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「Blu-rayをパソコンで再生したいのに、なぜか動作しない」と悩んでいませんか?DVDが再生できるのに、Blu-rayが再生できないのは不思議ですよね。
結論からいえば、Blu-rayが再生できないのは「準備不足」かもしれません。準備とは、再生するための機器だけでなく、スペックなども含まれています。例えば、正常にパソコンが使えて、ドライブもBlu-ray対応のものを持っているのであれば、PCスペックに問題があるかもしれませんね。
そこで本記事では、Blu-rayをパソコンで再生するにはどうすればいいのか具体的にまとめました。特に、再生するためのドライブがあるのに、Blu-rayだけ再生できないと悩んでいる方はぜひご覧ください!
Blu-rayをパソコンで再生するための3つの手順
パソコンブルーレイ再生できるか知りたい人はたくさんいるでしょう。結論からいえば、パソコンでブルーレイ再生はできます。ここでは、再生するにあたって知っておきたい手順をまとめました。
パソコンのスペックを確認する
実はドライブの性能より重視したいのがパソコンのスペックです。というのも、実はBlu-rayの再生でCPUにかかる負荷は相当なもの。そのため、CPU性能Pentium D 935(3.2GHz)以上、メモリは512MB以上(1GB以上推奨)なければいけません。CPU性能が基準を満たしていない場合、PCブルーレイ再生したときカクカクした映像になったり、そもそも再生できなかったりします。
ドライブの有無と対応ディスクを確認する
スペックが十分だったら、パソコンブルーレイ再生するためのドライブがあるか確認します。また、ドライブによって再生可能なディスクが異なるので、そちらもチェックしていきましょう。
ドライブの有無を確認する
まず使っているパソコンにドライブが備わっているか確認します。デスクトップPCの場合は備わっている可能性が高いです。しかし、最近のノートPCには備わっていないケースが多いと思います。その場合は別途外付けドライブを購入しましょう。
内蔵ドライブの場合は対応ディスクを確認する
PCにドライブが備わっているのであれば、対応ディスク(BD-RE、BD-ROMなど)を本体のメニュー画面から確認してください。例えばWindowsならスタートからプロパティを開き、デバイスマネージャーにあるDVD/CD-ROMドライブをクリックすると、ドライブの型番が出てきます。
再生ソフトをインストールする
最後にBlu-rayを再生するためのソフトをインストールしましょう。Blu-ray再生に対応しているなら、基本的に何でもOKです。
しかし、これからドライブを購入する予定なら、Blu-ray再生ソフトが同梱されている商品がいいかもしれません。ドライブを購入するだけで再生ソフトも付いてくるため、確実性がありますし、何よりソフトを探す手間が省けます。
例えばバッファローのBRXL-PT6U3-BKC、アイ・オー・データ(I-O DATA) 外付けブルーレイドライブ BRP-UT6Cなどはドライブを購入するとソフトも同時についてきますよ。
Blu-rayをパソコンで再生する方法
Blu-rayをパソコンで再生するには内蔵ドライブと外付けドライブを使う2パターンがあります。基本的にはディスクを入れるだけで再生可能ですが、詳しい方法をみていきましょう。
内蔵ドライブでBlu-rayを再生する方法
パソコンでブルーレイを見る方法として最も簡単なのは、内蔵ドライブを使う方法です。使っているパソコンに内蔵ドライブがあれば、Blu-rayディスクを入れるだけで再生できると思います。ただ、内蔵ドライブ搭載のノートPCは非常に少ないので、必然的にデスクトップPCや外付けドライブを購入する必要が出てくるでしょう。
外付けドライブでBlu-rayを再生する方法
内蔵ドライブがない場合は外付けドライブを購入して再生できます。外付けドライブは1万円前後で購入できるものが多く、新たに内蔵ドライブ付きPCを購入するより手軽です。外付けドライブはUSBで接続して、内蔵ドライブと同じようにBlu-ray再生できます。
Blu-rayをパソコンで再生できないときの原因
Blu-rayをパソコンで再生できないときは、スペック、ソフト、ドライブのどれかが対応していないか不具合になっています。考えられる原因をまとめたのでご覧ください。
ディスクに指紋や汚れがある
Blu-rayを再生する前に、ディスクの指紋や汚れを確認しておきましょう。万が一指紋や汚れが付着している場合は、メガネ拭きなど柔らかい布でそっとふき取ります。強く擦り過ぎると傷がついて再生できない可能性があるので注意してください。もしも落ちない場合は水を湿らせた布を使って、ディスクの中心から外側に向かって拭きとっていきます。その時、 ベンジン、シンナーなどの溶剤や静電気防止剤を使うのは厳禁です。
パソコンのスペック不足
Blu-rayの再生に必要な条件は基本的に高いので、それなりのスペックを誇るPCでなければ再生できません。一般的に必要となるパソコンのCPU性能はPentium D 935(3.2GHz)以上、メモリは512MB以上(1GB以上推奨)といわれています。
コピーガードがかかっている
基本的にレンタルも市販も、Blu-rayディスクにはコピーガード付きのケースがほとんどです。そのため、無料再生ソフトなどでは視聴できない可能性もあります。そういった場合には、有料のソフトを使うなどしなければいけません。
リージョンコードが対応していない
市販のBlu-rayにはリージョンコードが設けられています。リージョンコードとは再生可能地域番号のことで、これが一致していないと再生できません。また、市販でなくても海外の放送を録画したディスクも、基本的には再生できないので注意しましょう。
外付けドライブの不具合
外付けドライブを使用して上手く再生できない場合、内部に汚れが溜まっているケースが考えられます。このような場合は、レンズクリーナーを使用して汚れを拭きとってみましょう。もしくは、接続端子の不具合なども考えられます。接続端子の変更や再起動を試してみると、正常に動作するかもしれません。
【おまけ】ブルーレイPC取り込み方法
Blu-rayのデータをPCに取り込む場合は、リッピングソフトを使います。ソフトによって取り込める形式が異なるほか、動画編集機能が付いているものなどさまざまです。ソフトをインストールしたら、Blu-rayディスクのデータを読み取り、お好みで最適化したあと出力形式を選択して保存すれば完了。SDカードに保存したり他のデバイスに保存したりと、用途に合わせて出力形式を変換しましょう。
まとめ
Blu-rayをPCで再生するためには、ドライブの性能はもちろんのこと、Blu-ray再生に必要なPCスペックも必要です。そのため、現在のPCスペックが低いと感じる方は、他の機器を揃える前に高スペックのPCを検討してみるのもいいでしょう。
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