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PureRefを使えば、デスクトップの最前面に好きな画像を表示させておけます。何かの作業をするとき、画像を見ながら作業したい方には便利なソフトです。そこで本記事ではPureRefのダウンロード方法から使い方まで詳しく解説していきます。本記事を読めば、PureRefを全く知らない状態から、ショートカットキーを覚えるまで完璧です。これからPureRefを使う方はまず本記事を読んでみてくださいね。
PureRefってどんなソフト?
好きな画像をデスクトップの最前面に常時表示させておける画像ビューアーソフトがPureRefです。ソフトに好きな画像を入れるだけで、好きなサイズ、角度、透明度で表示できます。
例えば、画像を作るときに見本を常時表示させておきたいときや、見本を見ながら作業したいけど、ウィンドウの切り替えが面倒なときなどに使い勝手が良いソフトです。ただ、全ての文字が英語で表記されています。そのため英語が苦手な方は使いづらいと感じてしまうかもしれません。
しかし、PureRefは有名なソフトなので、ネット上に使い方や機能がたくさん載っています。そのため、分からない部分をピンポイントで検索すれば、使い方が全て理解できるのも魅力の1つです。
PureRefの使い方
PureRefはWindows、Mac、Linuxに対応したソフトです。BMP、DDS、GIF、ICNS、ICO、JPEG、JP2、MNG、PBM、PGM、PNG、PNM、PPM、PSD、TIFF、WEBP、XBM、XPM、TGA(TrueVision 2.0)といった主な形式に対応しています。
PureRefのダウンロード方法
まず、ダウンロードサイトを開きましょう。
「1. Choose platform」欄で、現在使用しているOSを選択します。
続いて下部のプルダウンメニューをクリックして、ダウンロードするファイル形態を選んでいきましょう。次に「2. Select amount」欄で寄付する金額を指定してください。
(寄付しないで使いたい場合は「Custom Amount」ボタンをクリック してから0を入力してEnterキーを押せばOKです)
「3. Checkout」欄にある「Download」ボタンをクリックすれば完了です。
利用規約が表示されるので確認しましょう。
最後にインストールをクリックしてください。
これでダウンロードしました。
こちらがソフトのインターフェースです。
PureRefを常に最前面に表示させる設定
常にウィンドウを最前面に表示させたいときは、右クリックでメニューを開いて、中盤辺りに表示されている「Mode」を選択。「Always On Top」にチェックが入っていれば最前面に表示できます。
反対に、チェックを外すと解除可能です。
PureRefの基本的な使い方
PureRefを立ち上げると真っ黒なウィンドウが表示されます。基本的には、画像ファイルを黒いウィンドウの中にドラッグ&ドロップするだけで画像表示が可能です。
また、上下4隅や左右の端にカーソルを合わせて移動することで、ウィンドウのサイズも変更できます。ちなみに、画像をドラッグ&ドロップしたからといって、画像が消えたり保存場所が変わったりすることはないので安心してください。
PureRefで画像を拡大・縮小する
画像をドロップすると、拡大されすぎてなんの画像か分からないことがあります。そんなときは、「ctrlキー」+「Altキー」を押しながら左右をドラッグすると、画像の拡大&縮小が可能です。
PureRefで不透明度を変更する
PureRefで画像の不透明度を変更したい時は、「Ctrlキー」+「Shiftキー」+「Altキー」を押しながらカーソルを左右にドラッグします。左にドラッグすると透明度が上り、右にドラッグすると透明度が下がるので、好みに応じて調整しましょう。
PureRefで画像を削除する
PureRefに表示させている画像を削除したいときは、消したい画像をクリックして選び、「Deleteキー」をクリックすればOKです。パソコン内に保存されている画像ファイル自体は削除されないので安心してください。
PureRefで画像を書き出す
キャンバスに表示させた画像を連結して書き出したいときは、キャンバス上で右クリック →「Save」→「Export」→「Scene」を選択すると可能です。
面倒な場合は、「Ctrlキー」+「Eキー」を押しても同じことができます。ここからファイルの保存を行うと、「Export Scene」というダイアログが表示されるので、画像の横幅、高さ、背景も出力するか、枠線も出力するか、品質などを指定して「Export」ボタンをクリックすればOKです。同じ容量で右クリック →「Save」→「Export」→「All Images」を選択すると、表示されている全画像を個別フィルとして書き出しもできます。
PureRefでメモリを節約する
大量に大きな画像ファイルを読み込むと、メモリの消費量も増えます。メモリを節約したいときは、「大きな画像ファイルを縮小」「Purファイルを分割」「UNDO回数を減らす」等の方法を試してみましょう。縮小するときは、Settingのところに「Auto downscale large image」という項目があるので指定してみてください。
こちらは写真表示の際に指定以上のサイズの画像を自動でリサイズしてくれる機能です。Purファイルの分割とは、用途別に画像を分けておくというだけのスタンダードな方法です。PureRefは複数起動できるので、それぞれを組み合わせるといった方法もあります。
PureRefのショートカットキー
ここでは便利なショートカットキーを一部紹介します。ここで紹介しているもの以外にも、たくさんのショートカットキーがあるため、興味がある方は調べてみてくださいね。
機能 |
ショートカットキー |
---|---|
設定 |
Ctrl+U |
取り消し |
Ctrl+Z |
マウスを透過:ウィンドウそのままに背面の他のツールの操作が可能 |
Ctrl+T |
最背面にウィンドウを配置 |
Ctrl+Shift+B |
最前面にウィンドウを配置 |
Ctrl+Shift+A |
選択した画像に合わせてウィンドウがリサイズ |
Ctrl+Shift+R |
配置画像に合わせてキャンバスを最適化 |
Ctrl+O |
キャンバスをクリア(まっさら)にする |
Ctrl+K |
画像の整列しキャンバスサイズを画像に合わせる |
Ctrl+Shift+P |
ドラッグすることで不透明度を変化させる |
左ボタン + Ctrl+Alt+Shift |
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PureRefは簡単な写真加工ができるソフトですが、白黒の写真をカラーにしたり、ぼやけた写真をクリアにしたりしたい方にはDVDFab 写真加工 AIをおすすめします。さらにDVDFab AI パックを利用すれば、写真だけでなく動画もAIを搭載したソフトで完璧に加工・編集が可能です。
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まとめ
PureRefは画像を見ながら作業したいときに、ウィンドウを変える手間がなくなる便利なソフトです。ただ、最前面に表示させておく設定などがあるため、分からない方は本記事を読み込んでしっかり理解してから使ってみましょう。