoft ブルーレイコピーはさまざまなディスクを空のディスクにコピーできるソフトです。ブルーレイプロテクト解除しながらコピーするので、そのままクローンディスクを作成できます。最大の特徴は入手しやすい価格帯でしょう。体験版を使って無料でお試しすることもできます。
Leawo Blu-rayコピー
ブルーレイプロテクト解除は基本的に難しい技術なのですが、Leawoは優れた技術力によってBlu-rayのコピーガードを簡単に解除してくれます。そのためLeawo Blu-rayコピーは利用ユーザーも多く、日本国内でも人気のソフトです。5,000円ほどの料金はかかりますが、その分初心者でも分かりやすくなっています。
BurnAware Free
直感的な使いやすさが魅力のBurnAware Free。ディスク→ディスクへの書き込みはもちろん、書き込みエラーなども確認できます。また、DVD/Blu-rayだけでなくCDの書き込みにも対応しているのがポイント。ただし、初期状態では英語表記なので、日本語で使いたい場合は設定しなければいけません。
VideoSolo BD-DVDリッピング
DVDとBlu-rayをリッピングするだけでなく、動画編集やBlu-rayの圧縮機能も備えたソフト。強力なコピーガード解除性能を誇り、さまざまな保護を簡単に解除してくれます。事実、コピーガード解除が難しいと言われるディズニー作品にも対応。そのうえ初心者向けに作られており、操作画面も分かりやすいです。
Tipardブルーレイコピー
市販/レンタルのコピーガード解除に対応している本ソフト。AACS、リージョンコード、BD+などを簡単に解除できます。フルディスク/メイン/クローン/データの4つからコピーモードを選択でき、目的に合わせた利用が可能です。また、複雑な初期設定も必要ないため、ソフトを購入した日から使い始められます。ただし、本ソフトはBlu-ray専用なので、DVDには使えません。
HandBrake
HandBrakeはフリーソフトで、一部のコピーガードを解除できます。使用可能OSはWindows/Mac/Linuxです。DVDをリッピングしながらコピーガードを解除でき、ほとんど全ての動画フォーマットを、iPhoneなどのフォーマットに変換できます。ただし、最新のコピーガードには対応しておらず、バグや解読できないコピーガードが多いという口コミも。他のブルーレイリッピングソフトと併用するなどフォローが必要かもしれません。
まとめ
Blu-rayのコピーガードを解除できるソフトはたくさんあります。ただ、無料版は知識がある前提で作られているケースが多く、初心者に扱いづらい可能性も高いです。そのため、無料だからという理由だけではなく、簡単に使えるかどうかも視野にいれて選びましょう。
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