iPhoneからAndroidに機種変をしたのでトーク記録や写真を移行したい…そんな方におすすめしたいのが「iTransor for LINE」というソフト。確かにLINEにも引き継ぎ機能はありますが、異なるOS間の引き継ぎはできません。
そこでおすすめしたいのが、「Android→Android」「iOS→iOS」だけでなく「Android→iOS」という異なるOS間でデータ移行ができる本ソフトです。(2022年1月現在iTransor for LINEはMac版だけではiPhoneからAndroidへのLINEデータ転送が未対応ですが、Windows版なら対応済みです。)
特徴・注意点・無料版と有料版の違いなどを解説していきますので、何度も見返したい大切なLINEデータをお持ちの方はぜひご覧ください。
バックアップツール「iTransor for LINE」の基本情報
iTransor for LINEを開発するiMyFoneはLINEバックアップアプリだけでなく、WhatappバックアップアプリやiPhone不具合修正ソフトなどもリリースしています。
iTransor for LINEの運営会社
iTransor for LINEはソフトウェアやシステムの企画・開発・販売を行う中国の会社iMyFoneによって運営されています。iMyFoneは2015年に設立し、2022年現在7年目を迎えました。200ケ国以上の国でサービスを提供しており、ユーザーは世界中で200万人を超えています。グローバル向けのIT企業でありながら、ソフトは全て日本語に対応している点も魅力の一つでしょう。
iTransor for LINEの問い合わせ先
iTransor for LINEに関する問い合わせは公式サイト(https://bit.ly/348hl4I )から行えます。メールのマークをクリックしてお問い合わせフォームより問い合わせましょう。
iTransor for LINEの安全性
結論からお伝えするとiTransor for LINEは安全なソフトといえます。毎月100万以上のレビューが寄せられる世界的レビューサイト「Trustpilot」でも4.5という高ポイントを獲得しているからです。
imyfone 評判は上々でレビューを見てみると、
・カスタマーサービスがフレンドリーだった
・全体的なサービス品質に満足している
・私の場合はうまくできなかったが、きちんと返金対応してもらえたので星5つにした
など、高評価が多く挙げられています。
iTransor for LINEの3つの特徴
iTransor for LINEは基本的に無料で利用でき、他にはない高度な技術が搭載されています。大量のバックアップを取りたい方や異なるOS間でデータ移行をしたい方におすすめです。
AndroidとiOS間でデータ移行ができる
本来LINEはAndroidとiOSなど異なるOS間でのデータ移行ができません。AndroidはGoogleドライブ、iOSはiCloudというように、バックアップツールが異なるからです。一方、iTransor for LINEを使えば、AndroidとiOSなど異なるOS間でもデータ移行ができます。
ワンクリックで簡単に操作できる
iTransor for LINEなら初心者でもワンクリックで簡単にデータバックアップができます。バックアップされたファイルは別々に保存されるため、管理も簡単。機種やOSに制限を受けることなくスムーズにデータ移行やトーク履歴の出力ができます。
LINEデータをさまざまなファイル形式で抽出できる
iTransor for LINEならトーク内容をHTML形式で保存できるので、会話を検索するのも簡単です。他にもPDF、CSV、XLSで保存でき、そのままエクセルに貼り付けたりすることもできます。データを保存するだけでなく出力形式も選べるのは大きなメリットですね。
iTransor for LINEの使い方
iTransor for LINEのインターフェースはこれ以上ないくらいシンプル。左側のツールバーを選択してスタートボタンを押すだけで移行や保存ができます。
iTransor for LINEでデータを移行する
まずは転送元と転送先のスマホをUSBケーブルでつないで下さい。
接続されると、転送元のLINEデータが転送先のスマホに送られます。
最後に正常にデータが転送されたか確認しましょう。
iTransor for LINEでデータをPCに保存する
ソフトの起動画面で「バックアップ」アイコンをクリックします。
続いてスマホをパソコンにつなぎましょう。
スマホが認識されたら「スタート」を押して完了です。
iTransor for LINEを使うときの注意点
iTransor for LINEはLINEデータ移行ができる便利なソフトですが、引き継ぎ設定・料金・LINEコインについて知っておきたい注意点があります。
移行前は「LINE引き継ぎ設定」をオンにするのを忘れずに
LINEデータを移行するとき、必ず移行前のスマホで引き継ぎ設定をONにしておきましょう。引き継ぎ設定の有効時間はオンに設定してから36時間以内ですので、移行する直前にオンにすることをおすすめします。
iOSへのデータ転送は有料
iTransor for LINEでは、iOSへの移行のみ有料です。
Android→Android |
無料 |
---|---|
Android→iOS |
有料(1,980円〜) |
iOS→iOS |
有料(1,980円〜) |
iOS→Android |
非対応 |
「iOS→Android」転送は、公式サイトによると今後対応予定とのこと。最新情報は公式サイトでご確認ください。
移行後LINEコインやLINE残高は使用できない
LINEコインは異なるOS間では引き継ぎができません。移行する前に使い切ってから処理するようにしましょう。
iTransor for LINE無料版と有料版の違い
無料版 |
有料版 |
|
---|---|---|
料金 |
0円 |
1,980円(月間ライセンス) 3,980円(年間ライセンス) 5,980円(永久ライセンス) |
プレビュー機能 |
◯ |
◯ |
双方向転送 |
× |
◯ |
2台転送 |
× |
◯ |
データ復元 |
× |
◯ |
PCに一括エクスポート |
× |
◯ |
iTransor for LINEの無料版では、LINEデータのバックアップとその閲覧という基本的な操作ができます。注意点のところでも述べましたが、iOSへのデータ移行も無料版ではできませんので、少なくとも1,980円〜の支払いが必要です。支払方法はクレジットカードまたはPayPalに対応しています。
まとめ
iTransor for LINEは異なるOS間でトークだけでなくメディアのデータ移行が行える優れたソフトです。データを別のファイルに保存できるので、いろいろな人とのLINEでのやりとりを保存して思い出を眺めたい方におすすめします。iOSからAndroidへのデータ転送もできるので、使い方もさらに広がりそうですね!